カテゴリ: あいうえお


カリフォルニア・ゴールドラッシュで沸いたサンフランシスコを舞台にした「エンバーカデロ」を初プレイしたのでまとめてみました。

当時の港に金を求めて人が押し寄せる→廃船が溢れる→その廃船の上に建物を作ってしまおう
というユニークな世界観。
(実際は廃船ごと埋立地にしていったよう)

FullSizeRender

デザイナーはこれまであまり馴染みのない人だし、どんなゲームかなと思いつつまずはルール説明に耳を傾ける。

メインアクションは手札から1枚選んで「土台となる船を置く」「条件満たして建物建てる」「廃棄ボーナス効果を使う」の3択。

その後1枚カードをお買い物して、手札から1枚を保管エリアへ。
保管に選んだカードは次ラウンドにそのまま手札として使用する流れはよくできていて面白い。

全3Rでラウンド終了ごとに決算があり、共通目標点もあったのでこれが初めてでもいい指針になった感じかな。

その他、「桟橋マジョリティ点」「議会トラック点」「建物カード点」などが主な得点源。

IMG_8357

写真はゲーム終了盤面。
(3人戦で持ち主さん以外初プレイ)

持ち主さんは長く伸ばした桟橋沿いに高層階まで建物をしっかり建築していてさすが。
おそらくこれが、基本的にこのゲームの醍醐味のようなやり方だと思う。

対して自分は上手く高層階まで建てれなかった分、各ラウンドの共通目標やランドマーク建物などから得点を稼いで頑張ってみることに。

結果は持ち主さんがゲーム中も親切に細かいルールのフォローなどしてくれたおかげもあり、なんとか運良く初見勝利。

プレイ時間は初回ということもあり説明込み2時間くらいだったけれど、慣れればもっと早くなりそう。
中量級寄りのじっくり系好作品という印象。

個人的な好みで言うとカードプレイ系なのでストライクではないものの、世界観も面白くて十分楽しめました。

この日はゴールドラッシュがテーマの「GOLD」も遊んだし、発売当時から気になりつつ未プレイの「コロマ」もふと思い出してやりたくなってきたな。

ちなみに自分的に日本語版出て欲しい作品
・コロマ
・トリスメギストス


「エンバーカデロ」遊べてよかったです。
同卓&ルール説明ありがとうございました。









映画ゲーム会のつづき。

ゲーム置き場には「デューン」「ハリウッド」やディズニー系など映画テーマの作品が盛りだくさん。
この中から卓で決まったゲームを遊んでいく。

IMG_8222

「宝石の煌き マーベル版」
4人戦

マーベル版は初めてだったので追加ルールを聞くと、通常のややマンネリ化しそうなところにテコ入れしてありとても良さげな印象。
カード全種類取らなければいけなかったり、得点ボーナスタイルがプレイヤー間で移動するのも◎

マーベルキャラは全然詳しくないので「スパイダーマン」や「ヴェノム」くらいしか分からなかったけど、好きな人にはアートワークも楽しめそうな仕様。

結果は19点の人に次いで17点で2位。
マーベル版は16点トリガーなのをすっかり失念していて、最速で15点ゲットして勝ったと思ったら終わってなかった。

ちょっともったいないミスしてしまったけど、マーベル版は新鮮味もあって楽しかったな。









IMG_8221

「カフーツ」

もち型ロボット「CAF-2」のためにお題を達成していく協力カードゲーム。
手番が来たら同じ色か数字のカードを手札から1枚出す流れで、場にあるお題の条件を皆でどんどん達成していく。

IMG_8220

カードが尽きて失敗するかお題を全てコンプリートできるかのバランスが絶妙で、今回最後ギリギリのところでクリアできたのは気持ち良かった。
一体感も生まれていい感じ。



FullSizeRender

「1923 コットンクラブ」

コッポラ監督の同名映画をモチーフにした中量級ワーカープレイスメント。
禁酒法時代のニューヨークを舞台にギャングや政治家など悪い要素も絡めつつ、ナイトクラブを経営していく世界観。

