中世フランスの都市を繁栄させていくのがテーマの作品「トロワ」を久しぶりに遊んだのでまとめてみました。

「グランドオーストリアホテル」や最近では「ティーフェンタールの酒場」のようにダイスを取ってやり繰りするダイスマネジメントが楽しめるゲームで、お金さえ払えば他プレイヤーのダイスも使える(奪える)のが特徴的。

その他にもそれぞれ秘密裏に所持している目的カードが、ゲーム終了後には全プレイヤーの共通目的になるなど色々な要素が散りばめられていて面白い。



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3人戦。拡張なし。
(通算4,5回目くらい)

メンバーは皆経験ありだったけれど、久しぶりなのでルールを軽くおさらいしてスタート。
まず準備段階として宗教(白)、軍事(赤)、経済(黄)の3エリアに「カタン 」の初期配置時の順で自分の一族コマを置いていく。

どのラウンドでも最初に一族コマのいる場所に対応した色のダイスを貰える。
自分は2番手でコマの配置的に白エリア重視の展開になりそう。


白エリアにある最初のアクションカードは「白ダイス1つを黄ダイス3つ分として使用できる」という効果だったので素直にそこへ。
その後、この効果を使うと黄色の経済エリアでお金をたくさん獲得できてほくほくに。


ただ今回の展開として自分以外の皆も序盤からお金をがっしり調達できていたので、ダイスは買われまくりすぐ無くなりラウンド終了が早い。(1手番にダイスは3個まで使える)
どのラウンドでも2,3手番したら終わっていたような。



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メインボード下のエリアには敵国からの襲撃などのイベントカードがあり、処理していかないとどんどん貯まっていくので簡単な「ドラゴンイヤー」をやっているようにもなる。
今回そんな状態だったおかげで皆のダイスも対応に削られ、ラウンドの終了が早まった要因の一つにもなっていた。



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というわけでスピーディーな展開のままゲームは進み、後半は一番高得点の取れる行動を見極めつつダイスをやり繰りし、他プレイヤーの持つ目的カードも予想する。

これだけユニークで面白い要素を詰め込んであるのに、経験者同士ならわりとサクッと遊べるのも嬉しい。
最近遊んだ「ハワイ」でも感じましたが近年のじっくり作品に比べると少し前のは場所もそれほど取らずプレイ感もやや軽めな印象。
リプレイ回数が単純に多いというのもあると思いますが。


ゲームの方は最終決算をすると52点で勝利。
自分と他プレイヤーの目的カード計3枚からはそれぞれ1点づつしか獲得出来なかったけれど、ゲーム中の得点を上手く積み重ねていけたのがよかった。

今回はゲーム終了までとにかく展開の早いトロワでしたが、久しぶりに遊んで思った以上に楽しめました。


また遊びたい




Troyes
アズモディー(Asmodee)





拡張「トロワ の淑女たち」のモジュールも2つほど入れたことあるけれど、その他は未プレイなので機会があればやってみたい