2019年06月


毎月児童館で開催しているボードゲームクラブも5月からメンバーが新しくなりました。
今回募集したのは小学1年から6年までの15名で低学年の子は家族と一緒に参加可能です。

昨年開催していて低学年の子たちはまだ子供たちだけで遊ぶのは難しく、つきっきりになってしまうので児童館に提案してみました。

結果的には兄弟姉妹や親御さんと一緒に遊んでる姿は微笑ましく、この流れで家でも普及していったりととてもいい感じです。

高学年の子たちは気になったゲームを積極的にどんどん遊んでくれてます。


では5月開催のリポートです。



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「街コロ」

間違いない鉄板の人気ゲーム。
ここのグループは3,4年生で、まずは基本のみで初プレイ。
みんなゲーム中もどんどん気になったことを質問してくれて夢中です。

ちなみにここの児童館では子供たちが以前手作りした街コロもあるとか。

今年もヘビーローテションで活躍しそう。






街コロ (Machi Koro) ボードゲーム
グランディング(Grounding)
2012-05-13






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「ジャンクアート」

自分のは持ち運びがなかなか重い木製版ですが楽しいゲームなので持参してます。

選んだ都市ごとにルールが変わるのが特徴の積み木系で、この時は高さがポイントになる「東京」で遊んでもらいました。

微妙な判定の時に使えるメジャー付き。

よく遊ばれるゲームなので、どの都市でもすんなりルールを説明できるよう頭に入れておかねば。(アイコンだけではややわかりにくい)



そういえば今回のクラブメンバーには以前自分が開催していた「treeボードゲーム会」に来てくれていた子たちもちらほらいて嬉しい。






ジャンクアート 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2017-07-30







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「バウンスオフ」

こちらも子供系のゲーム会では不動の人気。
小さい子でも遊べる簡単ルールがいいです。

クラスクやくるりんパニックとか見た目も楽しい簡単アクション系をもう少し補充しようかな。





バウンス・オフ! CBJ83
マテル(MATTEL)
2016-05-15







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「ナインタイル」

ルールが簡単なパズル系もと思い、新たに補充したゲーム。
同じようなテイストの「フォールドイット 」も以前遊ばせてもらってよかった。

さっそく遊ばれてました。








写真があるのはここまでですが他にもたくさんのゲームが登場してあっという間に初回が終了。職員さんが用意してくれた名札もいい感じでした。



そして、アナログゲームで遊ぼうの後に児童館の職員さんや子供も交えて「ガンシュンクレバー」を一戦。
おすすめの紙ペンゲームということで持っていってました。


みんなこのタイプのゲームは初めてでしたが好評で、特に館長さんはすぐに日本語版を購入されたほど気に入ってくれてよかった。
今度は「Welcome to…」も持って行こうかな。









ちなみに日本語版は「ガンツシェーンクレバー」というみたい。
微妙な発音をカタカナにするのもなかなか難しそう。



6月分も一緒にまとめる予定でしたが今回はここまでにしておきます。





前回の続きで遊んだことのあるクインドゲームズ作品を少しまとめてみました。



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「パパパオロ」

ナポリを舞台にピザを宅配していくゲーム。
「フードチェーンマグネイト」のような世界観が楽しげで発売当時から気になってました。

ゲームは競りの要素がポイントになっていて、プレイヤー間の絡みによりわいわいと会話も弾みつつ楽しめます。


タイル配置要素もあり、宅配コマも可愛いらしくいい感じ。



記事はこちら→パパパオロ











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「黄金時代」

文明発展がテーマの中量級作品。
歴史上の人物や有名建造物を絡めながらグレートジャーニーのように新たな大陸を目指していくロマンあり。

侵略などでの足の引っ張り合い要素もありましたが、プレイしてみると思っていたより遊びやすかったのが好印象。



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なにより、毎ゲーム異なる世界地図が盤面に完成されていく様がなんともいい。













