2018年03月



ボードゲームは世界の国々が舞台になっている作品も多く、訪れたことのない異国の地や歴史などにロマンを感じながらその世界観に入って楽しめるのも大きな魅力の1つだと思います。


今回はピラミッドやミイラなど謎が多いことから神秘的な題材として映画やボードゲームでもよく舞台になっているエジプトにスポットライトを当ててみました。エジプトテーマはたくさんありますが個人的にプレイしている作品をいくつか思い返しながら紹介していきます。



イムホテップ


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古代エジプトを舞台に建築士となり切り出した石材を船で5つの現場まで運びながらピラミッドやオベリスクなど建造物を作るゲーム。デザイナーはクマ牧場、スシゴーパーティなどのハーディング でイムホテップはドイツ年間ゲーム賞にもノミネートされています。



タイトルのイムホテップは映画ハムナプトラにも悪役で登場しますが、実際は神官でありつつ階段ピラミッドなどを設計して建築士としても活躍していたそう。



発売後すぐ輸入版を購入してゲーム会などで何回かプレイ済み。1時間ほどでルールも難し過ぎずしっかり遊んだ感のある中量級の作品で、現在は日本語版もあり遊びやすくなっているのでおすすめです。




イムホテップ 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2017-03-25





呪いのミイラ


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ピラミッドに入った探検隊がミイラから逃げながら財宝を獲得していくゲームですが見た目からすでに楽しそう。磁石の仕掛けが特徴で子供から大人まで人気の作品です。徳重地区会館まつりのボードゲームブースを担当した時に一度遊ばせてもらいました。それに児童館やオープン会に持ち込まれていた時もとても楽しそうに遊ばれていたのが印象的です。


呪いのミイラは残念ながら現在入手が難しいのですが、近年キョンシー版にリメイクされていてこちらもゲーム内容にしっかりハマっているしアートワークも綺麗で魅力があります。






キョンシー 日本語版
ホビーベース(HOBBY BASE)
2017-12-06





キャメルアップ

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2014年ドイツ年間ゲーム賞を獲得しているラクダのレースを予想するゲーム。30分ほどで8人まで遊べるパーティゲーム的な要素もありラクダがどんどん他のラクダコマに乗っかっていくのが特徴です。各ラクダに対応したダイスがピラミッドの中に入っていてそこから1つづつランダムに取り出せる仕掛けがあります。



個人的には一番初めに遊んだエジプトテーマ作品でこれまでに何回か遊んでます。運要素が高めなので多人数でわいわいしたい時やファミリーゲームとしてもおすすめです。のちに発売された拡張スーパーカップとカード版は未プレイなので機会があれば遊んでみたい。



キャメルアップ 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2014-08-10




キャメルアップ:スーパーカップ 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2015-08-31




キャメルアップ:カードゲーム 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2016-12-05




ラー

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有名デザイナーのライナークニツィアによる古代エジプトを舞台にした作品でパッケージやボードからも雰囲気出ています。ラーとは太陽神のことでゲームは競りによって進行しつつ文明を発展させていく。プレイしたのは一度だけですが時間もそれほどかからず木コマやイラストなどエジプト感も味わえて楽しめました。


日本語版として復刻したおかげで現在入手もしやすくなっているのでエジプトテーマが好きな方におすすめです。




ラー (Ra) 日本語版 ボードゲーム
ニューゲームズオーダー(New Games Order)





ファラオーオー


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2015年にツォッホの過去作品をファミリーゲームで有名なHABA社がリメイク。一度遊ばせてもらいましたがこれはいずれ欲しいなと思ってるエジプトゲームです。キャンプ地から砂漠を通ってピラミッド内部へ入って行きファラオの棺を目指す。途中ミイラに追われたりスカラベを手に入れたり探検ロマンが溢れていて楽しめます。写真でもあるように棒倒しでゲームが進行するので子供の小さな手の方が有利だったりして良くできてる。


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ピラミッド内部はミイラが徘徊していてドキドキでした。ファミリーゲームとしてもとてもおすすめです。



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HABA社からはキャラバンレースというラクダをオアシスに連れて行く作品もありこちらもお手軽で楽しめます。




テーベ


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古代エジプトの都市で世界遺産にも登録されているテーベでは考古学者となり知識を集めて遺跡を発掘したり、学会を開いて名声を獲得していきます。チップを引いて一喜一憂しながら進行していくのも発掘感があり楽しめます。








その他、カタンの開拓者たちの古代エジプト版もナイル川などの要素があり面白かった。







未プレイで気になっている作品もいくつかあります。

エジツィア
クレオパトラと建築士たち
ルクソール
コンコルディア 拡張エジプトマップ


ここら辺はまた機会があれば是非遊んでみたいです。



ではまた















4


2015年に発売されたプフィスターによるアフリカ大陸が舞台の要素てんこ盛り作品。2011年ヒッポダイスデザイナーコンテストで1位を獲得したアフリカ1830がベースになっているそうでしっかりした面白さがあります。普段プフィスターは経済系の仕事をしているらしくその得意分野がモンバサに発揮されているのも特徴。ちなみに経済といえば海洋系テーマの多いマックゲルツも頭に浮かびます。



