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先日バラージ4人戦を上級ルール入りで初めて遊んだのでまとめてみました。



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前回の初プレイはルールミスがあったので、そこは修正しつつ上級ルールも導入。


まずはジャンケンで手番順を決めると自分は初手番に。
担当する国&重役は後手番から選ばれていくので、初手番になると選ぶ権利はなく残っていたドイツと「レベル3ダムに水4つまで置ける」重役に決定。(本来なら色は黒だけど間違えて緑でプレイ)

ここら辺は「マルコポーロの旅路」と同じで後手番になると嬉しいタイプのゲームに感じる。

良さげに思っていたフランスやら「建物タイルをコピーできる」重役は当然取られてました。


それでも与えられた国や重役に合った作戦で楽しめる懐の深さのありそうな作品なので、これから色々試していきたい。



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今回自分は上級タイル獲得から入っていきましたが、他の皆はそこはスルーのようで建物がどんどん建設されていく。

上級タイルはいきなり5金もかかるので、よほど欲しいのがなければ確かに迷うところです。
さすが歴戦の猛者たちは購入のタイミングも冷静だなといったところ。

その後の展開も前回の3人戦よりも人数が増えて建物がたくさんになる分、ボード上ではより熾烈な場所取りや水の獲得合戦が繰り広げられ面白い。


特に中立ダムが全て左側に偏った影響でアルプス山脈の中央より左の発展ぶりが際立ってました。

このゲームは発電のために使用した水が流れた先でまた再利用できたり、他プレイヤーの道管もお金を払って使えるところなどがとてもいい味付けになってます。


例えば今回はこんな流れが。
①山岳エリアで赤や白が発電→コストで使用した水が丘陵エリアにある自分のレベル3ダムへ貯まる

②その丘陵エリアで自分が白の道管で発電→使用した水の数分のお金を白に払う(白は得点も得る)→発電に使用した水は平原にある赤のダムへ

③平原の赤ダムが自分の道管で発電→お金と得点が自分に入る→使用した水は真下にあるレベル3の中立ダムにいかず流れ落ちる(中立ダム封じ)


といった具合にテーマと相まってよく出来ていて、一見協力しつつも競い合う構図がなんとも楽しい。



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そして結果はアメリカを担当した赤プレイヤーが150点で勝利。
建物タイルをコピーできる重役と「上部ダムを建てる時にホイール回せる」上級タイルの組み合わせが活躍しつつ、ダムの配置なども抜け目がなかった。
たしか4ラウンド中に建物2種建てきり、そのボーナス点だけでも5ラウンド時の収入と合わせて32点くらい。
5ラウンド目標ボーナスで20点、ゲーム終了後の共通ボーナスで10点といったところか。
ざっとあげただけで後半60点以上。

2位のフランス白プレイヤーにはその能力から国家契約を全てかっさらわれるかと心配したがそれは大丈夫だった。
ゲーム巧者ぶりはいつも通り初プレイでも発揮していて全体的に上手く得点を稼いでいた印象。
意外に重役コピー能力は使ってませんでした。


3位の自分は上級タイルをせっかく入れたので色々試してみたくて計6枚獲得。
4ラウンドボーナスの条件が上級タイルだったというのもあり、その時にそこから20点。
上級タイル数が得点になる上級タイルも押さえてそこから18点。(こんな時にも建物タイルコピー重役良さげ)

重役能力の「水4つ貯め」と相性良いと思い獲得した「上部ダムを建てた時に即満水」の上級タイルは国家契約も取れたし確かに良かったけれど、それがなくても十分に貯まる状況に結局なっていたしなかなか難しい。(やはり状況に左右されないホイール回しの方がいいかも)


回想しだすとまだまだ尽きないですが、バラージは次こそはこうしてみようかなとまた遊ぶのが楽しみになる好作品だと思います。


ただプレイ時間はまだ慣れてないのもありしょうがないとはいえ長くかかり過ぎた感もあるので、もう少しコンパクトに遊べると嬉しい。(自分の理想は2時間半以内。最近以前より悩むことが増えてる気がしてて、もっとテキパキ手番をこなせるようにしたいな)













