2021年06月


最近発売されたパズル系ゲーム「プロジェクトL」を遊ばせてもらったのでまとめてみました。


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パッケージはシンプル。
内容は軽めの中量級といったところか。

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4人戦
ルール的にはピースを獲得して増やしながらパズルタイルを完成させていく流れ。

パズル系はそれほど得意ではないけれど、「マスターアクション」という効率化できる選択肢があったのでそれを駆使してみることに。

(パズルタイルを完成させると得点とピースが貰える)

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結果は24点で勝利。
今回はなかなか上手くいったようで、特にゲーム中も困ることもなくスムーズにできてよかった。
メンバー的にもサクサク手番が進み、ダレることなく気持ちよく遊べました。(考え込む人がいるとダレそう)


ゲームの感想としてはコンポーネントもしっかりしているし、パズル系が好きな人にオススメしやすそうな感じかな。

まあ自分的には(世界観を楽しみたいタイプなので)繰り返しやりたいとまでは思わないものの、初プレイの今回は効率化を目指しつつわいわい遊べて十分楽しめました。







ウイングスパンの第2拡張「大洋の翼」を初プレイしたのでまとめてみました。

ヨーロッパの鳥が加わった「欧州の翼」に次いで、今回はオセアニアに生息する鳥も追加されてより多くの鳥たちを愛でれそう。

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主な拡張要素はこちら
・鳥カード95枚追加
(新たにゲーム終了時効果あり)
・新たな目的タイルと黄色のたまご
・新要素「花蜜」
・新たな個人ボード(調整あり)

「花蜜」はコストのオールマイティにもなりつつ、使用した数が多いほど最後にマジョリティ得点も貰えるとのこと。

基本ルールもわりと忘れていたので、サッと流れを確認してから4人戦スタート。

(ちなみに「欧州の翼」も入っているようなことを言っていたので、おそらく拡張全部入りだったと思う)


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まずは鳥カードが5枚配られ、残すカードとエサを決めるところから。
とりあえず1枚だけ新拡張のカードがあったので、せっかくだからそれを残して軸にしてみる。

そして1ラウンド目の共通目標的には水辺に配置したいところだったけれど、そのカードをあえて上段にしつつあとは流れに任せてみることに。

すると1ラウンド目の目標点はビリになり序盤はやや出遅れたものの、結果的に残りのラウンドはすべて目標の単独トップを獲得。

あとは新要素の「ゲーム終了時に発動する」鳥カード4枚出せたおかげもあり113点で勝利。

「大洋の翼」は花蜜があることで融通が効きやすかったり、マジョリティ点もあることで上手くかみ合えば得点も伸びそうな印象で楽しめました。

なにより今回のメンバーがとても良くほぼ全員ノータイムでサクサク手番をこなし、こんなテンポよく遊べたのは久しぶりで気持ちよかったな。

同時にスタートした隣の卓で「オルレアン」していた人もこちらのあまりの早さに驚いてました。


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この日は紅茶やバウムクーヘンの差し入れをいただきながら。
全部飲み比べてみましたが、どれも美味しかったです。


(ウイングスパンはSwitch版もあるみたい)



潜水艦がテーマのキャプテンソナーを遊ばせてもらったのでまとめてみました。

今回の「ザ・ルーキー」はもともと多人数向けだったものを2〜4人用に遊びやすくしたバージョンとのこと。

2チームに分かれて相手の潜水艦に魚雷を2回命中させたら勝ちらしく、協力要素もあってなかなか楽しそう。

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ゲームの特徴としては相手チームとの間に仕切りがありお互い手元が見えなくなっている仕様。
ただ声は丸聞こえなのであまり相談しているとヒントになってしまいがちかも。

あとはチーム内で「艦長」「通信士」という役割を担当しつつ進行していく。

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1回目

艦長を担当。
潜水艦のスタート地点がお互い決まっていたので結構位置は丸わかり状態。
時折、静音装置で行方をくらますも魚雷の射程圏内に入られ先に一発もらってしまう。

