オルレアン第一拡張である「侵略」から、シナリオ1の「繁栄」を先日初プレイしてきました。
この拡張には6つのシナリオが入っていて、その他には協力、2人用、ソロ用3つがあるので状況に合わせて楽しめそう。

デザイナーには「村の人生」のブラント夫妻の名もクレジットされていて、拡張のメインは協力してオルレアンを守るシナリオ2の「侵略」になってます。 


FullSizeRender

青いパッケージが素敵で基本版よりこちらの方が好み。
イラストはどちらもクレメンスフランツで、侵略ではお城を守っている騎士がチーズを持っていたりとよく見るとコミカルタッチで面白い。



IMG_2290


今回投入した繁栄は基本版に追加して普通に遊べるもので主な要素はこちらになります。

5人プレイ対応になる
施設タイルの追加
大工コマによる建設
ラウンドごとに固定された新たなイベント
建物カードの追加
慈善事業の縮小

オルレアンはこれまで4回ほどプレイしてシンプルで面白いとは思いつつ全体的にやや大味だなと感じてたのが、この拡張によりその気になっていた辺りがほぼテコ入れされていたのでルールを聞きながらどれも納得でした。

個人的にはこの拡張でゲームとして完成形になったという印象でワイナリーの四季にトスカーナを入れた時のような感覚を持ちました。

ただオルレアンもワイナリーの四季もスッキリ遊べるという基本版ならではの良さもあり拡張なしでも十分楽しめる好作品だと思います。



IMG_2294


ゲームの方は新たな要素の白い大工コマを使う建築カードものちのアルティプラーノにも通じていてオルレアンの世界がより広がりよかった。

そしていい具合のバランスで固定されたイベントやお金の有効な使い道ができていたりと新鮮に最後まで楽しめました。(結果も勝利)


新作の「アルティプラーノ」でずいぶんルールが洗練されたなという第1印象を個人的に持ちましたが、間に拡張などのクッションがあったんだと妙に納得。
どの作品が好きかなどは完全に好みの問題ですが。


さらにオルレアンには第2拡張の「商人と陰謀」もあるのでまた他のシナリオと共に試していきたいと思います。


ちなみに最近初プレイした話題作「クアックサルバー」でも同じバッグビルドという個人袋からタイルを引く流れでしたが、このシステムは適度な運要素で経験者との差も狭められるしドキドキ感もあり面白いです。






こちらから色々なボードゲーム記事が見れます

にほんブログ村 ゲームブログ アナログボードゲームへ
にほんブログ村