カテゴリ: あいうえお

4

ドイツ年間エキスパート賞2019にもノミネートされたストーンメイヤー社の新作ウイングスパンを先日初プレイしたのでまとめてみました。

ワイナリーの四季やサイズなどコンポーネントの良さには定評のあるメーカーということで、今回も巣箱(餌箱)ダイスタワーや可愛いたまごコマなどアートワークと共に素敵でした。



FullSizeRender



10歳から
1〜5人用
40-70分


この日はクローズ会に参加してくれた人が持参してくれたので、日本語版より一足先に遊ばせてもらいました。


IMG_4008


プレイ記
4人戦で初プレイ

まずはルール説明を聞いてみるとアクションは4種類とシンプルながら、様々な鳥のカード効果が絡んでくるのでやってみないとなんとも言えない感じ。

オレンジのカード効果の発動なんかは少しロレンツォみたいだなと思いながらさっそくゲームスタート。

遊び始めてみるとラウンドごとの共通目標のおかげでやることの方針も立てやすく、テンポよく進行していく。

鳥カードのテキスト内容もシンプルでわかりやすいし、なによりコンポーネントの良さやテーマのおかげでほのぼのムードで楽しめるところがとてもいい。


とりあえず1ラウンド目の共通目標は川エリアの鳥の数勝負だったので素直にそこを伸ばしつつ、残りのラウンドの条件や個人目的も見据えていく。


上の写真のように鳥カードの手札は溢れんばかり持っていたので複数の条件を満たせる効率の良いカードを選んでいけたのはよかった。



FullSizeRender


2ラウンド目の目標は全体の鳥の数で、3ラウンドは森エリア数だったのでそこに合わせていく素直な作戦。

そして最終ラウンド目標の鳥の種類条件に対応できるよう星マーク系もなるべく集めてみる。
何気に2枚所持してる個人目的にもちゃんと被るようにしてあります。


ここで簡単にルールを。
アクションの4種類はこちら。

1. 鳥カードを出す(コストはえさやタマゴ)
2. えさを獲得(5種類あり)
3. タマゴを産む(最後に1つ1点になる)
4. 鳥カードを獲得


主な得点はこちら。

1. 鳥カードの生点
2. ラウンドごとの共通目標(順位点)
3. 個人目標カード点
4. 捕獲カードやタマゴ(1つ1点)


ざっくり言えば目標を絡めながら鳥をたくさん集めるゲームになってます。
もしくは目標に縛られず高得点カードやタマゴと捕獲にフォーカスしても面白そう。



FullSizeRender


ゲームもわかってきていよいよ終盤戦となりましたが、ここで会場の終了時間が来てしまい残念ながら3ラウンドまでで一応得点計算してみることに。

結果は同率もありながら全てのラウンドで目標トップになれていたおかげでこの時点では2着。

そして、ほとんど目標で上位に来れなかったプレイヤーが個人ボードの頑張りもあり見事1着。
本人も結果に驚きつつ嬉しそうでした。

途中終了とはいえ他3人が目標で同率トップなどかち合い潰しあっていたことも、この結果の要因になっていて複数人ゲームの醍醐味も感じて面白かったです。


ウイングスパンは種類も豊富で美しい鳥カードを眺めるのも楽しく、ゲームも評判通り面白かったので日本語版が発売されたら買いたいな。



また遊びましょう。





4

アンダーウォーターシティーズは2018年エッセンで発表されたウラジミール・スヒーの新作で、この度日本語版が発売され評判も良いので購入して遊んでみました。

近未来で人口過剰により人類未踏の地へ移住先を開拓するという、火星を舞台にした人気作「テラフォーミングマーズ」の海中版ともいえるじっくり作品になってます。



FullSizeRender

14歳から
1〜4人用
40-160分(人数×40)


ルールを確認した時点ではベースはテラフォーミングマーズで、個人ボードの連絡網(都市網)などはブラスが少し思い浮かびました。

ちなみに同デザイナーの「おかしな遺言」「パルサー2849」はプレイ経験あり。



IMG_4004

プレイ記
4人戦で初プレイ。

経験者は一人ということでまずはルール説明を30分弱。細かいところは遊びながらも確認して進めていきました。

自分も初めてなのでまずは資源を入手しつつ探りながら。最初の生産フェイズまでに1都市に同種の改良建物二つを作り生産物をたくさんもらうことを目指してみる。

あとは何気に生産フェイズで得点化するカードなどもあり前半はやや得点リード。


アンダーウォーターシティーズはざっくりいうと海中都市を作っていくゲームで、ドーム状の都市や3種の建物とトンネルを建設することで生産能力を上げたり得点を獲得できる。

