ルネサンス期のフィレンツェを舞台にした「ロレンツォ」を久しぶりに遊んだのでまとめてみました。

ちなみにタイトルのロレンツォという人はこの時代に絶大な力を誇ったメディチ家当主の一人。



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本作のデザイナーは3人。
お気に入りのルチアーニと手を組んでいるのは、この作品の後「コインブラ 」を作ったジーリ&バラジーニコンビ。

少しややこしいですが前作「グランドオーストリアホテル」ではルチアーニとジーリのみ。

ついでに言うと「ツォルキン」「マルコポーロの旅路」「カウンシルオブフォー」がルチアーニとタスチーニ。

そのタスチーニも近年「テオティワカン」「テケン」と精力的に作品を発表してます。



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今回は以前ロレンツォを紹介した人から「また遊びたい」とリクエストを貰っていたので自分が持参。

もう1人は初プレイでしたが最近「バラージ」「ツォルキン」「マルコポーロ 2」とルチアーニ作品を一緒に遊んでいたのでちょうどよかったかな。

というわけでルール説明して3人戦スタート。
(上級ルールなし)

共通のダイス目にも展開は左右されますが、ゲームはまるで緩さを削ぎ落としてあるかのような調整。
そこに「グランドオーストリアホテル」から継承されたペナルティ要素も加わる。

どこのアクションマスも他の人より早く置きたいし、いつも何かしらの資源やお金が足りない苦しさや悩ましさ満載で楽しませてくれました。

ルチアーニ作品はルールも含めてしっかりブラッシュアップされている印象で好み。



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結果は76点と低めながらなんとか1位。
かみ合った時は100点以上は取れるゲームなので内容的にはもう一つ。
2位の人と黄色被りしていたのと後半のダイス目がよくなかったのが主な要因か。(単純に指導者カードなしというのもある)


ただプレイ時間も2時間弱とこぎみよく遊べたし、皆ゲーム中は苦しみながらも楽しげな雰囲気でいい感じでした。

自分的にもロレンツォは改めて面白いゲームだなと再確認できたし、機会あればまだ未プレイの拡張も試してみたい。


初プレイの人も気に入ってくれて購入も検討してましたが現在は入手難とのこと。
しかしタイミングよくその翌日に「ロレンツォ拡張込み版」が再販されるとアナウンスされていたので驚きました。


そちらも楽しみ。