Capstone Gamesから今年発売された美しいアートワークが一際目を引く石油テーマの作品「パイプライン」を購入したのでさっそく遊んでみました。

自分的にはとても興味ある作品だったので発売されるかわからない日本語版を待たずに輸入版を入手。
ちょうど台風のため外出を控えた週末、久しぶりに家で2人戦をしたのでプレイ記をまとめてみました。


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「パイプライン /  Pipeline」

12歳から
2-4人用
30分×プレイ人数


政府により長きに渡り独占されていた石油産業が需要に追いつけなくなり民営化へ。
プレイヤーはそれぞれ石油事業での起業により精製油の効率的なネットワークを作り、様々な市場で売買しつつ収入を得るのが目的。

ゲームデザイナー: ライアン・コートニー
アートワーク: イアン・オトゥール



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軸となる流れはこんな感じ。

1. 原油を買う
2. パイプラインを繋げて高品質な石油に精製
3. 市場などでより高く売る


目的はシンプルながらやることはたくさんあり、原油や精製油を保管するためのタンクや精製を効率化するためのマシーンも必要。

さらにメイン要素となるパイプタイルも政府市場やショップから買わねばならず、勝利点でもあるお金のやり繰りがとても悩ましくなってます。


そしてアップグレードカードというそれぞれの分野の専門家を雇うこともできるので、色々な作戦を試してみたくなりそう。


ルールを読んだ時点で、どことなく「ワイナリーの四季」にも少し通じるものがあるなと感じました。



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個人ボードにはタンクを配置していき、色の異なる3種類の石油をその上に保管できる。
原油→低級油→中級油→高級油と品質を上げていくほど高い収入に繋がります。

獲得したパイプタイルは個人ボード横にパズルで組んでいき、セグメント数が精製コストになる。


ちなみに今回はルール確認を兼ねたお試しプレイなので、初回推奨されていたものをすべて取り入れました。

*ランダム配置する精製コストマーカーから7を抜く
*アップグレードカード、指定の5種
*評価カード、指定の3種


ゲームの方は計4枚ある評価カードがある程度何をしていくか指針になり、初回推奨ではパイプラインの基本的なことをしっかりやる系でした。
慣れたらこれ以外の評価カードにしていくとよりゲームに味付けが加わり楽しそう。


その他、契約や注文タイルにマシーンでの精製自動化など面白い要素は色々あり書きたいところですが、長くなりそうなのでその辺りはまた次のプレイ記の方で。


ルール読みの時点から唯一引っかかっているのがアップグレードカードの購入処理で、例えば先手番の人たちが買ってしまうと2年目まで後手番は買うチャンスがなくなったりする仕様。

全体の出来の良さからもおそらくそのバランスで上手く調整されているとは思うので、これからリプレイを重ねながら色々試していきたいと思います。



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今回は2人戦だったこともありアップグレードカードの政府をレベル3まで特化できたおかげで、ゲームを通してそこから14枚のパイプタイルも獲得。

しかしながら我が社のパイプラインは1種類を必要以上に伸ばしすぎたりマシーンの場所を見誤ったりまだまだ全然上手くはいかず。
ラスト手番でなんとか1回だけマシーン起動させるのがやっとでしたが、自分のパイプラインを構築して自動化していく作業はなんとも楽しい。


ちなみにパイプラインは3年でゲーム終了となり、年を追うごとにラウンド数が少なくなるので後半の手番数の足りなさ感は「テオティワカン」にも少し似てるかな。
どちらのゲームもアクションの効率化がポイントだと思います。


そしてゲーム終了して得点計算へ。
ペナルティキューブも5個貰うなどまったく自信はなかったものの、最終得点は500点ほどで意外にも勝利。
現時点で何点くらいを目指すゲームなのかわからないけれど、もちろんまだまだかなり伸びしろはありそう。

相手はパイプタイルが少なく得点伸び悩んだようでしたが、次回はこうしようとしっかりビジョンを持っていたのはさすが。
自分としてもこの初回からすんなり上手くいかない難しさは好みです。


パイプラインはテーマやアートワークも素晴らしく、ゲームの方も十分やりごたえがあり感想戦ではお互い好意的な意見が飛び交う初プレイでした。
ただその間遊んでもらえなかった子供からは
「もう二度とやらないでね」
と釘を刺されてしまいましたが。


プレイ時間は初回なので結構かかってしまいましたが慣れたら普通のじっくり系と同じくらいでいけそう。
(ただしパイプのパズル要素に長考してしまう人がいると長引くと思うので要注意)


また4人戦なども試してみたい。