グランドオーストリアホテルはニュートンやロレンツォより前に発売されたルチアーニ絡みのじっくり作品。
先日しばらくぶりに続けて遊んだので、リプレイ記に少しまとめてみました。



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リプレイ記その1
通算10回近く。
2人戦で個人ボードは夜面。


ちなみに昼面の方は3色ある部屋の配置がそれぞれの個人(ホテル)ボードごとに違っていて、より難しくなっている上級仕様。
ただ昼面はプレイヤーごとに方向性が分かれつつ苦しさも増すところはいいけれど、共通の目標カードによっては最初から有利不利が出来てしまうのが少々気になってました。
(ここががっちりかみ合っていると相当有利な印象)
なので今回は同じ配置の夜面を採用。


珍しくこの日は子供が早く寝てくれたので、まったりとスタッフカードのドラフトからゲーム開始。
落ち着いて遊べる時間は貴重です。

とりあえずシェフやボーイにプール監視員など雇用コストが安く、効果もなるべくシンプルめを中心に選んでいってみる。
テーマも良くすでに楽しい気分になってくるあたり、改めていいゲームだなと再確認もできました。


ゲームの目的としてはお客さんの注文通りに飲食を提供しつつ、自分のホテルボードを宿泊客で埋めていくこと。
さらに皇帝に敬意を払うことも忘れずにしないとホテルの評判が下がってしまったりとやりたいことはたくさん。

なので、ゲームを通して少ない手番数の中でスタッフカードや宿泊ボーナス効果などを上手くコンボさせていきたい。
ちなみにゲーム終了時にお金や余った飲食コマが得点になることも何気にポイントです。(1金イコール1点の価値)




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ゲームの方は赤の客室をコストなしで用意できる運転手の活躍もあり目標はなんとか3つとも達成しつつ、勝利点系のフロント係と客室係を絡めて173点でフィニッシュ。

相手は序盤から、デコレーターやインテリアコーディネーターなどアクションする度に効果を発動する系を揃えていく作戦。
ただこのゲームの醍醐味であるダイス目に苦しめられてなかなか思うようにホテル経営が進まなかったみたいでした。

ちなみに得点差がつきやすいのもこのゲームの特徴だと思います。


グランドオーストリアホテルはレストラン(カフェ)で給仕しつつ個人ボードに宿泊させていく流れが遊んでいて楽しく、相手もいたく気に入っているようだったのでよかった。
また次回もこれで遊びたいとのことでした。




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リプレイ記その2
後日もう一戦。目標カードや皇帝タイルは前回使ってないものからランダムで。

相手はまたもダイス目との相性がマッチせず、お客さんからたくさん注文されているケーキがなかなか手に入らないよう。
お菓子より入手しづらいルールもとても効いてます。



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振り直しのたびにできるゴミ箱の山も、グランドオーストリアホテルではよく見る光景かな。
ちなみにロレンツォは振り直しできないけれど、マルコポーロの旅路では時に納得いく目が出るよう振り直す賭けにでる場面もちらほら。

デザイナーは違えどトロワも同じで、その辺りのままならなさもダイスマネジメント系ゲームの面白さだと思います。




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自分は今回、バリスタやソムリエにオードブル係などレストラン系を充実させていたので給仕はなかなかスムーズに進行。
相手が雇用していたコスト1金のチーフウェイターもいつも通りいい働きをしてました。



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結果としては前回より多少得点も伸びて200点くらい。
リプレイ回数もそこそこしているおかげで基本の夜面ではわりと優しいゲームに感じて気持ちよくホテルテーマを堪能できてよかった。


ミープルソースにある別売りのアップグレード飲食コマもあると雰囲気出て良さそうだねと感想戦などもして終了。
この週末は久しぶりのグランドオーストリアホテルをいい感じに連戦できました。
(2人プレイにもおすすめです)