先日はアートギャラリーを経営する「ギャラリスト」の3回目を遊ばせてもらったのでまとめてみました。
ギャラリストはこれまで2回プレイしてやっと自分なりにどんなゲームか掴めた気がしていたので、今回はそれをいい結果に繋げられたら嬉しい。
経験者同士の3人戦でスタート。
手番順を決めると2番手になり少しホッとする。
というのもギャラリストにはゲーム終了までラウンドの区切りもなく、キックアウトというルールの性質上でも最後手番は結構苦しい印象。
実際、今回3番手だった人は特に前半「苦しい…」という声を思わずもらしていました。
自分も前回似たような状況だったので気持ちはとてもわかる。
それにしても今回の初期ランダム配置は見事に偏っていて、「アーティスト発掘」で貰えるボーナスタイルが前半欲しいものが全て後列にあり、前列には後半に欲しいものばかり。
それでも自分的にはこれまでの経験を活かしつつ、概ね思惑通りの展開でゲームを進めることができました。
結果は134点で3回目にして初めての勝利。
得点的にはもう少し取れていると思っていたけれど、トリガーのあるゲームなのでそこはよしとしよう。
内容としては作品購入3枚で売却はなしとシンプルめで、前半のお金のやり繰りはやはりなかなか大変でした。
他にはアシスタントの雇用と影響点はマックスにできて、オークションでもなんとか1位を取れたのがよかった。
ゲームの感想としては「運要素が少ないゲームなのに運要素的なものにわりと結果が左右されやすいゲーム」だなと初見の時から感じてました。
単純に協力関係の要素だったり手番順が結構影響したりとどうしても自分だけではコントロールできない部分がじっくりゲームにしては多めかなと。(展開にもよるのでいつもではないけれど)
それこそ1回目の時は最後にオークション1位の自分がイーゼルのボーナス2択をどちらにするかで他プレイヤーのどちらがトップになるかが決まったし、今回もどちらを選ぶかで他プレイヤーに与える影響はとても大きかったり。
とても緻密なゲームなのに結果はわりと大味とでもいうか、個人的には後味がいつも少し不思議に思う。
でも面白くないかというとそんなことはなく、少し経ったらまたじわじわとリプレイしたくなる魅力があり十分気に入っているので全然問題はなしですが。(やりごたえや達成感もしっかりある)
というわけでラセルダのこれまで遊んだ作品はどれも面白くハマっていて、今では自分の中でルチアーニと2トップでお気に入りデザイナーになってます。
なのでしばらくは「バラージ」とラセルダやオトゥール関連のみ遊んでいてもいいくらいの気分。
もともと気に入った作品だけで遊んでいたいリプレイ派なので。
ちなみにこれまで「エスケーププラン」「CO2」「ギャラリスト」「オンマーズ」とプレイしてみて、ラセルダの印象は未プレイだった頃からだいぶ変わりました。
以前はたまに目にする情報でやたら複雑で重いと聞いていたので、「そこまでのは自分はやらなくていいかな」と思ってスルーしてた頃もありましたが、実際遊んでみると「そこまででもないな」というのが正直な感想です。
もちろん複雑さや重さも特に初プレイ時にあるし感じ方も人それぞれなので情報も間違いではないですが、ルールがわかれば世界観に入りやすくわりとシンプルに進行していくことも十分可能だと思います。(オンマーズはそれでもなかなか処理多めでしたが)
また遊びたい