2018年10月


今月も児童館にてアナログゲームで遊ぼうを開催して来ました。

今年からクラブ形式になって慣れてきたのもあり、お目当てのゲーム名を到着早々にリクエストしてくれる子もちらほら。



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スシゴーパーティは相変わらず人気。
やはり多人数に対応しているのもいいし、回転寿司というテーマも遊んでてわかりやすくみんな楽しそう。






スシゴーパーティー 日本語版
ヘムズユニバーサルゲームズ株式会社







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高学年の子はカタン。
色々なルールはありますが10点取ったら勝ちというわかりやすさもドイツゲームの定番となっている一因だと思います。


児童館でもよく遊ばれていて定番になりつつあります。












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おばけキャッチ。
初めての子に教えながら一緒に遊びましたがすぐに取るのが早くなり驚きました。

ちなみに遊んでいるのは難易度も上げれるおばけキャッチシリーズの帽子の中という缶パッケージが素敵なバージョンです。









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フランスのギガミック社から出ている木製ボードゲームのコリドール。
ルールも簡単だし置いておくと遊ばれやすいゲームの一つです。












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うさぎのニーノ。
うさぎのコマがとても可愛いのが◎
水浸しのお家からたくさん救出してあげてください。










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スティッキー。
ほのぼの遊べて楽しい。




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ねことねずみの大レースも人気。
どのゲームもそうですが他の子が遊んでいる作品を見ると次はあれで遊びたいと目を輝かせる子供たち。
いつもあっという間に終了時間になり遊びきれないようなので、当分ラインナップはあまり変えずに気に入ったゲームをたくさん遊んでもらいたいです。












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チャーリーのキッチンも大盛り上がり。
ダイスを転がしては一喜一憂して繰り返し遊んでくれてました。



その他にも色々なアナログゲームが登場しつつ相変わらず元気すぎるくらいのクラブメンバーでした。
また来月もお楽しみに。






ここ最近のお気に入り作品テオティワカンに2,3人プレイで未使用ダイスを毎ラウンド移動させる選択ルールが公表されたのでさっそく取り入れて遊んでみました。


結果的に言うとこのルールの方が自然な流れができて、未使用ダイスの動きにより手番ですることが変わってくる場面も多々あり断然よかったです。 


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選択ルールの内容はこちら。

①まずはプレイ人数に応じて未使用のダイスを通常ルール通り配置する。(1色につき3個)
この時それぞれの色のダイス目は1,2,3に。

通常ですと日食の時にしか移動しなかった未使用ダイスが手番一巡するごとに動きます。

②1ラウンドごとに余った未使用ダイスを1色につき2投する。

1投目のダイス目
1か2なら1のダイスを
2か3なら2のダイスを
3か4なら3のダイスを

2投目のダイス目
1か2なら1歩移動
3か4なら2歩移動
5なら3歩移動
6なら次の礼拝マスへ

特に手間も感じずスムーズに導入することができました。
ちなみに日食の時は移動しません。



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リプレイ記その①
初プレイの時以外はすべてランダム配置でかれこれ通算8回目くらい。
秋の夜長にまったりと毎回楽しめてます。
前回の礼拝、仮面プレイがその時の状況にかみ合わず苦しい展開だったのもあり、今回は前半に貴族で建物を建てつつどっしりと王道のピラミッドプレイを満喫して183点。
黄金にはあまり手をつけずでした。
欲を言えば技術をもう少し序盤から絡めれればというところ。
選択ルールにしたことでより面白く感じたので今後はずっと採用したいと思います。



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ちなみにテオティワカンの各神殿にはツォルキンのようにトップ賞ボーナスはなし。
最上部は単純におまけの得点としても嬉しいですが、メインはやはり上から二段目の神殿ボーナスタイル狙い。

とはいえトップ争いをしてる相手も最上部に届く状況下などでは、どちらが取るかで点差も生まれるので5〜7点とはいえなかなかの得点に感じます。



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リプレイ記その②
今回のランダム配置では技術にレベルアップ系があったので昇天プレイを試してみる。
すると1回目の日食間際にも昇天コンボが綺麗に決まり幸先のよい展開。
昇天→大通りタイルや昇天ボーナスで神殿上げ→神殿のレベル上げ発見タイルで再び昇天→さらにコンボといった感じ。

その後は前回とは真逆の黄金特化プレイから装飾も頑張ってみたところ、ほぼピラミッドをしてないのにかかわらず結果は224点と好感触。


主な得点源はこんな感じでした。
①毎決算での死者の大通り点
②神殿二つがマックス
③装飾

ただ今回は相手が仮面や礼拝プレイをしていて装飾もしやすかったり誰も貴族をしない状況と昇天プレイが美味しすぎました。
通常の接戦などではやはり100点台後半あたりを目指すゲームかなと思います。


