病院を経営する「クリニック」を初プレイしたのでまとめてみました。

クリニックはもともと2014年作品。それをデラックス版として新たにオトゥールのアートワークで2019年に再発売。いくつかのミニ拡張も入ってます。



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ボックスカバーは窓部分が切り抜かれていて、そのカバーを外すと建物内部のボックスアートが全て見られる仕様。
なかなか凝っていてイラストも可愛らしい。


持ち主さんはすでにプレイ済みとのことでルールを説明してもらうこと1時間くらい。
最近遊んだ「オンマーズ  」に続き、なかなかルール量多めで世界観がしっかり作られてました。


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プレイ記
4人戦。拡張なし。
(3人初プレイ)


まずは治療室、診療拠点、備品室の3つのタイルを渡され個人ボード(自分のクリニック)に初期配置。

場所は自由だけどいくつかルールあり。
・治療室は他2つに隣接させないと機能しない
・治療室と備品室は上下階でも真上下で隣接できる
・同種タイルは隣接して配置できない(真上下も不可)

立体的なパズル要素もあり初見ではよく先を見通せなかったし、とりあえず持ち主さんと同じ配置でゲームスタート。


やること自体はアクションの選択肢が3種類なのでシンプル。1ラウンドに3手番で全6ラウンドやって終了という流れ。

各アクションはこちら
建設→部屋、庭園、駐車場、移動設備など
雇用→医者、看護師、用務員
患者の受け入れ→各診療科の患者

ざっくり大筋としては、治療できる部屋環境を整えてスタッフを雇い患者を呼び込み治療費を得る。たくさん稼ぐほどそこから変換できる勝利点が主な得点源となる。


そこに色々な要素が絡んできてゲームもより濃密になってきます。
・スタッフや患者の移動による時間管理
・車のスペース確保
・建物の立体的パズル要素
・毎ラウンド発生する経費
・医師や患者のグレード変動
・アクション選択のバッティング要素や手番順争い
・患者の取り合い
など

どれも世界観に合わせた面白い要素になっていますが、時間の概念があるところや駐車事情にもスポットを当てている辺りは特によくできてるなと思います。



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今回自分は初回ということで序盤は探りながら入口や移動設備と特殊施設を建設して時間対策をしつつ進めてみる。
時間を進めてしまうほどゲーム終了時、マイナス点になるので。


見た目的にはどんどん上階に診療科を増やしていくのが醍醐味に感じていましたが、ゲームを進めていくうちにほぼ1階のみで十分回していけると感じたので思うままに効率化路線へ。


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(この写真で2階の青いタイルの配置場所がミスってますが、まあどこでも置ける状況なので…)



結果は70点くらいで嬉しい初見勝利。
内容としては時間が3マス進んだのみでマイナス1点、診療拠点も一つ増やしただけで上階もほとんど使用せず。

というのも上階は手間もお金も移動時間もかかる割には点数や恩恵が少なめな印象。
初見の個人的感想ですが、一番醍醐味になりそうな部分だけにここはとても惜しく感じました。

例えば治療室は1医者1患者のみにするとか単純に上階の得点をもっと高くするなど、より上の階に行かざるを得ない状況にした方がゲームとして断然面白くなりそう。

QPを上げつつ上手くたくさんの患者を呼び込んで上階をフルに活用していくのが理想かとは思うけれど、4人戦で遊んでみた感じではなかなか大変そうな感触。(1回のみのプレイなので分かりませんが)

遊ぶ前のイメージでは1階は車の駐車スペースで一杯になって来るから治療は上階メインにしていく設計だろうと思っていたら、わりと普通にやりくりできてしまったのは少し意外でした。

ちなみに2,3位の人は自分より上階や診療科を上手く利用してましたが、時間の進みでマイナス20点くらいもらうことに。
その差がそのまま結果に繋がった感じかな。

全体の展開としては4人だと特に手番順が結構効いてきて、後半は患者不足が続くことになったのでここら辺がゲームのポイントのように感じました。(ギャラリストでいうお客の取り合いに通じるものがある)

手番順に関しても勝利点を伸ばすと後手になっていくジレンマがあり。


クリニックは予備知識なしの初プレイというのもありルール量多く今回は特に悩ましかったですが、経営感がしっかりあるところなどよくできていて面白かった。

ただプレイ時間が長くかかる作品だけにもう少しシビアで正直な感想を言うと「惜しい」という感じ。


それでもモジュール式の拡張もたくさんあるみたいだし、また色々なやり方を試してみたいと思います。