IMG_8223

3人戦

悪いことはなるべくしないように進めてみるも、手番順がなかなか取れず3番手が続く苦しめの展開。
世界観的に悪いこともどんどん絡めて得点伸ばす感じは「エスケーププラン」や「西フランク王国」も少し通じるものがある。

ゲームとしてはシンプルめなワカプレで遊びやすいし、手札からラウンドの共通目標を出せるところがいいアクセントになっていて◎

結局この日は会場の閉館時間が近づいていて残り2,3ラウンドのところで終了することに。
途中からそんな気がして早めにピークを合わせる方針に切り替えていたので、この時点の決算では一応なんとかトップでした。

ただ後半からが醍醐味になってくると思うし、また改めて最後まで遊べたらなと思います。
映画を見てからなら、さらに楽しめそう。

同卓ありがとうございました。



先日は映画テーマのゲーム会に参加して来たので、その日に遊んだものを簡単にまとめてみました。

まずは前記事の「ゴールデンチケット」を遊び、その後は「あいうえバトル」を初プレイ。

FullSizeRender

お題は映画タイトルで。
4人卓で自分だけ初見だったので、さらっとルール説明してもらいスタート。

映画はもともと結構見ていたけど、ここ数年はあまり見なくなってパッとタイトルが思い浮かばなかったな。
とりあえずゲーム感覚もまだ分からないし、ちょうど7文字のベタな映画タイトルにしてみる。

IMG_8217

遊んでみて分かってきたけれど、7文字使わない短めのタイトルでも当てられにくいという利点があって良さそう。

結局、「濁点などは付けなくてもいい」というルールを知らなかったのもあり、自分のは一番に暴かれてしまいました。

他の卓がまだかかりそうだったのでもう一戦。
次のお題は日本の有名人で。

今回はゲーム感も分かったし、少し意表をついて3文字の有名人で勝負。
すると運が良かったのもあり、今度は最後まで当てられず勝利できてよかった。

「あいうえバトル」は誰とでも遊びやすくて楽しかったので、持っていると重宝して良さそうに感じました。





IMG_8219

まだ時間があったので「ITO」という協力カードゲームも初プレイさせてもらうことに。

会話を楽しみながらサクッと遊べてこれもよかったな。







IMG_8240

次は16人で「ディスクカバー」大会。
お題の音楽はもちろん映画に使われている曲で。
まずは8対8のチーム戦をして、勝ったら決勝は8人での個人戦という流れ。

そしてチーム決めは映画会メンバー対その他になり「これは勝ち目なさそう」と思ったものの、最後に逆転して自分含むその他チームがまさかの勝利。

ちなみに自分は「スターウォーズ」「ジュラシックパーク」くらいしか分からなかったな。
ただあくまで流れた音楽のイメージが他の人と合えばいいので、あちらは映画に詳しいからこその迷いもあったみたい。

引き続きそのまま8人で決勝へ。
結果はトップの人に1ポイント届かず4人同着2位でフィニッシュ。
大勢だけど手軽にわいわい遊べて楽しかったな。


↓音楽を流してイメージに合ったレコードのジャケに投票していく。「ディクシット」のような感性系ゲームという感じでした




少し長くなりそうなので後半に続く











海底都市を作る「アンダーウォーターシティーズ」を遊んだのでまとめてみました。

今作は発売当時に購入するも4人で一戦したのみで放出してしまっていたので、遊ぶのは3年半ぶりと久しぶり。

個人的にはプレイ時間と細かめなルールがもう少しスッキリしていたらリプレイに繋がっていたような印象も。
今回また改めて感触を試してみたい。

IMG_8078

3人戦
皆プレイ経験あり

完全に忘れていたルールを持ち主さんに説明してもらっていざスタート。
個人ボード周りのルールなど「プラス」みたいに少しややこしかったイメージあったけれど、全体的にそこまでルール量は多くなくて◎

まあ巡ってくるカード次第で方向性が出てくると思うので、流れに任せてやっていくかという感じ。
ただ大筋として、前半は資源確保や生産力を上げつつ後半に得点系の特殊カードや建設を目指すのは大体皆同じかな。