受賞歴の多いプフィスターですがモンバサも2016年ドイツゲーム大賞を始めポルトガル年間ゲーム賞など数多くの名誉ある賞を獲得。プレイ時間はやや長めで何度もリプレイしたくなる魅力があります。



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箱絵のイラストはイスタンブールなど手がけているアンドレアスレシュでダイヤモンドに帳簿、帽子は探検を表していてゲームの得点要素が描かれてます。


設定はそれぞれ投資家となりアフリカ大陸の東西南北にある会社株式に投資しつつ、大陸にお目当ての会社の交易所を広げていき資産を増やすのが目的。



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大陸南には赤い交易所コマのあるケープタウン、東にモンバサ、西がサン=ルイ、北にオレンジ色のカイロ。その下側にそれぞれの会社トラックがありここが毎回ランダムに変化できる両面仕様になってます。


交易商品は3種類
バナナ
コーヒー
綿花



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モンバサは2015年発売すぐに日本語版も出たので購入して自宅会やオープン会などこれまで7,8回ほど遊べてます。


初回プレイで感じたのはとにかく色々な要素が詰め込まれていてアクションに使用する手札を増やしながらやりくりするのはロココの仕立屋を少し連想させ、帳簿達成はマルコポーロの旅路も思い浮かべつつカードアクション以外にもワーカープレイスメント要素もあり最終ラウンド辺りではボード上の陣取りが白熱していく。


これだけてんこ盛りながらゲーム自体は遊びやすくシンプルにまとめられているのは後のグレートウエスタントレイルでも共通してますがすごいと思いました。



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個人ボードにはダイヤモンドと帳簿トラックがあり帳簿の方はインクのコマで進めるのも洒落てます。ただ上の写真は帳簿を完全に捨てて思いっきりダイヤモンドプレイしてる時です。個人的にはダイヤモンド鉱山にロマンを感じてこちらを特化することが今まで多かった。



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しかしミニ拡張を投入すると帳簿が強くなっていてこれまで手付かずでも勝利できることがあったのでバランスを調整してる気がします。この時はケープタウンの価値を上げまくり会社トラックもマックスにしたけれど帳簿特化の方にはかないませんでした。


最後に資産として勝利点になるのは
お金
株式
ダイヤモンド
交易帳簿


この4つで見通しもよくわかりやすいです。メインとなるのはやはり4つの会社への投資で価値がゲーム中に変動するので特に最終ラウンドは毎回とても熱い展開になります。


モンバサは最近遊べていないですが今度は帳簿にも力を入れつつまだまだリプレイしていきたい満足度の高いじっくり作品です。



ではまた



モンバサ 日本語版
アークライト(Arclight)
2016-09-03









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2017年エッセンにて発売された古代の地中海世界を発展させていく作品。テーマや内容も評判が良いものの限定生産のため流通は少なめのようです。リガという新作も同デザイナーは出していますがこちらはあまり話題には上がらず。ちなみにタイトルは国などを表すラテン語で日本語版が出ていないのもありジェンティスと読み方が二分されて定まっていない感じ。



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シュピールワークスの作品はマニア向けが多いとも言われていて個人的にプレイしているのはラグランハくらいだと思います。ありがたいことに日曜開催しているオープン会でジェンテスの持ち込みがありお誘いを受けたので2017年にミニ拡張入りで一度遊ばせてもらいました。



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ボード上のマップが地中海沿岸で都市を建設したりすることからルール説明を聞いている時からマックゲルツのコンコルディアが頭をよぎる。新鮮に感じたのは砂時計タイルもあり価値の高いアクションにはそれだけ時間も必要になるところ。個人ボードでは労働者の教育によりレベルを調整するのも楽しいです。



ゲームが始まってすぐに資金繰りが大変そうだと思いまずはしっかり定期収入の確保もしながら進めてみました。全体の流れとしてはお金と時間のやり繰りをしつつ色々なアクションをしていき文明カードをいかに達成するかになります。アクション数のマスを増やすのもポイントです。



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ミニ拡張も投入していたのでボーナスタイルやアクションタイルなどがいくつか追加や差し替えられてました。基本のみでのプレイ経験がなかったのでどれほどゲーム感が変化したかは定かでないですがそこまで大きくなさそう。


進行のテンポもスムーズで重たくなり過ぎず2時間ほどで遊べたのもちょうど良く感じました。



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結果は緑プレイヤーと97点で同点トップとなりテーマ通り文明カード達成の差で勝利。ジェンテスは思っていたよりも遊びやすかったし、渋めのアートワークも味が出ていてまたリプレイしてみたいと思える好作品でした。



ではまた











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2016年にストーンマイヤー社より発売された農業と大戦という組み合わせなどが独創的な世界観の人気作品。デザイナーはワイナリーの四季でおなじみのジェイミーステグマイヤーということもあり2015年キックスターターの時から話題になってました。ちなみに2017年エッセンにて最新作のチャーターストーンもすでに発表されてますがステグマイヤー作品はどれもアートワークが良くコンポーネントも凝ってて素敵です。



