ティーフェンタールの酒場をモジュール3まで投入して遊んだのでまとめてみました。

モジュール3の特徴としてはお店の評判要素が加わり、お金(収入)とビール提供量のバランスが求められる仕様となってます。
なので評判を上げたければどちらもまんべんなく力を入れていくのが理想的。


ちなみにゲームではより上質なお客を増やすことで高収入に繋がりますが、それにはビール提供量が必要。
そのビール提供量をアップするにはスタッフなどを雇うために、お金を使わねばならないというジレンマがあります。

これまで遊んだ感触ではモジュール2までが導入的な感じで、今回の3がティーフェンタールの基本形かなという印象。(よりシンプルに遊びたければモジュール1でも十分ですが)



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プレイ記
4人戦。モジュール3。

お一人初めてだったのでルールを説明していざ酒場経営スタート。
特に作戦があるわけでもなかったので、ダイス目や酒場の状況に合わせて進行してみる。

今回は皆、モジュール3に合った経営方針でバランス良く評判をぐんぐん上げていて多い時には一度に9つもマーカーを進める人も。
ここを進めると1周にあたる10マスごとに貴族カードを獲得できたり、途中ボーナスを貰えたりする。(最後に勝利点にもなる)


しかしながら今回自分のみ経営方針が偏っていて後半までほとんど評判トラックは進められず。
ただお金を重視気味にしていたおかげで酒場のアップグレードは中盤で3つほど達成。

これまで2回の過去プレイでは最終ラウンドまでほとんどアップグレードできなかったので、この辺りは世界観的にも酒場の発展感あり楽しめました。



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そして最終ラウンド。
「クアックサルバー」もそうでしたが、やはりここが一番の山場になり熱がこもる。

結果の方はある程度の下準備もしていたおかげで、ラストに貴族カード5枚(ビール18で3枚、アップグレード1、評判トラック1)取れたのも功を奏し130点で勝利。

得点の内訳は貴族カード11枚を含めたカード点で126、シュナップスで1、評判トラックから3という感じ。


わりと成り行きでやっていたわりには運良くいい得点に結びついてよかった。
2位の人は125点。評判トラックをぐるぐる回っての貴族カード獲得や報酬の恩恵を上手く活かしていたようす。


ティーフェンタールの酒場の3回目を遊んだ感想としては、ビールとお金にトークンがないことによって良し悪しがあるなとも感じました。

ないことによるゲームのテンポの良さや洗練さも感じる一方で、場合や人によっては逆にこんがらがってもたつく要因にもなりえたり。
感じのいいビールコマとかあればゲームの雰囲気にもグッと味が増すかもしれないし。

ゲーム中、トークンがないことや計画を変更してもいいということもあり、他プレイヤーのアクション中は自分の酒場のことを考えていることが多く結構ソロプレイ感もあると思います。


それでもテーマや雰囲気も良くアップグレード感も楽しいミドル級の好作品だと思うので、またモジュール4も遊んでいきたい。





ティーフェンタールの酒場 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2020-02-20