2022年06月


最近遊んだその他のボードゲームをいくつかまとめて紹介します。

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「スーパーメガラッキーボックス」

内容はちょっとうろ覚えだけど「ガンシュンクレバー」を簡単めにしたような感じだったと思う。

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なんとか1位取れた。


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「死神プリスクール」

可愛らしいイラストのカードゲーム。

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どのカードも死神が可愛い。
内容はトリックテイキングで、獲得する枚数を上手く調整していく感じだったかな。(なんとか1位)


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「アノ1800」

3人戦は初。
これまで2人戦しかやってなかったので、どんな感触か楽しみ。

まずは2人にルールを説明して、初回推奨の共通目的カードでスタート。

メインでやることは「建物タイルの購入」か「カードを出して目的達成」なので遊びやすく、「ワレスもこんな感じの作品あるんだ」と同卓の人もすぐにゲームに馴染んでくれてました。

ゲームの方は思っていた通り、2人戦よりも貿易が盛んでより船が活躍してくれる設計で◎
ただ結局レベル3の造船は誰も作らずでしたが。

結果は終了トリガーを引けたおかげもあり120点くらいで一応勝利。
内容的にはどの得点要素もわりとまんべんなく取れた感じかな。

島民カードでかなり得点を稼いでいた人もいましたが、共通目的カード点が疎かになっていたのを反省点に上げてました。

じっくり系は「次はこうしよう」と2回目からの面白さもあると思うので、また機会あれば3,4人戦などしていきたい。






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「ファクトリーファンナー」

以前1度遊ばせてもらったことありますが、こちらは少しコンパクトになった新版とのこと。

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「苦手だった」ことしか記憶になかったので、ルールを聞いて数年越しに再チャレンジ。

入出力の方向とかルールが常にごっちゃになり、パズル含めてやはり自分はこの手のゲームは苦手のよう。

途中、軽く心が折れかけてタイル2枚くらいは考えるのを放棄して破棄していたらやはり最下位に。

それに比べてトップの人は初プレイでしっかりやりこなしていて見事でした。

好きな人にはハマりそうな、なかなかユニークなパズルゲームという印象かな。


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「アドベンチャーアイランド」

無人島からの脱出を目指す協力ゲーム。
ネタバレにならないよう内容はあまり書けないけれど、良くできていて難易度も高めでとても楽しい。

今2章までクリアしたところ。
今年中には脱出したい。







「カーネギー」

少し前に1度遊ばせてもらってから、オンラインで見知らぬ海外の人と一戦したので少し感想を。

一度遊んで全体が分かっていたので、大まかな方向性は決まっていてそれを試してみたかった感じ。

結果から言うとほぼほぼ思い通りの展開から170点くらいで1位だったのは良かったけれど、わりとやり切れてしまったことでせっかくのリプレイ欲がグッと下がってしまったのが正直なところ。

もちろん相手によって展開も変わるだろうしまだまだなんだろうけれど、一度でもやり切れた感があると自分はこれまでの作品でもこうなりやすいかも。

いいゲームと思うだけに個人的にはもう少し「ままならなさ」が欲しかったというのが、とりあえず2回プレイした時点での感想かな。

ちなみに内容は主要都市の全繋がり後も余力あったし、輸送トラックもほぼ全上げなど。








あとは「テラフォーミングマーズ」を数年ぶりにやりエコの企業に負けてしまったり、「バラージ」でダム作りを初プレイの人と楽しんだり。


これからも色々遊んでいきたい。






宇宙での覇権争いがテーマの「デューン 砂の惑星」を遊ばせてもらったのでまとめてみました。

詳しくは知らないけれど「デューン」は映画や本にもなっているSFものらしく、今作はそのボードゲーム版とのこと。

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わりと評判良さげで存在は知っていたものの、個人的には世界観など正直あまりそそられずこれまでスルーしていた感じ。
ただ持ち主さんおすすめだったので、それならとこの機会に遊んでみることに。


まずはルールを聞いてみると思っていたよりシンプルに設計されていてそこは好印象。
「ドミニオン」みたくカードを購入して手札を構築しつつ、そのカードを使いワーカーを配置してアクションする流れ。

カード効果とワーカープレイスメントの組み合わせということで、持ち主さんお気に入りの「アルナック」にも少し通じるところがあるかも。

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3人戦

ちょっとした能力を持つ人物をそれぞれランダムで1枚貰ってからスタート。
この要素も多少の指針にして絡めていきたい。

このゲームは誰かが10点取ったら終了トリガーという、たくさん得点が入るじっくり系ではなかなか新鮮な感覚。(10Rでも終了)
プレイ時間も長引き過ぎず程よく遊べそう。

ゲームの方は経験者の持ち主さんがまずワーカーを1つ増やしつつ、特殊効果のある陰謀カードをどんどん絡めていくスタイルで進行。

ちなみに持ち主さんは「テケン」なんかでもいつもカード効果をどんどん絡めるやり方だし、この手の作品はとても好みっぽい。

「手札に合いつつ空いているアクションエリア」は限られているので、自分はその中から流れに合わせてやる事を選んでいった感じ。

このシンプルな選択肢でありながら悩ましさがしっかりあるところは結構好みなポイントかな。

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「10ラウンド行く前に大体誰かが10点トリガー引きますよ」と聞いていたものの、今回は10点が皆なかなか遠い展開となり10ラウンドやりきり終了。