全10ラウンド中に3回生産フェイズがあり時代が変わる節目にもなってます。
海中都市の発展により得られる生産物がどんどん増えていく拡大再生産的な要素もゲームを楽しめる大きな要因です。


なので序盤人気だった資源獲得アクションよりだんだん建造物アクションの方がすぐ埋まるように。
ワーカープレイスメント要素もあるので手番トラックもなかなか熱くて面白い。



IMG_4005

後半に入ったので改良よりも赤いドーム(共生都市)や建物の種類数を増やしてみる。
皆、異なる条件の主要都市(得点タイル)などを持っているのでそれぞれに合った展開になってました。

ゲーム終了時に得点化する特殊カードもあり色々作戦の幅もありそう。
なによりメインである膨大な量のカード効果がバラエティ豊かでリピート欲もくすぐる魅力になってます。


残念ながらお一人はゲーム開始から2時間半が経った時点で所用のため退席されましたが、終盤は3人でやりきりました。



FullSizeRender


結果はわりとどこからもバランスよく得点を取れたようで100点ちょっとで嬉しい初見勝利。


アンダーウォーターシティーズは個人ボードに海中都市を作っていく箱庭感も楽しく、後半に向けて尻上がりに盛り上がっていく展開はとてもいい感じでした。

これからも遊んでいきたいと思える好作品だと思います。











年末年始も空いた時間を見つけながらじっくり系のゲームをいくつか遊んだのでまとめてみました。

まずはウヴェローゼンベルクの集大成的な作品となるオーディンの祝祭のプレイ記から。



IMG_3613

以前に一度遊ばせてもらっていますが、それからだいぶ時間も経ち、ほとんど忘れていたのでルールを再確認。
分厚い箱にはコンポーネントタイルも見たことないほどギッチリ入っていて大作感あります。

ちなみに自分的にローゼンベルク作品である程度リプレイしてるのは、アグリコラシリーズとパッチワークくらいで、カヴェルナやルアーブルなどは未プレイ。
アルルの丘やグラスロードはかろうじて一度プレイ済み。

近年ではコテージガーデンなどパズル系3部作も意欲的に制作していたのが印象的でしたが、その要素とこれまでのワーカープレイスメント系を融合したのがオーディンという感じかな。

中世北欧のバイキングというロマンある世界観を堪能しながら、ワーカープレイスメントとパズル要素を絡めて遊べる完成度の高いじっくり作品になっていると思います。



IMG_3619

プレイ記その1
少しルールミスもありながらまずは初プレイ気分で2人戦。
おそらくジャンル的にパズル系は相手の方が得意そうという理由でもこのゲームを選んでみました。

ゲームの方はルール確認も兼ねていたのでショートゲームにしてサクサク進行。
初プレイの時にバイキングというテーマ通り船系が活躍してたイメージがあったので、ドラゴン船の航海も絡めつつ捕鯨プレイ。

相手は以前にフタリコラを経験してるのもあってか、羊や牛を育てていく家畜市場から生産などを絡めるスタイル。

しかしながら結果はお互いホームボードのパズルを埋めきれず、たくさんのマイナス点を頂戴するロースコア戦となりました。



IMG_3624

プレイ記その2
次こそはもう少し上手くできそうと思いながら後日もう一戦。

探検ボードをしっかり活用してみたかったので前半から物品ボーナスをいそいそと囲っていく作戦を試してみる。
あとはドラゴン船で略奪プレイメイン。



IMG_3625


狩りや略奪アクションはストーンエイジのようにダイスを振って効果値を決めるのでドキドキ感があり楽しい。
失敗することもありますが補填がちゃんと用意されていたり、ダイス運ゲームにならないように色々調整されてます。


今回は上の写真にある特殊タイルを略奪アクションから積極的に取りにいき、ホームボードや探検ボードのパズル埋めを目指す。

相手は再び家畜プレイで、前回より上手く羊や牛を増やしながら、その他の得点源となる移住などもしっかり進めてました。


しかし結果はまたしても100点に届かないロースコア戦。
自分の方は物品タイルや資源はたくさんあったものの、結局余らせてしまい全然得点に繋げられずあえなく終了を迎えるはめに。


感想としてはまずこのヒストリカルでロマン溢れる世界観をゲームで作り出しているのは素晴らしく、さすが世界的に愛好家の多い人気デザイナーだなと改めて思いました。

ただ個人的にはびっしり並んだアクションボードより、雰囲気ある盤面上でアクションして遊んでいける方が好みかな。

最初から高得点が取れない作品はリプレイ欲も湧いて大歓迎だけど、ゲーム中に感じる楽しさが自分には少し弱めに感じました。
(ちなみに相手も同じだったみたいなので、残念ながら家ではあまり回らなそう。ハマれば拡張もと視野に入れてたけれど…)