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今年ももうすぐ終わりというタイミングで、ようやくバラージを遊べたのでまとめてみました。


バラージはお気に入りデザイナーのルチアーニ絡み新作ですが、特に今回はダムに水力発電とテーマもなかなか好みだったので初めて見た時からこれはハマると思っていた期待作。

そしてキックスターターで発売され、その後の評判からもゲームの面白さは保証されたようなものだったので楽しみにしてました。



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バラージ 
初プレイ 3人戦
拡張は未購入。
初回なので上級ルールもなし。

この日は直前にバラージと「CO2」のルールを詰め込んできたので少々頭はパンクぎみ。
とはいえ、バラージのルールはとても洗練されていて相変わらずさすがルチアーニだなと感じました。

ルール確認した時点の感触では「ロレンツォ」や「ニュートン」同様にちょうどいいルール分量で、それでいて何度も遊べる戦術の幅や悩ましさがありそう。

他にもシンプルなルールに奥深いゲームのマックゲルツなど好みなデザイナーはたくさんいるけれど、やはり自分はルチアーニがいつも一番しっくりくるなと改めて思う。



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まずはルール説明して担当国選びへ。
重役も含めて初回推奨ルールを採用すると初手番の自分はアメリカに決定。


記念すべき一手目は上流の上段にダムをドンと建設していざゲームスタート。
上流とはアルプスマップの山岳エリアのことで通常だと掘削機5つコストがいるところを、重役能力で3つで建てれたのもありここへ。
コストが重機というのもスケール感あっていいし、掘削機の他にコンクリートミキサーもあります。


そしてどうせ建てるなら水が確実に回ってくる上段がいいだろうと追加コストの3金も払ってみる。
あとはどんなゲームか状況を探りながらで。


対するドイツとイタリアを担当する二人のプレイヤーはというと、序盤は堅実に下流の中立ダム周りに発電所や道管を作っていく流れ。



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コストとなる重機は無くなりはしないけれど建設用のホイール上から帰ってくるまで使えない仕様も面白い。

ただこの初プレイでは建設時にホイールを1つ回さずそのままという決定的なルールミスをしながら最後までやり切ってしまう。

ということで上級タイルもないしそれはもう苦しい展開が待っていて、特に自分は3ラウンドしゃがんで一気にまくる夢を見ていたらそのままほぼ何もできない状況で沈み、ほろ苦デビュー戦となる。


さすがにおかしいと思い帰宅して確認したらやはりやらかしてしまったことに気付きました。

それでもトップだったドイツ担当プレイヤーは4,5ラウンドボーナス辺りをうまく絡めながら80点くらい取っていて、その(苦し過ぎる)ルールの中でもなかなか見事にやり繰りしていたのは素晴らしかった。


バラージの感想としては予想していた通り今年一番の面白さに感じたので、次回は正確なルールでしっかり堪能したいと思います。














先日、西フランク王国シリーズの2作目となるパラディンズを遊ばせてもらったのでまとめてみました。


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前作と同じコンパクトサイズの箱にコンポーネントはぎっしり詰まってました。このシリーズは3部作とのこと。


1作目のアーキテクツが面白かったし、パラディンズも前評判がよくオルレアンにも通じると聞いていたので期待しつつスタート。



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まずはルール説明を聞く。
3つのパロメーターを上げながら効果や得点を獲得していく流れで、パロメーター上げはそのままいい得点にも繋がる。


アクションマスはオルレアンのように個人ボードにあり、カードや効果獲得の早取り要素は多少あれどのびのび計画していけます。


ただ結論から言うと自分的にはある程度制限があることによってゲームは適度な悩ましさで面白いと思うので、少しのびのびでき過ぎに感じた面もあり。

特に後半にいくほどワーカーやアクションマスをこねくり回せるので、上手くいっている人は延々手番を繰り返し、そうでない人はただそれを待つということも起きやすい。


今回遊んでみて気になったのはやれることが広いせいか(カード選びも含めて)長考を誘発しやすくダウンタイムも長くなりがちになるのと、たまに耳にする「ソロプレイ感」というのも自分は結構感じたかな。