結果は最後にまくられてしまい8点で2位。
たくさんの陰謀カードを絡めていた持ち主さんが見事9点でトップでした。

反省点としてはパラメーター上げの順番を間違えたところで、逃げ切れた可能性もあったのでここはまた次に活かしていきたい。

初見の感想としてはこれだけ遊んで10点くらいしか取れないし、ゲーム直後はやや満足度も薄めに感じたのが正直なところ。

ただ適度な運要素とプレイ時間や内容量などのバランスもなかなか良く、しばらく経った今はとりあえずもう一度リプレイしたいなという気持ちあり。

一度全体を遊んでみて「次はこうしてみたい」と思ったこともあるし、また機会あれば色々試してみたいところ。(今回陰謀カードの内容も全く知らなかったし)

ちなみに自分の好み的にテキストカードがズラッとあるタイプは面倒で苦手ですが、今作の陰謀カードみたいに山から1枚引いてそれを見るだけなら大丈夫。

「イスタンブール」拡張のコーヒーカードのように、どんなプラス効果を引けるのかというドキドキは遊んでいて楽しい。

というわけで、「デューン」はじっくり系の中では程よい遊び心地で楽しめる感触もあったので、テーマ世界観などが好きな人にはおすすめかなと思います。

砂の惑星ということでコストが水とスパイスとお金になっているのも◎











近代ヨーロッパで島の発展を目指す「アノ1800」のリプレイをまとめてみました。

とりあえず購入後に2人戦を連続で遊べているので、今回は5回目の感想などになってます。

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任務(共通目的)カードは完全ランダムで5枚。
ただ「パイフォリア人」だけは出たら抜いてほしいと相手からの要望あり。
これがあるといかに早く終わらせるか勝負みたいになり、じっくり世界観を満喫しにくくなるという気持ちはわかる。(自分も結構賛成)

幸い今回もバランス良いラインナップでしたが「旧世界タイルを1枚のみ所有なら18点」という任務は2人だと「?」となる。

「いつも普通に1枚のみでやり繰りできているのに18点も貰えるのか」という感じ。
この任務内容があるということは旧世界タイルは多いほど強い設計のはずだけど、その辺りはまた3,4人戦で色々試してみたいな。

ついでに2人戦でこれまで気になっているところもざっと上げてみます。

・造船レベル3の船はコストや手間の重さからいって「とても強くここを目指すのが醍醐味」くらいにして欲しいけどそこまでの価値を感じない(実際作ったことない)

・島民カードの達成ボーナスで貿易トークンを結構貰えるので、貿易船の価値が薄めに感じる

・旧世界タイルが1枚で問題なくやり繰り出来てしまうので、探検船の価値も薄めに。

つまりまとめると「造船の重要度がいまいち低い」のが2人戦では初見から気になっているところ。(任務によって多少変化もあり)

大船団を率いたりするのもこのゲームの醍醐味だと思うので、3,4人戦になるとプレイ感がどう変わるかも今後楽しみにしてます。

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ゲームの方はまたトリガーを引かせてもらい140点対98点で終了。

内容的には手札にコーヒーコストが複数あったので、新世界タイルを引くもコーヒー豆は出ず。
しかしながら達成ボーナスに新世界の資源があり、そこからコーヒーに繋げた感じかな。

相手は旧世界タイルを増やしつつ任務カードにある(得点になる)建物を建てまくっていたものの、新世界に行く前にゲーム終了で残念そう。

今回2人戦の気になるところも思いつくまま書いてみましたが、これまでも連戦を楽しめているので作品としては十分気に入ってます。











マーティン・ウォレスの「アノ1800」を連日遊んだのでまとめてみました。

アノ1800はプレイ時間も長過ぎずリプレイしやすいのも魅力的な作品に仕上がっていると思います。

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2人戦 3回目

上の写真は今回の任務(共通目的)カード。
1,2回目に使ってないものからランダムで選んだけれど、前回に続きなかなかいいバランスになってくれました。

任務的には今回の方向性として新世界の産業作りや投資家(水色キューブ)を増やすのが有効そう。

そして「パイフォリア人」があることにより手札残しはマイナス点になる為、通常より手札増やしは慎重にしたいところ。(終了トリガーのタイミングもより重要に)

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ゲームの方は手札の達成ボーナスに貿易トークンがほぼなかったので、今回は探検船より貿易船の方を優先してみる。

ただ今のところ、2人だとそこまで造船は重要視しなくてもなんとかなる感じ。
パッケージが船だったのもあり造船が大きなポイントかなと思っていたものの、その辺が真価を発揮するのは3,4人戦なのかな。(まだ未プレイ)

そしてパイフォリア人があったので、自分は島民キューブ増やしはそこそこにしてわりとサクッと終了トリガー引きに成功。(120点でフィニッシュ)

