2017年エッセンにて発売され会場の人気投票でもトップテン入りしていた作品。
天空の城ラピュタを彷彿させるような綺麗な空島パッケージや、ホイールビルディングと呼ばれる歯車ギミックでも話題に。
2018年はじめに日本で流通し始めた時に一度プレイさせてもらいました。
スチームパンクと言われる独特な雰囲気の世界観の中で、空島を開拓して都市を建設したり政治の影響力を高めたりします。
ちなみにスチームパンクとはSFのジャンルの一つらしく、機械的でどことなくレトロでありつつも未来的なところがあり不思議な魅力の世界観。
そんな架空の世界で一際目を引く歯車をグルグル回しながらアクションしていくのがこのゲームの一番の特徴です。
歯車でアクションといえばツォルキンですが、こちらは大中小と大きさの異なる三連歯車を毎ラウンド回してアクション可能なポジションにあるタイルの効果を発動していく仕様。
ゲーム的には中量級よりのじっくり作品という感じでわりと方向性もすぐにわかってきてテンポよく遊べました。
前半は空島への冒険が人気でこの辺りは特に世界観も満喫できて面白かった。
そしてだんだんと政治色が濃くなってくるので最後の勝利点にむけ率先して政治へのコントロール体制を整えてみる。
結果は政治力を発揮できたおかげでなんとか勝利。みんなで初プレイでしたがなかなか新鮮な遊び心地で楽しめました。
プレイヤー間の絡みは多めながら後半はそれぞれ自分の歯車に集中してしまうところなど、トラヤヌスのマンカラシステムにも通じるものがあるかも。
ノーリアはプレイ時間も長くなり過ぎず遊べるし機会があればまたリプレイしてみたいです。
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