とはいえあくまでも好みの問題なので、世界的に人気があるのも納得できる好作品なのは間違いないと思います。





オーディンの祝祭 日本語版
テンデイズゲームズ






おまけであと2作品の年末年始プレイ記もざっくり紹介します。



IMG_3540

マルコポーロの旅路(ミニ拡張のみ)

一時期ハマりまくった作品を久しぶりに。
自分的に一番安定して使いやすいと感じるコカチン姫を選択。相手はおこぼれマン。

序盤の都市にお金系が集まっていたので旅キャラでいっても楽しそうだった。
この作品は相手もやや考えることが多いと思うものの好みらしい。





マルコポーロの旅路 日本語版
アークライト(Arclight)
2016-02-06







IMG_3642

アルティプラーノ(拡張入り)

拡張では食料を圧縮可能になったので前半は食料を増やしまくり、後半に資産カード効果を使用して倉庫に入れたり得点化する作戦を試してみる。

しかし結果はまさかの惨敗。
食料がたくさんあるともっとアクション数も回りながらウハウハできると思ったらそうでもなかった。

相手は得意の鉱夫からこれまでで自身最高の得点の伸びを見せる見事なプレイぶり。
後半にどんどん噛み合っていて気持ち良さそうでした。

ちなみに拡張要素については流れの中で上手く絡めていくのは全然ありだけど、あえて作戦の主軸にするのはちょっと微妙かなという印象。(2人プレイ)



ゲーム後もお気に入り職業など感想戦で話したりと、あっという間に過ぎ去った年末年始もなんとか数回はまったりボードゲームで楽しむことができてよかった。






アルティプラーノ 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2018-11-15















にほんブログ村 ゲームブログ アナログボードゲームへ
にほんブログ村


アルティプラーノの拡張版「旅人」にはプレイ時間を短縮して遊べるバリアントルールも掲載されていたので遊んでみました。


終了フラグが2パターンあるゲームなのでプレイ時間は展開次第ですが、まれに2人でも長引くこともあったのでこのルールは嬉しい。




IMG_3593


プレイ記その1
旅人投入2回目で短縮ルールは初。
せっかく面白いゲームなので長くなり過ぎず、適度なプレイ感で遊びたいとちょうど思っていたところ。



***


時間短縮ルール

① 道路5スタート
通常は4ですが、どうせほぼ序盤で5にはするのでいい修正だと思う。

②食料プラス1スタート
こちらも道路5に連動していい感じ。

③イベントカード使用は全15枚に(拡張用)
たくさん入れていたEカードをランダム3枚に変更して、全15枚使用したら第3の新たなゲーム終了フラグとなる。

これで最長でもゲームは15ラウンドまで。
通常ルールで特技タイルからの終了フラグの場合は(オルレアンと同じく)大体18ラウンド前後を目安に設定してあると思うので3ラウンドくらい早まる印象かな。

④毎ラウンドの特技タイル補充時に最下段は必ず取り除く(他が買われていても)
特技タイルの減りが早くなるので15ラウンドより前に終わることも増える。

ちなみにアルティプラーノにはもう1つの終了トリガーである地形枯れにより、あっという間にゲームが終わることもまれにあります。



***


今回の拡張版にはシュトックハウゼンの他にロココの仕立屋のデザイナーコンビ(ルイス&シュテファンマルツ)の名もクレジットされてます。
以前にファン拡張の時間短縮ルールにも関わっていたのを記事で見たことあるし、なんならロココも短縮ルール作って欲しいかも。



IMG_3597


ゲームの方は前回に続き相手は資産カードを獲得していく中、こちらはほぼ拡張要素をスルーして普通に進行してしまいました。

今回はイベントカードが終了フラグとなり特技タイルDの出番はなし。
短縮ルールは道路もそれほど上げるヒマがないくらいテンポよく遊べて好感触でした。




IMG_3600


プレイ記その2
翌日さらにもう一戦。(通算16回目)
しかしながら最近子供がとにかくゲームさせまいと永遠に話しかけてくるので、まったく落ち着いて遊べず1ゲームするのもなかなか大変な状況。(それでもなんとかやりきり特技タイルフラグで14ラウンドで終了)
ゆったりと旅人に合った作戦を試すのはまたの機会になりそうです。


