2015年に発売されたコンコルディアの拡張サルサを最近久しぶりに続けて遊んだのでプレイ記にまとめてみました。

以前にもサルサは(5人戦を2回ほど)経験してますがおそらく投入するのは数年ぶり。


コンコルディアは基本だけでもシンプルで奥深い魅力があるのでこれまで拡張なしでも十分楽しめてましたが、(マップ以外の)第2拡張ヴィーナスも出たことだしサルサも改めてじっくり堪能することに。



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拡張サルサの主な要素。
①資源に塩が追加。
塩はオールマイティに使用可能。
塩都市もあり。

②広場タイル 2種
貴族(青)は永続効果、市民(緑)は一回きりの効果。

③新たなマップ2面
ビザンチウムとヒスパニア。


①の塩はあると便利で任意のミネルバ点にもなるものの、属州タイルにはないし商人で売買できなかったりと自分的にはこれまでのプレイ感通りにいかない印象。
塩コマははみ出すほど大きい。
そしてやや影が薄く感じていたワイン(と道具)を塩都市コストにして調整も兼ねてる感じかな。


②はゲームスタート時にそれぞれ一枚ランダムに貴族タイルを持てる。
多少タイルごとの強弱もありそうな気がしたけれどゲームの味付けとして面白い。
あとは護民官アクションの時に広場タイルは獲得していけるので、護民官の出しどころにも駆け引きが生まれる。



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プレイ記その1
ヒスパニアマップ(スペイン、ポルトガル)
属州9、都市数23
適正2〜4人

イタリアマップよりさらに都市数も少ないので2人にはちょうどいい広さ。
初期広場タイルをランダムで2枚引いて、外交官で場札をコピーできる効果を選択。

結論を言うと建築や執政官をコピーできてゲーム中かなり活躍してくれました。
ちなみに相手はもうひとつな効果だったらしくブーブー言っていたような笑


初期能力系は確かに面白くて個人的にも全然嫌いではないですが、マルコポーロの旅路なんかでも慣れてくると(メンツや盤面次第で)そこである程度結果が見えてしまう面も感じました。

ただコンコルディアサルサではゲーム中も護民官の時にどんどん追加で広場タイルを取っていけるので大丈夫。



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結果は130点くらいで勝利こそできましたが自分はまだ塩に適応できてない感じで建設など相手の方が順調そうでした。
広場タイルに要所で助けられてなんとかこねくり回せた感じで終了。




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プレイ記その2
ビザンチウムマップ(イスタンブール周辺)
属州10、都市数28

都市数的には帝国、ゲルマニア、Ioniumに次いで12マップ中4番目に多い。
このマップに限らずだけど入植者を増やしながらでないとなかなか建設も大変でした。

ゲームの方は塩が加わると基本に慣れた自分のプレイがどうも狂ってしまい苦しい展開でしたが、終わってみると意外にも160点となかなか。

拡張要素でゲームが少し派手めになっている分、得点も伸びてくれたようです。
しかしこの翌日に再びビザンチウム戦をすると獲得したカードと盤面が噛み合わず敗北。



拡張サルサはゲルツ特有の完成された美しいシンプルさは多少損なわれるとはいえ、スパイス的な要素としては楽しく遊べると思うのでまた組み合わせも変えつつ色々試していこうと思います。






コンコルディア 日本語版
ニューゲームズオーダー(New Games Order)








コンコルディア拡張 サルサ 日本語版
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