しかも位置は完全にバレているし展開的にはかなり不利な状況。
ただ魚雷発射にはエネルギーがいるので、相手が再び貯まる前にこちらも魚雷を命中させ五分に。

その後はお互い魚雷発射できる状態で付かず離れず。
お互い場所は分かっているので射程圏内には入れず膠着しそう。
しかしながら相手が静音装置で姿をくらます代わりにエネルギーを使ってくれたので、通信士の人と相談しつつ相手の動きを読み切り魚雷発射。

なんとかチームプレイで勝利できました。


2回目はマップを変えて役割もチェンジ。
今度はスタート地点が秘密だったので通信士としても場所特定のしがいがあり、前半はゲーム本来の楽しさをより味わえた印象。

ただ後半は1回目と同じくやや膠着状態になってしまい、最後は向こうがこちらを巻き添えにしつつ自爆という半ば強引にゲームを終わらせる形でフィニッシュ。

「キャプテンソナー ザ・ルーキー」は潜水艦のクルーになりきり、わいわい会話しながら推理要素も交えつつ遊べて十分楽しめました。









中世のチェコが舞台の「プラハ」を遊ばせてもらったのでまとめてみました。

デザイナーはウラジミール・スヒィという人で、これまで「おかしな遺言」「パルサー2849」「アンダーウォーターシティーズ」はプレイ済み。

新作もどんなゲームになっているか楽しみです。

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このデザイナーは結構その時に旬なゲームの要素とかも取り入れつつ作品を作っている印象も。
例えば過去作では「ガイアプロジェクト」や「テラフォーミングマーズ」なんかが個人的には頭をよぎったり。

今作も16手番しかないゲームと聞いて「テケン」が思い浮かんだりしましたが、ルール説明を聞いてみるとアクション選択が歯車になっていてなかなか面白そうな仕様。

その他、立体コンポーネントも凝っていて見ため的には「アーグラ 」なんかも彷彿させる。

そんなことをうっすら思いつつ、いざゲームスタート。

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3人戦

とりあえず序盤にSの改良タイルを引いたら石を貰える系だったので、城壁方向に行くのが相性良さそう。
ちょうどお隣さんも金を強化して建物タイル路線へまっしぐらみたいだし。

ただ頭ではそう分かっていながら、金や建物にも手を出したい誘惑に駆られそちらも実行。
結果的にこの方向転換が悪手だったと思う。

おかげでゲーム中に石を10個くらい捨てるハメになったり、獲得した1,2の技術タイルとも噛み合わず。
さらに建物特化のお隣さんに協力してしまう形にもなっていたような。


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それでも技術を最速でレベル4にしたり、大学や本のパラメータも他2人をリード。
カレル橋に王の道タイルまでしっかり置きつつ、一番高得点の狙えるボーナスも確保とその他はがんばってみました。

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ボード上にはプラハの名所が立体コンポーネントの得点ポイントになっていて、アートワークと共に楽しめるのもいい。(上の写真はカレル橋)

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こちらは大聖堂と飢餓の壁。
「テケン」みたいに周りが見にくいからと立体物を取っ払ってしまう人も多いそう笑

コストは金と石の他に「たまご」や「門」もあり。
実は序盤に出ていた「石を門にできる」改築タイルをずっと欲しかったものの、ちょうど同じ配置先にSの改築タイルがすでにあって迷った。

結局取らなかったけれどゲーム後に聞いたらお隣さんも同じように欲しかったみたい。
あとSってそこまで特別感なく微妙な感じも少ししたかな。

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結果は138点で2位。
見事初見1位は相変わらずゲーム巧者のお隣さんでブレずに建物特化をしつつ、金の生産をするたびにいい得点や効果が発動するエンジンを作ってました。

今回の反省点はやはり欲張って両方から旨みを得ようとしたところか。

それとゲーム後に城壁タイル点があるのを認識してなかったのも敗因の一つだけど、それに比べてトップの人はしっかり最後のたまご点までマックス取っていてさすがでした。

ただこんな感じで反省の多い内容でしたが、なんとか取り戻そうとその他のところは結構がんばれたから良しとしよう。

「プラハ」の感想としては十分楽しめました。
手番数が足りない系は好きだし、得点もシビアなゲームよりどんどん伸びていく方が好みなので。

後日、持ち主さんから少しルールミスもあったとのことなので、また機会があれば次はもうちょっと上手くやれたらいいなと思います。






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