テオティワカンは状況によって色々な作戦も試せて相変わらず毎回とても楽しめているので、好条件が揃った時にはまだ成功していない仮面プレイでの高得点も狙ってみたい。






















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大航海時代のポルトガルを舞台に一族の長として名声を獲得していくのがテーマの新作。
ちなみにコインブラ大学は世界遺産にもなっていて有名です。


先日の初プレイでは個人的にもう一つツボにはまらなかったので、改めて魅力を探すべくじっくり遊んでみました。 



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コインブラは4種類の人物カードを購入していくのがメインで、それぞれのカードが持つ効果などにより影響力を高めつつ収入などから勝利点を増やしていく流れ。


それぞれの影響力に対応する収入。
①議員(グレー)   護衛力

②商人(オレンジ)  お金

③聖職者(紫)  巡礼者の移動

④学者(緑)  勝利点

護衛力とお金は人物カードを購入するコストになり、巡礼者は修道院ボーナスタイルと絡んで大きな勝利点にも繋がりやすくなってます。


他にも航海カードへの投資点や人物カード点にゲーム終了後の決算点など色々あり。



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進行は見た目よりとてもシンプルにまとまっていてダイスをジャラッと振ったら1つづつ選んでお目当てのカードのあるエリアに配置していく。


出目がそのままコストになるので大きい目ばかりでも大変ですが、大きい目のプレイヤーからカードを購入できるので序盤から高コストでもグイグイ攻めてみる。



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全員ダイス3個置いたらルールに従って順番にカードを購入していき、その後ダイスカラーに対応した収入を受け取るだけ。
ダイスを置く時は悩ましいもののカード効果に慣れさえすればサックリ遊べそうなテンポの良さ。
全4ラウンドも結構あっという間です。



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前回はしっかり把握できてなかったですが修道院ボーナスタイルはレベル1〜3まであり、2,3は勝利点系で条件を高めて後半に獲得しないとお得感はなし。


王道としては巡礼移動数を高めておいて紫カードと絡めつつ最後にタイルを踏みまくる感じかな。
緑の生勝利点を特化していくのもありだけどやや味気ないのでゲームを楽しむ意味でも巡礼者に行くしかない気もする。

なので経験者同士ではそこのせめぎ合いをしつつ、いかに他から得点を伸ばすかを楽しむゲームのように思いました。



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今回は出来る限り紫に力を注ぎつつ巡礼者プレイを試して結果はまずまず。


ランダムで選べる修道院レベル3タイルや航海カードが前回ほど高得点にならなかったおかげで、初プレイ時に気になった得点の大味さも少し薄れて感じたのはよかった。


ただやはりコインブラのようなカード効果メインのものより、テオティワカンみたく盤面メインで遊べるタイプの方が自分には合うみたいです。

(例えばツォルキンやマルコポーロの旅路にトラヤヌスとかその辺り。
近年ではグレートウエスタントレイルやブラス新版もよかった)



しかしながらコインブラもせっかくの新作なので、もう数回はリプレイして色々試してみたいと思ってます。










コインブラ 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2018-08-25
















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イムホテップの拡張にはセットアップを自由に組み替えれる両面仕様の現場ボードがあるので、前回のC面に続きもう片方のD面でもさっそく遊んでみました。

ちなみに基本版のA,B面と合わせることも可能になっています。



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ピラミッドなどに使う石材は採石場から自分のそりに持ってきて、船で各現場へ運ばれて行きます。
新たな王朝ではそりも市場カードにより拡張できて石材を最大9個まで持てるように。
2人プレイでは石材が足りなくなることもあるので、1人2色を担当できるのも拡張の変更点です。



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D面の現場ボード。

①墓  
毎ラウンドごとランダムに4枚の数字タイルをボード上に準備。
到着順に数字を選び対応するマスに石を配置してゲーム終了後に隣接するほど高得点。

ビンゴと陣取りが合わさったような感じで遊び心もありなかなか楽しかったけれど、積み上げていけるC面の埋葬場の方がどちらかといえば好みでした。


②ピラミッド回廊
主役のイムホテップコマが登場。
コマから時計回りで石を置いていき1〜4点の得点を獲得していける。
石をストックから取るアクションをしたプレイヤーはイムホテップを移動させることも可能。

こちらもただ石を取るだけのアクションに一味加わり悪くないものの、やはり見た目に楽しいC面の足場の方がよかったかな。


③オベリスク路地
完成条件の異なる5カ所から好きな場所を選んで石を積み上げていく。
高いところほど得点は高いが未完成で終わると一石一点のみ。
完成したら他の空いている場所にまた建設できる。

高さに応じて伸びてるオベリスクの影がなんともいい味を出していて好き。
とはいえここもC面のグレートオベリスクにやや軍配が上がるかな。

ここまでわりとC面推しですが気分に合わせて遊べるので両面仕様は嬉しいです。



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④ブラックマーケット
4カ所のうち2カ所は裏向きで3枚。
そこでは1枚選んで2枚はまた戻す。
ラウンドごとに3枚になるよう補充する。

