カテゴリ: なにぬねの


先日、西フランク王国シリーズの2作目となるパラディンズを遊ばせてもらったのでまとめてみました。


FullSizeRender



前作と同じコンパクトサイズの箱にコンポーネントはぎっしり詰まってました。このシリーズは3部作とのこと。


1作目のアーキテクツが面白かったし、パラディンズも前評判がよくオルレアンにも通じると聞いていたので期待しつつスタート。



IMG_4399



まずはルール説明を聞く。
3つのパロメーターを上げながら効果や得点を獲得していく流れで、パロメーター上げはそのままいい得点にも繋がる。


アクションマスはオルレアンのように個人ボードにあり、カードや効果獲得の早取り要素は多少あれどのびのび計画していけます。


ただ結論から言うと自分的にはある程度制限があることによってゲームは適度な悩ましさで面白いと思うので、少しのびのびでき過ぎに感じた面もあり。

特に後半にいくほどワーカーやアクションマスをこねくり回せるので、上手くいっている人は延々手番を繰り返し、そうでない人はただそれを待つということも起きやすい。


今回遊んでみて気になったのはやれることが広いせいか(カード選びも含めて)長考を誘発しやすくダウンタイムも長くなりがちになるのと、たまに耳にする「ソロプレイ感」というのも自分は結構感じたかな。


ちなみにオルレアンは個人ボードでアクションしていくのは同じながら、その辺りがスムーズに遊べるようとても良くできていると思う。


もちろんダウンタイムなどメンバーによりますが、このゲームの場合はメインボードに共通のアクションマスがあった方が自分はいいな。


とはいえ色々感じたままに書いてますが、このオルレアン風システム独特の楽しさがあるのも確かなのでなんとも言えないところ。



IMG_4405



ゲームの方はまあまあ上手いことできて、経験済みの持ち主さんの98点に次いで90点の2位。


プレイ時間は驚きの4時間近く。
普通ここまではかからないとは思いますが、前作アーキテクツが中量級寄りのプレイ時間で満足度が高かっただけに正直パラディンズの印象はもう一つ。


ついでに言うと、3枚オープンされた共通目標カードを自分はすでに全て達成できていたのもあり最後のラウンドは本当に余分に感じてしまった。


「まだあるの?!」という思いで思わず持ち主さんにルール確認してもらったくらい。
なんなら2ラウンド短くしてもゲームバランス的に問題ないんじゃないかとも思う。(もちろん個人的感想)


ただ感想は正直に書きましたが、日本語版が出ていないうちから遊ばせてくれた持ち主さんには感謝しております。










先日のゲーム会でニュートンを久しぶりに遊んできたのでまとめてみました。
ニュートンは昨年秋に発売してすぐ購入。
家で2人戦を5回ほど遊んでますが4人戦は今回初となります。
今年秋には拡張もアナウンスされているので楽しみ。



IMG_4112


「ニュートン」
12歳から
1〜4人用
90分

自分も半年ほど開いていたので久しぶりでしたが、お二人初プレイとのことでまずはルール説明から。
ルール自体はそこまで複雑でないもののスタート時の情報量が多く何をすればいいか結構戸惑う系かなと思います。

ただ戸惑いながらもさすがゲーム慣れしているメンバーたち。
自分ともう一人はすぐ講義アクションから良さげな追加手札の早取りを目指し、もう二人は早取りの特権である丸いボーナスタイルを旅と技術エリアからどんどんかすめていく。

このゲーム、実は意外に早取り要素が重要なポイントになっていると2戦目くらいから自分は感じてます。


あとこれまでの2人戦より場札はどんどん減っていくので、1金払って2枚補充するサブアクションも4人戦ではより有効な感触。



IMG_4113

ゲームの方は自分ともう一人のプレイヤーがほぼまったく同じ方向性で被る展開。

ちなみにこの人は自分がこれまで対面で遊んできた中で強いと思った希有な存在でもあり、特にグレートウエスタントレイルやロレンツォにハワイなど難しいものを初見からやりきってしまう凄さもあり。

以前からとにかくやることが被りやすく時にはあまりにも同じ考えで驚かされることもしばしば。(お互い結構尖ったプレイが好き)

ニュートンもその人は初見でしたが狙っていく場札をはじめ、定規は完全に捨てて旅もそれほどよくない?と自分に振ってきたり同じ考え過ぎて内心びっくりでした。

もちろんそれが正解とかではなく同じやり方というだけなので、他のメンバーの人に変な先入観にならないよう肯定したい気持ちは抑えておきましたが。


結局、この日は会場の閉館時間が来てしまい残念ながらこれから面白くなるというラスト2ラウンドを残して終了。
ちょうど皆、決算で本棚点も入り始めてた頃。

自分の出来としては順調で相変わらず本棚の右半分に12冊すべての本は埋めれたと思うし、目的タイルやカードからの得点も抜かりなしといったところ。


感想としては前回までとそう変わらず、基本的には本棚を12枚すべて埋めるとしてあとはいかに他から得点を伸ばすかのゲームかなと思います。

ゲーム中はマルコポーロみたいな効果も絡めれたり面白いとは思うけれど、スタート時のランダム要素のわりに戦略の幅はあまり広く感じれずルチアーニにしてはリプレイ性ももう一つな気も。
(個人ボードごとの所有マーク違いも微妙で今回自分は定規でまったく使い道なし)