ちなみにオルレアンは個人ボードでアクションしていくのは同じながら、その辺りがスムーズに遊べるようとても良くできていると思う。


もちろんダウンタイムなどメンバーによりますが、このゲームの場合はメインボードに共通のアクションマスがあった方が自分はいいな。


とはいえ色々感じたままに書いてますが、このオルレアン風システム独特の楽しさがあるのも確かなのでなんとも言えないところ。



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ゲームの方はまあまあ上手いことできて、経験済みの持ち主さんの98点に次いで90点の2位。


プレイ時間は驚きの4時間近く。
普通ここまではかからないとは思いますが、前作アーキテクツが中量級寄りのプレイ時間で満足度が高かっただけに正直パラディンズの印象はもう一つ。


ついでに言うと、3枚オープンされた共通目標カードを自分はすでに全て達成できていたのもあり最後のラウンドは本当に余分に感じてしまった。


「まだあるの?!」という思いで思わず持ち主さんにルール確認してもらったくらい。
なんなら2ラウンド短くしてもゲームバランス的に問題ないんじゃないかとも思う。(もちろん個人的感想)


ただ感想は正直に書きましたが、日本語版が出ていないうちから遊ばせてくれた持ち主さんには感謝しております。









先日パイプライン4人戦を遊んでみて気になったところもちらほらあったので少しまとめてみました。


とはいえ自分的に今年のお気に入り作品なので良いところの方が多く十分楽しめていますが。


① アップグレードカードの処理
まずはルールを読んだ時から変わっているなと思っていたところ。
プレイヤーは手番で2枚まで購入できる。
購入された種類のアップグレードは閉じられてその年の間、誰も購入出来なくなる。
さらに追加で購入していないところからも1種類閉じてしまう。

なので例えば先手番の人がアップグレードカードを2枚購入すると、その時点で3ヶ所が閉じて残りは2種類のみになる。(計5種類)
実際、この前の4人戦はそこからスタートしました。


パイプラインは3年でゲーム終了となるので1年目でアップグレードカードを購入出来ないと、レベル3には行けないようになってます。

遊んでみた感触としてはアップグレードも戦術の一つという程度でそれほど気にはならなかったものの、もっと皆がアップグレードを絡めながらの方が面白そうとは思いました。


普通に、「どのプレイヤーも同じ年に同じ種類のアップグレード購入は一回のみ」でいいような。

しかも、
レベル1はプレイヤー人数マイナス1
レベル2,3はそれぞれ1枚のみ
と、枚数もいい感じに調整されていて2,3年目に向けた手番順争いも熱くなりそうなだけにこの部分はやはり気になるポイント。

今後もリプレイを重ねて色々試していきたい。




② 共通目標カード(バリエーションカード)
ゲーム終了後のメインとなる得点要素もバランスがちょっと気になるし、目標にもう少し遊び心が欲しいとも感じる。


固定一枚と、毎ゲーム15枚からランダムに3枚を選択する方式。

初回推奨の目標カードは基礎点をもう一度カウントする系で2回目からはもういいし、基礎点のパイプライン点を細かくした系なども得点少なく魅力に欠ける。

かといえば注文カードをもう一度カウントできるなど、そこだけに照準を合わせればほとんどの勝利点をそれで取れそうなものも。

もちろんゲーム中にも勝利点を増やせるし、共通目標なので皆同じ条件とは言えこれはどうなのかなと思う面もあり。



③精製コストマーカー順
プレイ記の方でも触れましたがコストマーカーを9枚ランダム置きしてから、高級に行くほどコストが高くなるように並び替えた方がしっくりくるように自分は感じました。