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「アメリカンレイルズ」

鉄道会社の株でお金を稼ぐゲーム。(だったと思う)
これまで遊んだクインドゲームズと同じくゲーム中はとにかくプレイヤー間の絡みが主体で進んでいく。

株式を高めてくれたところにひょっこり相乗りしたいと誰もが目論んだり、一見同じ株で協力してるようでどこかで出し抜くことを模索したり。

お金の流れがたしか3ヶ所あってそこが独特な面白さを感じたり、実際プレイしてみるととても遊びやすかったのも好印象。

最後はお金が一番たくさんある人の勝利になるので、終盤に合わせた競りの駆け引きや調整力もポイントです。


多人数でわいわい楽しめました。


以上、6作品ながら改めてまとめてみるとやはりメーカーの特徴など出てると思います。

「よく出来ている」
「けど渋めな印象」
「競りなど絡みが多い」
「中量級くらいで遊びやすい」
「パッケージが素敵」

など、個人的にはそんなイメージかな。


「カーソンシティ」とか他の作品も機会あればやってみたいです。













今回は遊んだことのあるクインドゲームズの6作品ほどをまとめてみました。

マスタープリントという美しいパッケージシリーズがあるのが特徴で、以前コレクションしてる人の棚の一部をパシャりと撮らせてもらいました。



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ここのメーカー(パブリッシャー)のゲームをいくつか遊んだ感想は、何度もリピートしたいと思うほどハマるわけではないけれど良質で渋く楽しめる作品が多いなという印象。

それと、たまたま遊んだゲームが偏っただけかもしれないけれど競り系が多い気も。

なんにせよ、メーカーによっても色々とゲームに特徴があってそれぞれの好みに合わせて楽しめるのもいいです。




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「バヌアツ」

南国テーマや競りを絡めた苦しさがフェルトの「ボラボラ」にも少し似てるなと感じた作品で、釣りをしたり観光客のための売店を建てたりとどんどん華やぐ盤面も楽しげでいい。

複数のメーカーから出てる「トラヤヌス 」や「キーフラワー」はやったことがあったけれど、クインドゲームズ版のマスタープリントシリーズとして初めて遊んだのはこの「バヌアツ」でした。

絡みの多いゲームなので気の合うメンバーでわいわい遊べる好作品だと思います。












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「アーグラ」

デザイナーは「ラ・グランハ」のミハエル・ケラーで、個人的に1ゲーム最長プレイ時間記録をぐぐっと更新した力作。


時間こそすごくかかったとはいえ、思っていたよりも見通しよくプレイしやすかった覚えがあり予想以上に楽しめました。

一度きりのプレイなので内容はもう結構忘れてますが、移動してアクションする中で先客がいたら何かしらある流れなど「イスタンブール」もプレイ中に少し頭をよぎったような。

その他、瞑想や好意ポイントといったアジア的な要素も盛り込まれていてよかった。



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盤面はとても大きく渋めなデザインで、コマはどれも凝っていて雰囲気あります。


ゲームの方は手番の流れに素直に合わせたプレイが上手く繋がっていき初見トップに。
長時間の白熱戦だったということもあり喜びもひとしおでした。


ただ個人的には、せっかく面白いゲームだからもう少しブラッシュアップしてプレイ時間をコンパクトになるようにしてくれたらなと思ったのが正直なところ。

でも、遊べてよかったと思える一品です。


ちなみに同じくムガル帝国をテーマにした「ガンジスの藩王」というブランド夫妻の作品もあり。(自分的には残念ながらもう一つでしたが評判のいい作品です)












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「チョコラトル」

競りが好みな人にはなかなか楽しめる作品だと思いますが、正直細かいところは覚えてないです。

そういえば以前、テーマが良さそうと自分でも他のメーカー版を購入したことがありました。(自分としては珍しく未プレイで放出)


なんというか、遊ぶと楽しめますがやはり渋いイメージが。渋く楽しめました。




後半につづく




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