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牧歌的な収穫風景と近代的なメカが混在していて目を引くパッケージ。設定は1920年代のもう一つの世界で、架空の東ヨーロッパが舞台となっています。個人的にはほのぼの系テーマが好みなのでツボではないですが魅力的なので好きな方がハマる気持ちもわかります。


2017年末に待望の日本語版が発売されてよく見かけるようになりましたが、2016年に一度お誘いをいただきボードゲームができるバーで遊ばせてもらいました。



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5人で初プレイしたのはスペシャルエディションというボードが通常よりも大きいバージョンでマスターがセットアップもしてくれていて至れり尽くせりでした。ルール説明をしてもらいゲームスタート。



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まずはそれぞれ能力の異なる国家を選んでいくのでちょうど目の前に用意されていた赤を選択。資源の生産をしたり時には領地拡大のためにメックと呼ばれる兵器を送り込んだりしながら自国を繁栄させるのが目的です。


初回なのでルールを時折確認したり、美味しい料理も食べれるバーだったので舌鼓をうちながらゲームを進行して最後まで楽しめました。



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星の条件を誰かが6つ達成すると終了トリガーが引かれお金が勝利点になります。この時は経験者の方がいち早く条件を達成していき見事な勝利でしたが民心ポイントがなかなか重要な印象を受けました。たしかカタンと古代2を合わせたような感じだなとこの時はゲーム中うっすら思った記憶があります。もちろんそれ以外にもたくさんの要素があり戦略も多彩そうなのでやり込んで見えてくることも多そうです。



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先日開催したオープン会でも持ち込みされたサイズが遊ばれていました。このテーマの世界観やフィギュアなどのアートワークが好きな方にはおすすめのじっくり作品だと思います。



ではまた



サイズ - 大鎌戦役 - 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2017-12-09







Scythe - The Wind Gambit
Stonemaier Games




Scythe: Art Book
Stonemaier Games





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2016年エッセンの人気投票にて1位を獲得している人気デザイナーのアレキサンダープフィスター作品。個人的にプフィスター絡みの作品で遊び始めたのは魔女の宅急便みたいなテーマのブルームサービスからでその後もアイルオブスカイなど経て前作のモンバサを購入。モンバサはプレイ時間が結構かかりましたが気に入っていたので新作も楽しみにしていました。


ちなみにプフィスターは近年の受賞歴がすごいです。ブルームサービス、アイルオブスカイと2015年からドイツ年間エキスパート賞を二年連続で獲得。モンバサは2016年ドイツゲーム大賞など数多くの権威ある賞に選ばれています。



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2017年に日本語版が発売されたので当時さっそく遊ばせてもらいました。一応自分も購入してましたが現在一時的に手放してます。また再販されたら欲しいところ。ゲームは上の写真でも手札にありますが牛が主役です。



19世紀テキサスの牧場主となり牛を育ててカンザスシティを拠点にサンフランシスコなど各都市へ出荷するのが目的。その為にカウボーイなど労働者を雇用したり建物を建てたりと要素はプフィスターらしくてんこ盛りながらシンプルに遊びやすくまとめてあるのがモンバサでも感じましたが好印象。


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とはいえアイコンが多かったり列車要素にも駅があったりと初回はルールを聞くのが大変でした。もちろんルール確認して説明してくれる方はもっと大変なので感謝しつつゲームスタート。


始まってしまえば手番ではカンザスシティまでのアクションマスを移動して停止した場所の行動をするだけととてもシンプル。慣れるほどにプレイ時間も短くしていけそうです。



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結果は3種類の労働者のうちカウボーイ特化のプレイヤーが見事な勝利。渋い箱絵にも真ん中に描かれているだけあり牛テーマとの相性が良さそうでした。自分は列車特化で全駅制覇しましたが各駅にせっかく雇用した技術者を配置していかねばならないルールがきつかった。初回なので勘違いしてたけれど今なら各駅にいちいち全て止まらず列車をどんどん進めていくと思います。



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個人ボードでは牛を出荷するたびに新たな能力を解放していけるのも楽しいです。他にも建物特化など組み合わせでも色々な戦略がありそうで遊ぶほどにリプレイ欲が増していきそう。



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2回目は相手の行動を伺いながら大工を雇用しつつ建物特化で初勝利。カンザスシティまでの複数のルート上には災害タイルやインディアンエリアなどもありどこに建物を建設するのかが悩ましいゲームです。その建物タイルも両面あり毎回ランダムに使用することもできます。



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3回目はいい加減メインテーマの牛を育てたいと思いたくさん集めれて楽しかったですが雇用できたのはカウボーイ一人のみ。長期戦では勝機がないとみて災害タイル点や牛点を獲得しつつ6歩移動で出荷を繰り返しロースコア戦に持ち込みました。狙いは良かったですがマイナス6点都市に2つ出荷が響き惜しくも逃げきれず2位でした。



グレートウエスタントレイルは試してみたい作戦も多く遊ぶたびに次こそはもう少し上手く出来そうと何度もリプレイしたくなる魅力がある作品だと思います。最近遊べてないですがまだまだこれからも牧場経営していきたいです。



ではまた





























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