理想としては前半は食料たくさんにしてアクション数を増やし、タイミングを見計らって徐々に食料を資産カードにしたり倉庫など得点系に持ってこれたら圧縮もできて一石二鳥。
オパールももっと使って楽しみたい。


アルティプラーノ短縮ルールは気に入ったのでこれからも採用していきたいと思います。






アルティプラーノ 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2018-11-15













アルティプラーノの拡張第一弾となる「旅人」が発売されたので、さっそく購入して遊んでみました。


拡張では地形タイルを歩き回る旅人コマに出会うと取引アクションができたり、オルレアンと同じく各ラウンド前に行うイベントカードが新たに加わっているのでプレイ記と共に紹介していきます。



IMG_3581

プレイ記その1
和訳はなかったものの拡張要素はわりとシンプルだったおかげもあり、届いた当日夜にルール確認してさっそく初プレイ。
イベントや資産カードにはテキストもありますが、アイコンが一緒に付いていて分かりやすく特に問題なしでよかった。


準備を終えた上の写真では立体で存在感があったスタートプレイヤー用のアルパカはスッキリ平らになり、7つの地形の真ん中に新要素の取引スペースが登場。


ポイントになりそうな資産カードに軽く目を通すと、主役にしては影の薄めだったアルパカと食料辺りも多少テコ入れされてるように感じたので今回の役割タイルは農夫にしてみることに。

相手は得意の鉱夫でいざスタート。



IMG_3584


***

拡張の新たな要素はざっとこちら。

①イベントカード 
各ラウンド開始時に一枚オープン。
A〜Eまで種類がありゲームごとに各3枚づつランダムで遊べる。(Cだけは内容固定)

基本的にはどのイベントもプラス要素で苦しさとかはない感じ。
なのでゲームのテンポアップにも繋がりそう。


②旅人(取引)アクション
白い旅人コマと同じ地形にいる時にできる新たなアクション3種。

1.オパールを買う
食料も含む商品チップ1枚ごとにオパール1つ。(コストの商品チップは新アクションマスからコンテナへ)

2.商品を買う
オパールを払って自分以外の取引スペースにある商品チップを獲得。

3.資産カードを買う
2種類あるカードのコスト価値分の商品チップ(食料も含む)をコンテナでなく自分の取引スペースへ払う。
1ラウンドに1人1枚まで。
資産カードには永続効果の能力が色々あり、より強そうなレベル2の方はイベントCまでは取れない。

(旅人アクションの1,2と3の要素は分けて考えるとスッキリ遊びやすいと思います、参考までに)


ちなみに旅人コマはラウンド後に時計回りで誰もいない地形に移動します。


***


内容としては食料も圧縮可能になりカード能力も増えたことで新たな作戦も色々ありそうだし、取引要素はプレイヤー間に絡みも生まれるのでより多人数向けに対応している印象かな。



IMG_3582


せっかくの拡張要素なので満喫したいところでしたが、相手の鉱夫が序盤からお金持ちプレイで快調に特技タイルを買いながら資産カードもズバズバ先取りしていく。


こちらは残ってる資産カードの中から倉庫系を特化しつつ応戦してみる作戦へ。

しかしながら資産カードを獲得するには商品チップを(取引スペースに)捨てていかねばならず、倉庫プレイとは相反するのが難しいところ。

初見の感覚ではそれに見合うほど資産カードが特別強そうにはとりあえず感じなかったかな。
まだわかりませんが。


いずれにせよ食料の使い方が今後拡張のポテンシャルを発揮させるポイントになる気がします。



IMG_3586

ニュートンなどこれまでのゲームでも思ってたけれど相手は生点をがっつり取るスタイルがわりと性に合うようで、今回も食料とアルパカをどんどん得点マーカーにしてました。
カード系の買い方もいつも目をつけるのが早く上手いです。



IMG_3590

ただゲームの方は家カードをたくさん獲得できたおかげもあり174点と農夫の勝利。
相手は契約カードにも力を入れるチップ圧縮作戦だったので、2人プレイでは家カードなどをこちらが取り放題になってしまいました。
石もやはり大事。

ちなみに余ったオパールも2つごとに1点になります。


アルティプラーノ旅人の初プレイは英語テキストなどもちょこちょこ確認しながら進行していたのもあり、楽しめたものの予想以上に時間がかかって少々疲れました。

ちょうどいい具合に拡張のルールにショートゲームバリアントもあったので、次回はそちらを試してみようと思います。










アルティプラーノ 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2018-11-15












にほんブログ村 ゲームブログ アナログボードゲームへ
にほんブログ村

 

↑このページのトップヘ