相手はまだたくさん手札を残してこれからというところだったようで、悲鳴とともにマイナス点を頂戴してました。
でもゲームが楽しいから手を広げたくなる気持ちも十分わかるし、すぐに次戦の構想を練り出し気に入ってくれてるのでよかった。

ちなみにこのゲームで遊ぶ時は手札が「チケットトゥライド 」のように増えるので、カード立て2本あると遊びやすいかと思います。

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2人戦 4回目

任務カードはこれまで使用してないのがちょうど残り5枚だったのでそちらを選択。今回で一通りの要素が見れそう。

そしてお互いゲームに慣れたし小耳に挟んでいたバリアントルールもちょっと確認してみるものの、その3つの微調整は「いらないな」と自分は率直に感じました。

上手く言えないけれど「それも含めてゲームなのに」というものまでなんでも調整していかなくてもというか。

そう思いつつもまずは相手に聞いてみる。
「バリアントあるらしいよ」「入れよう入れよう」
「内容はこんな感じ」「やめよう」
と、幸い同じ感覚を抱いたみたい。

ただこれは良い悪いではなく、一緒に遊ぶもの同士の感覚が合う方を選択して楽しめればいいんじゃないかと思います。

(ちなみにあくまで2人戦の感想ですが、おそらく3,4人戦でもこの感覚は変わらなさそう)

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ゲームはお互いカード交換ガチャが上手くいかず、トリガーまで少々手こずったおかげで得点の方は伸びて終了。(174点対123点)

相手は練ってきた作戦を色々試せたようで、祭りを3回しかやらなかったり島民3点カードから60点以上取ってきたりと楽しそうでなにより。

逆に自分は今回5,6回くらい祭りをしていた気がしますが、任務内容などにより色々な作戦ができるのもいい。

ちなみに「祭り」とは全てのキューブやトークンを再利用するため戻せるアクションだけど、1手番使ってしまうので「イスタンブール」の「噴水」みたく少ないほど確かに効率的な面も。

あと必要コストの資源が前半から後半にかけて移り変わっていく感じは少し「アルティプラーノ」ぽさも感じたり。

なんにせよ楽しく遊べていて、自分的には久々にヒットという感触で嬉しい。

まだまだ遊んでいきたい。



拡張も出てほしいな





産業や貿易で島を発展させる「ANO1800」をリプレイしたので簡単にまとめてみました。

今作は2020年のウォレス(ワレス)作品で、日本語版は今年発売。
前回の初プレイから相手もいたく気に入ったようで連日リクエストを貰って遊べてます。

プレイした感触は中量級寄りのじっくり系という感じで、ルールも簡単めでわりと気軽に心地良く遊べつつ満足感もあって◎

まだ2人戦しかできてないけれど、今回はリプレイをざっくり振り返ってみます。

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2人戦 (2回目)

前回の任務(共通目的)カードは初回推奨の5枚だったので、今回はそれ以外からランダムで選択。
内容を見るとランダムながらちょうどバランス良さそうな5枚になっていてよかった。

この任務カードにより毎回方向性の変化が生まれていい感じ。
今回はなるべく島民キューブを増やしたり、特定の建物を建てていきたいラインナップ。
あと「探検トークンで手札1枚除去できる」効果カードも要所で使ってみたい。

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前回もでしたが今回も手札の達成ボーナスに貿易トークン系が多かったり2人戦というのもあり、貿易船はほぼ作らなくても良さげな展開。

ここら辺は2人だとやや緩く感じたので、また3,4人戦がどうなるか楽しみ。(手札や任務によっても変わりそう)

初見でも十分楽しかったけれど、全体が分かっている2回目はさらにテンポも良くどのルートで手札を失くしていくか悩ましく面白い。

例えば「カカオ」と「豚」で「チョコレート工場」を作ってから、「チョコレート」を生産して島民の要望を達成するみたいな流れ。(達成ごとに手札が減る)

その「カカオ」は探検船を作って新世界に行かないと手に入らないとか歴史的世界観もいい。

そんな産業が30以上あってどんどん繋がりが出来上がっていくところや、目的達成とボーナス効果を繰り返しできるのが遊んでいてとても楽しい。(貿易要素ももちろん◎)

なので自分の感触としては「ルールや進行はシンプルにしつつ、楽しい要素を抽出してちょうど良くまとめ上げてる好作品」という印象。(今のところ)

ゲームの方は手札を5枚くらい一気に出して、自分がまたトリガーを引き120点。
相手は100点だったので花火点差+αくらいのわりと接戦で終了。

任務カードに編集者(手札除去)効果があったのもあり、まあまあ早めのトリガーから自分は島民8点カードは2枚と少なめの内容。

相手は造船レベル3の船作りがコスト重そうだったものの、やはり楽しかったようですぐに次戦の作戦を練ってました笑

3回目もすでに遊んでいるので一緒にまとめるつもりでしたが、少し長くなってしまったので今回はここまでにしておきます。

最近「アノ1800」や「カーネギー」「アドベンチャーアイランド」などのおかげで、やや下がり気味だったボードゲームのモチベーションがまた復活してきて嬉しい。

これからも気の合う人たちとマイペースに楽しんでいきたい。




↓このパッケージと世界観も素敵




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