先日パイプライン4人戦を遊んでみて気になったところもちらほらあったので少しまとめてみました。


とはいえ自分的に今年のお気に入り作品なので良いところの方が多く十分楽しめていますが。


① アップグレードカードの処理
まずはルールを読んだ時から変わっているなと思っていたところ。
プレイヤーは手番で2枚まで購入できる。
購入された種類のアップグレードは閉じられてその年の間、誰も購入出来なくなる。
さらに追加で購入していないところからも1種類閉じてしまう。

なので例えば先手番の人がアップグレードカードを2枚購入すると、その時点で3ヶ所が閉じて残りは2種類のみになる。(計5種類)
実際、この前の4人戦はそこからスタートしました。


パイプラインは3年でゲーム終了となるので1年目でアップグレードカードを購入出来ないと、レベル3には行けないようになってます。

遊んでみた感触としてはアップグレードも戦術の一つという程度でそれほど気にはならなかったものの、もっと皆がアップグレードを絡めながらの方が面白そうとは思いました。


普通に、「どのプレイヤーも同じ年に同じ種類のアップグレード購入は一回のみ」でいいような。

しかも、
レベル1はプレイヤー人数マイナス1
レベル2,3はそれぞれ1枚のみ
と、枚数もいい感じに調整されていて2,3年目に向けた手番順争いも熱くなりそうなだけにこの部分はやはり気になるポイント。

今後もリプレイを重ねて色々試していきたい。




② 共通目標カード(バリエーションカード)
ゲーム終了後のメインとなる得点要素もバランスがちょっと気になるし、目標にもう少し遊び心が欲しいとも感じる。


固定一枚と、毎ゲーム15枚からランダムに3枚を選択する方式。

初回推奨の目標カードは基礎点をもう一度カウントする系で2回目からはもういいし、基礎点のパイプライン点を細かくした系なども得点少なく魅力に欠ける。

かといえば注文カードをもう一度カウントできるなど、そこだけに照準を合わせればほとんどの勝利点をそれで取れそうなものも。

もちろんゲーム中にも勝利点を増やせるし、共通目標なので皆同じ条件とは言えこれはどうなのかなと思う面もあり。



③精製コストマーカー順
プレイ記の方でも触れましたがコストマーカーを9枚ランダム置きしてから、高級に行くほどコストが高くなるように並び替えた方がしっくりくるように自分は感じました。



以上ざっくり3点。
またリピートしているうちに新たな面が見えてくるかもですが、とりあえず初見を終えての感想でした。

日本語版も出て欲しいな。