以上ざっくり3点。
またリピートしているうちに新たな面が見えてくるかもですが、とりあえず初見を終えての感想でした。

日本語版も出て欲しいな。










先日はパイプラインを4人戦で遊べたので少しまとめてみました。

パイプラインはテーマやアートワークも含めて今年発売された作品の中でもトップクラスに気に入ってます。



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購入してからまだ2人戦で一度しかプレイしてなかったので今回が2回目。
4人戦はやってみたかったので楽しみにしつつ、いざ石油事業へ参戦。

相変わらず綺麗なイアン・オトゥールのアートワークで遊んでいて気持ちいい。
皆も気に入ってくれてました。


今回は初回推奨ではなくアップグレードカードや共通目的カードもランダムで、石油精製コスト7も投入。
皆は初なので「抜きましょうか?」とも確認したら「大丈夫」とのこと。

ちなみに精製コストマーカーはランダムで9枚置かれますが、その後各種類ごとに低いコスト順にした方がいいようにも今回感じました。
いきなり原油→低級でコスト7とかあるとなかなか大変そう。


スタート順を決めると自分は2番手。
1番手の人が何をするのか楽しみに見ているとやはりアップグレードカードへ。
一番手だといきたくなる気持ちわかります。

しかも2枚取りで政府とエンジニアのレベル1をそれぞれ獲得。
これで一年目のアップグレードカードは3種閉じられて残り2種になります。

2番手の自分は借金&契約タイル獲得アクションにしてみる。
この契約タイルは結果的に前半の収入源としては役立ちましたが、後半は結構邪魔に感じることも。
自分につられてか今回は皆、契約タイルは活用してましたが取らなくてやっていく作戦も十分ありそう。

その後も主な流れとしてはまずパイプタイルを獲得していき、精製して売却していく。
高値で売れる高級な石油にするには長いパイプラインを作っていかねばならない。



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2年目の最初、パズルがあまり得意でない自分にしてはとてもいい感じのパイプラインができつつあり順調な展開。

しかしながらここから早々とマシンに手を出したのが悪手となる。
マシンを購入してお金を払うと手元にお金がほぼ残らず、手持ちの石油もまだ少しだけだったので処理を終えてすぐにマズいなと気付いたもののやり直すのも悪いと思い続行。

すると案の定、それからはマーケットにわずかな石油を売る→そのお金で原油を買いマシンを起動するという行動をくり返すだけになってしまい微々としか収入増えず。

マシンに繋がっているパイプはもう手動起動ができなくなってしまうので、常にお金が必要なマシン精製のループから抜け出せなくなってしまいました。

もう1段階しっかりとお金と石油の準備をしてからマシン購入すれば、パイプラインは良さげだったのでいい線いけたと思います。残念。



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結局自分以外のプレイヤーは誰も3年目までマシンに見向きもせず手動精製でフィニッシュ。

主な得点源となるのはランダムに選ばれた4種類の目標カードですが、カードにより獲得できる得点差があり過ぎるような。

今回は「保持している注文タイルから再びお金を得る」がほぼメインとなってました。
これに比べると他のカードから得られる額が少な過ぎるのはちょっと引っかかるところ。


ただ皆、注文タイルを獲得できたのは最終手番だったので、手番の足りなさなどギリギリに設計されているバランスは見事。
やっと資金繰りに困らなくなってブイブイできるぞというところでゲームは終わる。
もちろん慣れたらもう少し早い段階で加速できると思いますが。


結果は唯一、注文タイルを2枚取れたお隣さんの勝利。自分は400点台でたしか2着。
今回は中盤まで上手くいっていただけに後半は不完全燃焼でしたが、パイプラインの魅力は今回もしっかり感じて楽しめました。(ただ今思えばマシン化せず注文に集中してれば1000点近く取れていた気が)


パイプラインはランダム要素も含めてまだまだ試していきたいことがたくさんあるし、帰り道に「また遊びたい」との声も頂戴して気に入ってもらえたのでよかった。

次こそは効率化を極めて1000点くらい取りたいな。また遊びたい。





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