待望のグレートウエスタントレイル日本語版が再販されたので、さっそく購入して週末に2日続けて遊んでみました。

再販にあたってエッガートシュピーレのロゴが新しくなっていたり、エラッタのあったルール説明書も第2刷で修正されてます。



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12歳から
2〜4人用


G.W.T.はこれまで4回ほどプレイしたことありますが、久しぶりなので再びルールを確認しつついざ牛出荷ゲームスタート。


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プレイ記その1
通算5回目。2人戦
共有建物タイルは初回推奨配置。
個人建物はa面を使用。

自分のオールタイムベスト15選に入る作品ながらその事は伝えないまま相手は初プレイ。
するとゲーム開始して直ぐにこれは面白いと何度も言っていたので、そうだろうそうだろうと内心頷いてました。



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ゲームの流れとしては牧場主コマを移動させて止まった建物タイルのアクションをしながらゴールのカンザスシティを目指すすごろくのような感じ。

面白いのはすごろくのマスとなる建物が(建築や改築により)ゲーム中に増えていったり効果が変化していくので、その辺りがいいアクセントになってます。

そしてカンザスシティに到着しては再びスタートに戻り、変化する盤上で牛の出荷を繰り返しながら得点や収入を稼いでいく。



雇用できる労働者タイルは3種類。
1.カウボーイ  牛カードを購入しやすくなる
2.職人  価値の高い建物を建てれるようになる
3.技師  列車を進めやすくなる


特化したり組み合わせたりして戦術が多彩なところも魅力な作品ですが、まずは(早めに)黒枠効果を解放できる10価値以上の牛を出荷することは大切なポイントだと思います。
大いに楽しんでもらうためにもここは相手にしっかり伝えておきました。



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今回はすんなりカウボーイを序盤から雇うことができたので、建築と並行して安定したゲーム展開で進行。

盤上に雇用したい労働者が(他プレイヤーに取られたりして)いない場合もあるので、その時の状況に応じた作戦になるもののやはりメインテーマだけありカウボーイは安定感があるかな。



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一番価値の高い建物も建てれて満足。
お互いそれぞれ6出荷したところで終了トリガーとなり、久しぶりのグレートウエスタントレイルは113点という結果に。


相手もいたく気に入ってくれたみたいで村の人生やイスタンブールなどを初プレイした時のように楽しく満足感あるという言葉も頂戴できてよかったです。




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プレイ記その2
共有建物タイルはランダム配置。
個人建物はb面を使用。

翌日にもう一戦。
建物タイルはざっと目を通しても効果自体はそれほどたいしたことはない感じ。
ただ通行料がいるタイルを相手に建てられるのは結構やっかいで計画を崩されたりします。
個人的にはほのぼの遊びたいので、この妨害攻撃的な要素はない方がギスギス感なくて好みかも。(特に2人戦では)

というのも今回、建築アクションタイルの前に通行料タイルを置いたら相手が建築を捨ててきたのでなんか悪いことしてしまったなと少し反省。
要所にバンバン置いてしまうと相手を苦しめてしまえる要素です。


ゲームの方は相手がカウボーイ&技師&牛カード圧縮作戦をする中、自分は前回と同じくカウボーイと建築で進行。
ちなみに牛カードの流れはドミニオンぽさもあり、自分のデッキを圧縮させるのも技師特化と並行してなかなか良さそうでした。


あと、初プレイ時に駅長タイルを獲得するために自分の労働者を手放すのは大変に感じた覚えがあるけれど、4枚目の職人や技師なら美味しい即時ボーナスを複数回利用できたりとタイミング次第ではこの辺りも積極的に狙いたいポイント。


結果はまたお互い6出荷して終了トリガーとなりプレイ時間は2時間ほどでしたが、あっという間に思えるほど楽しめました。
また列車特化など色々試していきたい。



グレートウエスタントレイルは(モンバサもそうでしたが)ルール量はたくさんあるけれど、遊びやすくシンプルにまとめてあるところはさすがプフィスター。
とても良くできている綺麗さとデザイナーの力量を感じる好作品だと思います。

もうすぐ発売する拡張日本語版も楽しみ。