ルネサンス期の商人となりヨーロッパを旅する「ティルトゥム」を遊んだのでまとめてみました。

今回は2人戦でのリプレイ記ということで、前回書ききれなかった感想なども。

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2人戦 (2回目)

見本市タイルは初見で使わなかった中からランダムで選択。後手番でスタート。

手番順は2人ではそこまで気にならないけれど、3,4人だと後手はなかなか大変そう。
早取り要素ばかりだし、見本市が共通目標になっていて狙いが被る仕様なので。

ちなみに自分の好みなら、見本市は個人目標にするなど皆の方向性がバラける方がよかったな。
(特に2人では大筋でやる事が被ってやや単調にも感じたし)

ただ「バラージ」など、近年のルチアーニは「テラミスティカ 」的なラウンド毎の共通目標がわりと気に入ってるみたい。

自分的には例えば「村の人生」の個人目標みたいに、それぞれの事情で違う事をやりつつもプレイヤー間の絡みが出てくる方が楽しく感じてリプレイもしたくなるかな。
(まあ好みの話なので軽く聞き流してください)

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ゲームの方は細かい内容は忘れてしまったけれど、やはりフリーアクションでこねこねしつつ見本市を追っていくスタイルだったと思う。(たしか人物系や大聖堂とか)
そして得点は191点と初見よりこねこねしたわりには少し下がった感じ。

相手はどのゲームでも生点系が好きな人で、今作でも契約や大聖堂をやるのが性に合うようす。
それもあって毎ラウンド固定されている見本市には少し窮屈さも感じたのか分かりませんが、自分と似たような感想を言いつつ自ら「またやりたい」とハマるまではいかずでした。

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2人戦 (3回目)

もう少し感触を試してみたくて翌日も付き合ってもらうことに。
再び内容的にはフリーアクションをこねくりながら見本市を追っていき、結果は254点。

フリーアクションでは紋章ボーナスなんかは飛び道具的な効果もあり絡め方が悩ましかったり。
ただボーナスタイルなどランダム要素はバランス面を思うと良し悪しありそう。
あと、ボーナスタイルにメインアクション効果までありコンボしていくのは「面倒だな」と思うことも。

まあ自分は例えば「アルナック」とかこねくり回し要素の幅がある程度を超えると楽しさより面倒と感じるタイプなので。
(ちなみにこれまで例で上げてるタイトルは一部の要素のことで好きポイントもありです)

あとはやはり3,4人戦での後手番問題が気になるところで、できれば「テケン」のように公平感ある調整がよかったな。
「ゴーレム」の後手番調整が全然しっくりこなかったのもあり、最近のルチアーニの手番周りにはちょっと違和感も。
また3,4人戦でその辺りの感触も試してみたい。

色々思ったことも書きましたが、「ティルトゥム」2人戦リプレイの感想としては、悩ましさや程よい満足感もあるし普通に好作品じゃないかなと思います。
(辛口に言えば色々気になるところありますが)

今後もルチアーニとタッシーニ作品はたくさんリプレイして楽しんでいきたい。