色々感じたことを書きましたが、お気に入りのルチアーニ絡みの作品ということで少々ハードルを自分で上げてるかもです。
ゲームとしては十分に楽しめます。


最後にルチアーニ絡み作品の自分的ざっくり評価を。

☆☆☆☆☆
ツォルキン 
マルコポーロの旅路

☆☆☆☆
ロレンツォ (拡張未プレイ)
グランドオーストリアホテル

☆☆☆
ニュートン
カウンシルオブフォー


今年は新作のバラージとマルコポーロ2にも期待してます。
















にほんブログ村 ゲームブログ アナログボードゲームへ
にほんブログ村



その他ランキング

 

4

中世ヨーロッパ(現フランス辺り)を舞台に建築家となり、資源を集めながら建物や大聖堂を建てていくワーカープレイスメント。


先日初プレイさせてもらいましたがワーカーの流れが少し変わっていて、がっぽり資源など稼いで目立っていると他プレイヤーからワーカーたちを捕縛され牢獄に入れられます。(お金があれば釈放アクションなどで返してもらえる)


そもそも最初からそれぞれワーカーを20個も持っていて、闇市場以外のアクションマスは制限なく配置していけるので苦しさはなく快適。…しかし調子に乗ってると捕縛される。

と、なかなか変則的なもののこれがいい味付けになっていて面白い。



FullSizeRender



12歳から
1〜5人用
60-80分


てっきり大箱かと思っていたらコンパクトで持ち運びやすそうなサイズで驚きました。
それでもボードを広げてしっかり遊べる作品になっているのが素晴らしい。

余談ですが自分が持参した「コペンハーゲン」は対照的に、さっくり遊ぶゲームのわりに箱が少し大き過ぎるような。


西フランク王国の建築家はルール説明もそれほど大がかりでなく、遊びやすそうな中量級じっくり作品になってます。



IMG_4030



プレイ記
持ち主さん以外は初プレイで4人戦。

まずはスタート時に3枚の建物カードを持っているので、資源を集めながらどんなゲームか様子を伺う。
協力者カードもあるので序盤に何枚か獲得してみることに。

税金のところと相性のいい協力者を複数得たので、なるべく資金繰りはそこからしつつ効果も利用していきたい。

説明時に建物点が一番のメインと聞いていたし終了トリガーにもなっているので、なるべくたくさん建てまくって早めに逃げ切るイメージで進めてみる。


そしてゲームが進むと経験者の持ち主さんにぐいぐい捕縛されていくワーカーたち。(下の写真のボード左下が牢獄エリア)


IMG_4031



捕縛して牢獄に入れるとワーカー数分のお金がどっさり貰えるという世知辛そうな時代。
(捕縛と牢獄送りで2手番は必要)

つまり他プレイヤーがぐいぐい調子に乗るのをまず捕縛アクションで阻止。
この時点では自分の個人ボードに捕縛。

他プレイヤーはお金を払えばそこから自分のワーカーを取り戻すアクションもあります。

なのでこのゲームは普通のワーカープレイスメントのように回収(帰宅)はなく、捕縛や牢獄からお金で釈放してワーカーを戻すシステム。

中盤からみんなも捕縛をやりだしてワーカーの流れに予期せぬ変化が生まれて面白い。
ちなみに自分は一度も捕縛アクションしなかったけれど。



IMG_4032


そして後半からゲームも加速していき自分は当初の思惑通り建物7軒と誰よりも多く建てれたのはよかったけれど、誤算だったのは道徳ポイントを下げ過ぎたこと。

前半はわざと下げつつ後半にしっかり上げる予定でしたが、そのタイミングをミスして下がりっぱなしだったのが大きく響きました。

ある程度、道徳ポイントがないと大聖堂を建設できないというルールもいい感じ。


主な得点源はこちら
1.建物カード点
2.大聖堂点
3.金と大理石が1つ1点
4.達成系の協力者カード点

結局、自分は債務や道徳ポイントから10点以上もマイナスを頂戴して悲しい結果に。
トップになった斜め向かいの緑プレイヤーさんは全体的にバランスよく得点を上げていた模様。これは見習わねば。


