2019年04月


少し前の週末にデザイナーがどちらもルチアーニ絡みのニュートンとロレンツォをリプレイしたので少しまとめてみました。



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「ニュートン」
2人プレイ、通算5回目。

ランダムで受け取った個人ボードは初期コンパス付きでプレイヤーカラーは青。
自分は相変わらず定規を捨てて序盤は(講義で)カードを増やしつつ本棚埋めの準備をいそいそ整えていく。
3回目以降だいたい同じ流れで遊んでいるのでそれほど悩むこともなく楽してる感じ。
お金があると色々と融通が効くのもポイントだと思います。



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相手は定規をマックスにしたり、スタート時にドラフトした偉人カードを4枚全て出すことにも成功。



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しかし結果的にはいつも通り右半分に本を埋めきり、終盤には貯めた歯車で技術も2カ所マックスにした自分に軍配が。

色々な作戦を試したりしつつどちらが勝っても別にいいんですが、このゲームでは点差があまりにも広がり過ぎてしまうことが続いて相手もリプレイ欲はやや薄れてる様子。

ニュートンはゲーム自体は面白いと思うけれど本棚埋め以外の本命がなさそうなのでもう一つハマりきれない印象かな。(2人プレイのみの感想)

それでもマルコポーロっぽい要素もちりばめられたいいゲームだと思うので、3,4人プレイも機会があれば。
















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「ロレンツォ」
2人戦

ニュートンの1つ前くらいのルチアーニ絡み作品でこちらは3,4人プレイでも結構遊べてます。

上手く歯車などをギコギコと気持ちよくコンボできるよう奮闘するも、なかなかままならないゲーム。
そこがまた魅力で次こそはとリプレイして、上手く噛み合った時は気持ちいい。



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しかし、今回は特にダイス目にずっと苦しめられたり破門になったりと思うようにはなかなか展開出来ず。
遊んでる時間も夜遅くだったので後半は眠さとの戦いもあったような。
結果はたしか85点くらいかな。


この週末はお気に入りデザイナーの近年作品を2つ続けてまったり遊ぶことができてよかったです。


ちなみにルチアーニ絡みの主な作品、
ツォルキン 
マルコポーロの旅路
カウンシルオブフォー
グランドオーストリアホテル
ロレンツォイルマニーフィコ
ニュートン

結構人名タイトル多いですね。














1時間ほどで遊べる中軽量級タイトルのお気に入りは以前オールタイムベスト番外編の中で紹介してますが、
そこに入ってなくてもこれまで自分的に好感触だった作品は色々あるので今回いくつか追加で選んでみました。



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「ウィーン」
10歳から
3〜5人用
30分

和訳付きで日本に入ってきた時にマルコポーロの旅路と一緒にリアルタイムで購入して、その後ゲーム会などでなんだかんだ10回以上は遊んでる中量級ダイスプレイスメント。

気に入ってるポイントとしてはロココの仕立屋を少し彷彿させる綺麗なアートワークや程よいプレイ時間のわりにしっかり遊んだ感もあるところ。(ダイスプレイスメント入門にも案外いいかも)


そして5人まで対応しているのでゲーム会の時は活躍の機会がよくありました。

ちなみにボードは昼と夜の両面仕様で気分に合わせて楽しめるのも遊び心があっていいなと思います。













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「星の王子さま その先の物語」
6歳から
2〜6人用
20分

こちらもアートワークやテーマがとても良いと思い、発売当時にすぐ購入したボザの中量級星集めゲーム。

多人数に対応しつつ、他プレイヤーとの絡みやジレンマもしっかりありながらわいわい楽しめるところが好感触でこれまでゲーム会でもよく活躍してくれました。

ちなみに星の王子さまの絵本版ボードゲームもありますが、この作品は2015年に公開された映画「星の王子さまと私」をモチーフにしてます。






星の王子さま その先の物語 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2015-10-04










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「ジャンクアート」
8歳から
2〜6人用
30分


フリッケムアップと同じプレッツェルゲームズから出ている積み木系バランスゲーム。
毎回変えることもできる多彩で一捻り効いているルールのおかげで大人も子供も楽しめます。


ここまで書いて気がついたけれど以前、多人数で遊べるボードゲーム10選の記事でもウィーン以外はすでに紹介してたかも。


中軽量級のゲームはまだまだたくさん好作品はありますが、とりあえず今回は自分的にもプレイ回数の多い3つを選んでみました。







ジャンクアート 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2017-07-30








先日久しぶりに村の人生を拡張込みで遊んだので少しまとめてみました。


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村の人生は自分のオールタイムベストに入るお気に入り作品で、過去には1日村の人生だけを遊ぶ村会なども企画してたほど。
今でもたまに遊びたくなります。


拡張を入れると船長を雇って船で出港できるようになったり、ビール作りや酒場での出会いなど幅が広がってより楽しめるところもいい。

中でも港町に入っていてゲーム前に配られる金と銀の目的カードは、初めての人にも方向性ができる指針になりプレイしやすく皆それぞれ違う展開で遊べるのも好ポイントだと思います。


ちなみに今でこそ当たり前のように色々な作品にあるこの目的カードという要素ですが、個人的には村の人生で初めて出会ったので印象が強いです。



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今回の目的カードは醸造家と聖人だったので序盤はビールをせっせと作りつつ教会に送り込むためにワーカー増やし。
議会にも1人送り込んで特権を活用したり、航海でまず紅茶や宝箱を取りに行くのも結構お気に入りのパターン。


このゲームは時をどんどん進めると1人づつ寿命を迎えてしまうので普通の感覚だとなるべく長生きしてもらおうとしがちですが、
一生を終えても村の歴史へ(早い者順に)刻まれていき勝利点になるので寿命が必ずしも悪いことではないところも面白い。


中盤に醸造家を達成した後は酒場へ行き村人カードを獲得しながら色々な効果を発動させる。
勝利点に直結する美味しめのカードもあるので酒場での出会いはその時の巡り合わせ運もあり。(この辺りもなかなかテーマに合ってる)


村人になりきったような会話が繰り広げられるのもいつも楽しく遊べる要因で、これまでたくさんの人におすすめしてきましたが村の人生はほぼ鉄板で気に入ってもらえてます。



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相手は前半から酒場の製図家と航海を絡めたりと冒険を満喫してる様子。
どうやら目的カードは商人だったらしく後半に市場プレイで得点を伸ばして爆発しそうだったのでなんとか墓場トリガーでサクッと終わらせました。


ちなみに終了トリガーのあるゲームも駆け引きが楽しめて自分的には好みです。
(コンコルディア、アルティプラーノ、ワイナリーの四季、ムラーノ島などその他たくさん)



村の人生はこれからも機会あれば色々な人と遊んでいきたいなと思います。






村の人生 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2013-07-21








村の人生:港町 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2015-02-15







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