ボードに色味が出てアートワークがいい感じ。
ただC面の豪華な市場が個人的に好感触だったので積極的に使うならあちらになりそう。

全体的にD面だと基本版とそこまでゲーム感が変わらない印象。
だからといってつまらないわけでは全然なくて、お互いを常に牽制し合いながらヒリヒリする悩ましい展開を楽しめました。


⑤寺院 アリーナ
左上から順に石を置いていきマスにある矢印の数分チャリオットを進める。
他プレイヤーのコマは飛び越せるので抜きつ抜かれつになりやすい。
ラウンドごとに順位に応じて勝利点。
ゲーム終了後にはマスにある得点を獲得。

ここは楽しさからいってD面の方が好み。
ただC面のラーの寺院も市場カード獲得があるのでゲームに動きが出やすく捨てがたい。

個人的感想ですがイムホテップでよく言われる地味さが気になる方にはまずC面の方をおすすめしたいです。



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結果はまた埋葬室の隣接系で程よく得点を稼ぎあとは市場カードも加えて60点ほど。
ちなみに神の予言の1つはものの見事に防がれてしまいました。


まだ一回づつのプレイのみですが前回は100点以上ともっと得点が伸びたので、豪華な市場やラーの寺院があると市場カード獲得機会が増えて展開が派手めになりやすいと思います。



おまけ

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帆船など新たな効果のカード。
帆船は2つの石をストックに戻すと石1つを好きな現場にいきなり置けます。
計画を崩される青カード系も相手が持っている時は油断できません。


今回自分がスカラベを置いたエジプト神は拡張パッケージにもいるラーとホルスでした。







イムホテップ 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2017-03-25









2016年に発売された人気作イムホテップの拡張版が届いたのでさっそく初プレイしてみました。

ちなみにイムホテップは個人的に初めて遊んだハーディング作品で、小一時間ほどで程よい満足感も得られる中量級という印象。
テーマも面白く好作品だと思いますがそこまでリピート欲は湧かなかったのが正直なところ。


とはいえゲームに立体感が増して見た目にも面白そうな拡張は魅力に感じたので購入決定。
パッケージも雰囲気があっていいです。



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10歳から
2〜4人用
50分(基本より少し長め)

古代エジプトの建築家となり石材を船で運搬しながら各現場での貢献度を競います。
現場にはピラミッドやオベリスクなど4つの建設ボードの他に市場もあり、そこでは以下の4種類のカードを獲得できる。

赤カード  即時効果
緑カード  各現場に対応したゲーム終了後の得点
紫カード  石像を集めるほど高得点
青カード  手番として使用する特殊効果


そしてこの市場カード点、各現場点の他に拡張では神の予言カードという新要素からも得点を取れるようになってました。


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拡張の新たな要素はざっとこちら。

①新たな5枚の現場ボードC面、D面。(どのボードも基本より大きい仕様)

②神の予言カード。(入れるのは自由)
7枚のうち3枚をランダムで使用。
目標を達成できると思ったらスカラベを置く。
早いラウンドで置くほど高得点だが、未達成だと神の怒りに触れマイナス点になる。

③市場カード14枚追加で銅像以外は新たな効果。

④C面、D面の建設現場で使うチャリオットコマやオベリスクカードなど。


ゲームに慣れたらバリアントとして未使用の市場カードを非公開でプレイするとより悩ましいとのこと。


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今回は全てC面を使用。

豪華な市場
コインを払えば隣接するカードを追加で獲得できるのでカード獲得枚数が増えて展開もより派手に。

ピラミッド足場
即時効果のある足場タイルをランダムに4枚使用して石を積み上げていくので立体感がアップ。

ラーの寺院
基本と似てるけれど石を置けるマスを減らしてよりシンプルにしたことで特典を貰えるプレイヤーの入れ替わりが頻発していい。

埋葬場
ピラミッド型に自分の石を隣接させながら積み上げると段数×隣接数で得点できる。
ここもプレイヤー間の絡みが多くペンギンパーティしてるみたいで楽しい。

グレートオベリスク
自分のオベリスクカードに獲得したパズル型トークンをテトリスみたいに当てはめていく。
1列2点で最も完成した列の多いプレイヤーにボーナス点もあり。
ここもミニゲーム感覚で他プレイヤーと競い合うのがなかなか熱いです。



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ゲームの方はオベリスクの完成度は負けたものの埋葬場32点をメインに銅像5枚や緑カード点、さらには神の予言も無事達成できたおかげで100点越え。
拡張入りでは基本の時より得点も伸びて気持ちいい。


C面初プレイでの感想を3つほど。
より立体的になり視覚的にも楽しい。
各現場でのミニゲーム感もアップ。
得点要素や市場カード獲得機会が増えて地味さも軽減。

なかなか好拡張だと思うので日本語版の発売もあればいいなと思います。

D面も楽しみ。






イムホテップ 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2017-03-25












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