猫のイラストが目を引くカードゲーム「キャットインザボックス」を遊ばせてもらったのでまとめてみました。


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テーマ世界観的なことはよく知らないけれど、なかなかダークな雰囲気の猫カードがまず配られる。

ベースはトリックテイキングということで本来は親の出したカードの色に合わせていくはずが、カード自体に色はなく自分で申告していくとのこと。

ルールを聞いた時点では不思議な感覚でやや「?」となるも、やっていくうちに「そういうことね」とすぐ分かってくる。

ただ考え方はわりとややこしかったりもして、同じトリックテイキングがベースの「ザ・クルー」をやった時を少し思い出しました。(ほんのさわりしか遊んでないけど)


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ようは毎ラウンドごとにトリックテイキングで勝ち負けを調整する必要があり、皆それぞれの思惑が混じって心理戦的な要素もあったり。

そこにもう1つ要素が加わっているので「パラドックス」を発生させないように気を配りつつ、陣取りから高得点も狙っていきたい。


そしてゲームの方は初見なので掴みどころを探りつつも、なんとか連続で高得点をゲットして運良く勝利することができました。


カードゲームらしくプレイ時間も程よく、なかなか楽しめてよかった。






恐竜の化石を発掘する「フォシリス」を初プレイさせてもらったのでまとめてみました。


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アートワークがとても良く、付属のピンセットで化石を掘り出すところも凝っていて楽しそう。
大判サイズのカードからは恐竜愛も感じられる内容になってます。

2020年発売のカナダ産(?)ゲームで、現時点では日本流通はなし。


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経験者の持ち主さんからルール説明を聞いてさっそく3人戦スタート。

手番では4エナジー分のアクションができるので、学者コマをタイル上で移動させたりタイル(砂、粘土、石)を押し出して資源を獲得したり。

資源は便利効果のあるツールカードなどを獲得するコストになる仕様。


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タイルが取り除かれるとランダムで入っている「恐竜の骨」が埋まっているので、1エナジーを使って発掘アクションもできる。(骨格の部位により必要数せっこうを払ってピンセットで取り出す)

この化石をコストにして獲得できる恐竜カードがメイン得点となっているので、セットコレクションなど高得点を目指してたくさん集めていきたい。


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恐竜カードは綺麗なイラストで見応えもあり、それぞれの特徴や生息地などのアイコンが得点に絡むようになっていて「ウイングスパン 」みたいな楽しさもあると思います。


ゲームの方は他プレイヤーにタイルを抜かれて学者コマを落とされたり絡みもありつつ、ピンセットでお目当ての骨格を取り出し発掘気分を満喫。

後半に行くほど収束性も良くなって程よい時間で遊べるし、テーマに合わせてよくできている作品だなとゲーム中もなかなか好感触でした。


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結果は83点で嬉しい初見勝利。
いくつか選択ミスもあったけれど、恐竜カードをたくさん集めれたおかげでいい結果に繋がってよかった。

「フォシリス」はコンポーネントに遊び心がありファミリーとかで遊ぶにも良さそうだし、ぜひ日本語版になって欲しい好作品だなと思いました。




この記事の1年後くらいに日本語版も発売↓






今回は個人的年間ベストゲームを10年分振り返ってまとめてみました。
発売年ごとに一番のお気に入り作品をピックアップしていこうと思います。


以前記事にしたオールタイムベストとも色々被ったりするけれど、その年ごとに個人的ベストゲームを選ぶのは初めて。


☆2011年

「村の人生」
デザイナー:ブラント夫妻




村の人生 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2013-07-21






☆2012年

「ツォルキン」
デザイナー:ルチアーニ&タスチーニ








☆2013年
「ワイナリーの四季」
デザイナー:ジェイミー・ステグマイヤー

(この年は自分的に魅力的な作品が多く当たり年で迷った)



ワイナリーの四季 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2017-02-11





☆2014年
「イスタンブール」
デザイナー:リューディガー・ドーン

(この年からボードゲーム始めた)



イスタンブール 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2014-11-24





☆2015年

「マルコポーロの旅路」
デザイナー:ルチアーニ&タスチーニ

(この年くらいが一番遊ぶモチベーション高かった気がする)







☆2016年

「ロレンツォ・イル・マニーフィコ」
デザイナー:ルチアーニ&ブラシーニ&ジーリ

(この年はテラフォーミングマーズを一番にする人が多そう)



☆2017年

「アルティプラーノ」
デザイナー:ライナー・シュトックハウゼン

(この年は自分的にやや不作年に感じた)




アルティプラーノ 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2018-11-15






☆2018年

「テオティワカン」
デザイナー:タスチーニ

(前年後半からこの年の前半はモチベーションがかなり低かったな)







☆2019年

「バラージ」
デザイナー:ルチアーニ&他2人

(少人数クローズスタイルが完全に確立して一年通してよく遊べた)








☆2020年

「テケン」
デザイナー:タスチーニ&タージ

(たくさんの作品で楽しく遊べたけれどやや不作年に感じた)








以上10年分をその年のざっくりした感想と一緒にまとめてみました。

全体を改めて見てみると相変わらずルチアーニやタスチーニが好きで、2,3時間級のワーカープレイスメント辺りが好物みたい。

世界観もどちらかというと争い系よりもほのぼのした雰囲気が合うようです。
とはいえ色々な魅力がそれぞれのゲームにあるし、どの年も1つの作品に絞るのはなかなか大変でした。


2021年の今年はコロナの影響もありスロースタートになってますが、また様子を見ながら遊んでいきたい。



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