あとはどんなカード効果があるかは全く知らないので状況に応じて色々なやり方を試してみたい。

FullSizeRender

結果は場に出ていた得点系の特殊カードを3枚獲得できたのもあり114点でなんとか勝利。
特に最後の方はそこの取り合いになったので、手番順争いが重要に感じました。

おそらくそれを知っていた持ち主さんは手番上げ系のカード効果をしっかり前半から出していてなかなか隙がなかったけれど、他のカード効果でなんとかなったのがよかった。

あと得点特殊カードを取れず3位だった人はカード効果でゲーム中の得点がとても伸びていたので色々なやり方もありそう。

2回目の感想としてはテーマもユニークで内容も十分面白いと思いますが、やはり好み的には「テラフォ」みたいなカードプレイ系はあまりハマらないかな。

この手のゲームで遊ぶと自分はいつも「皆それぞれたくさんのカード効果でなんかやってるなあ」くらいしか把握できなくて。(する気もあまりない)

もう一つ好み的なことを言うとプレイ時間のわりに得点バランスの深みがあまり感じられなかったのが正直なところ。(まあまだ2回なのでなんともだけど)

ただブログでは個人的な好みの視点から率直な感想を書いてますが、「アンダーウォーターシティーズ」は客観的に見てとても良くできた好作品なのも間違いないと思います。

デザイナーのウラジミール・スヒィは「おかしな遺言」「パルサー2849」「プラハ」、近年でも「メッシーナ」「ウッドクラフト」と短いスパンで話題作を出していて乗っている感じ。

さらにアンダーウォーターシティーズには拡張もあるので、また遊ぶ機会があれば楽しんでいきたい。








拡張はこちら↓












月への移住をテーマにした紙ペンゲーム「ウェルカムトゥザムーン」で、はじめてのキャンペーンを少し進めたのでまとめてみました。

FullSizeRender

まずは冒険#2「航路」の3人戦。
前回打ち上げに成功した自分が船長で。

キャンペーンモードではゲームブックのように選択肢があり、ストーリーも変わってくるので誰が船長かで内容も若干変わってくる。

冒険#2の特徴としては区画(ゾーン)を自分で区切っていかないと、昇順で書ける数字がなくなってくるので要注意。

これがやってみるとなかなか難しくて隣の人が早々に3回書けなくなり終了トリガーへ。
まだ中盤だと思い得点化してなかったのが響き、残念ながらロースコアに。

ウェルカムトゥはこういう対面での状況にも左右される面白さもあり、ゲーム中は結構盛り上がって皆楽しんでくれていたのでよかった。

トップの人はしっかり一番高得点の宇宙ステーションエリアを抑えていて、こんな早いフラグでも92点取っていたのはさすが。

そして1位は星1つ獲得して船長になる。


IMG_8028

続けて冒険#3「コロニー」

ロケットは月面に到着。
居住区を作ってパラボラアンテナを繋ぐステージへ。

キャンペーンの選択肢は船長にお任せして共通ミッションが決まったらさっそくスタート。
ちなみに毎回ルールは変わりますが、基本のベース部分は同じというのもよくできていて説明も簡単で◎

#3も面白くて、特徴は横列だけでなく縦列も昇順で埋めていくこと。
繋げたパラボラ点なんかもあり。

ゲームはラスト1マスまでは一番早かったもののピンポイントで5しか書けず、そこから3回連続エラーであえなく終了。

そのマイナス15点が響き最下位に。
トップはまたも船長で、たしか116点くらいで見事でした。
ゲーム中も楽しそうだったし、ウェルカムトゥにハマってくれていてこちらも嬉しい。
(1位星2つ、2位星1つゲット)

また次回のゲーム会では#4#5と進めていきたい。



おまけ

FullSizeRender


FullSizeRender

ASTRAとも対戦

ボードゲームのソロはやったことなかったけど、「ウェルカムトゥザムーン」「ハドリアヌスの長城」とか紙ペンのシナリオモードは楽しそう。






ウェルカムトゥ…シリーズ2作目はこちら↓





↑このページのトップヘ