「西フランク王国の建築家」は以前から気になっていましたが、その期待通りまたリピートしたいと思える楽しい作品でした。

中量級のプレイ時間でしっかり遊んだ感があるのは嬉しいし、捕縛や闇市場に道徳ポイントなど世界観も存分に楽しめます。


上級ルールもあるようだし次は大聖堂プレイなんかも試してみたいです。









少し前の週末にデザイナーがどちらもルチアーニ絡みのニュートンとロレンツォをリプレイしたので少しまとめてみました。



FullSizeRender


「ニュートン」
2人プレイ、通算5回目。

ランダムで受け取った個人ボードは初期コンパス付きでプレイヤーカラーは青。
自分は相変わらず定規を捨てて序盤は(講義で)カードを増やしつつ本棚埋めの準備をいそいそ整えていく。
3回目以降だいたい同じ流れで遊んでいるのでそれほど悩むこともなく楽してる感じ。
お金があると色々と融通が効くのもポイントだと思います。



IMG_3742



相手は定規をマックスにしたり、スタート時にドラフトした偉人カードを4枚全て出すことにも成功。



FullSizeRender


しかし結果的にはいつも通り右半分に本を埋めきり、終盤には貯めた歯車で技術も2カ所マックスにした自分に軍配が。

色々な作戦を試したりしつつどちらが勝っても別にいいんですが、このゲームでは点差があまりにも広がり過ぎてしまうことが続いて相手もリプレイ欲はやや薄れてる様子。

ニュートンはゲーム自体は面白いと思うけれど本棚埋め以外の本命がなさそうなのでもう一つハマりきれない印象かな。(2人プレイのみの感想)

それでもマルコポーロっぽい要素もちりばめられたいいゲームだと思うので、3,4人プレイも機会があれば。
















IMG_3749



「ロレンツォ」
2人戦

ニュートンの1つ前くらいのルチアーニ絡み作品でこちらは3,4人プレイでも結構遊べてます。

上手く歯車などをギコギコと気持ちよくコンボできるよう奮闘するも、なかなかままならないゲーム。
そこがまた魅力で次こそはとリプレイして、上手く噛み合った時は気持ちいい。



FullSizeRender



しかし、今回は特にダイス目にずっと苦しめられたり破門になったりと思うようにはなかなか展開出来ず。
遊んでる時間も夜遅くだったので後半は眠さとの戦いもあったような。
結果はたしか85点くらいかな。


この週末はお気に入りデザイナーの近年作品を2つ続けてまったり遊ぶことができてよかったです。


ちなみにルチアーニ絡みの主な作品、
ツォルキン 
マルコポーロの旅路
カウンシルオブフォー
グランドオーストリアホテル
ロレンツォイルマニーフィコ
ニュートン

結構人名タイトル多いですね。














マックゲルツのナヴェガドールはお気に入り作品の一つで、最近は主に1日1,2手番ペースで遊べるオンラインでまったり楽しんでます。
ヨーロッパを中心に世界中の人たちと対戦できるのもオンラインの大きな魅力です。


ちなみにオンラインで遊べるボードゲームのプレイ記としてはロシアンレールロードに続いて今回が第2弾となります。


前回記事はこちら
↓↓




IMG_0731


ナヴェガドールはこれまで対面では3〜5人戦で7,8回くらいしていて、最初の数回はなかなかトップになれなかったけれど、造船特化&長崎真っしぐら作戦(植民地も取らず)にしてからはミニ拡張込みも含めて全勝でした。

なのでとりあえずはオンラインでもその作戦で遊びつつ、まずは誰かがそれを破ってくれるのを待つような形でスタート。
シンプルな作戦でお金も開拓で回るしそこそこ使える感触は十分あったものの、これだけでずっと勝ててしまうほどゲルツゲームの底は浅くないはずと期待も込めて。

するとしばらく勝ち続けた後、ようやく後半に向けてぐいぐい得点を伸ばしキッチリ負かしてくれる世界の猛者たちと対戦できたのでそれからはもうこの作戦は捨てました。
単調なゲームになっていたのでよかった。


そしてその後も色々試しながら現在29戦して世界ランキング27位。(日本人では一応トップ。20位くらいまではすぐこれたけれど最近少し下がったかな)

ある程度リプレイできたおかげで全体の感じもより掴めてきましたが、やはりバランスがとても良くできている作品だなと思います。
コンコルディアといいこの辺りはさすが。

上級者同士では特化で勝てるのはほぼ見たことなく、ロンデルの全てのアクションを状況に合わせてバランスよく進行することに尽きる印象。
どちらかというと建物建てきりで終了トリガーになりやすいものの、その頃にはちょうど誰かが長崎近辺にも到達している感じ。
長崎にいかないゲームなどとも言われたりしますが、自分の経験では長崎行きも含めて全てをバランスよく進めていけたプレイヤーがいつも勝利してます。
なので長崎トリガーも全然あり、バランスがとても丁寧に調整されていることで作品に深みが出て何度も楽しめる要因になってると感じます。

その他、ナヴェガドールはテーマも良いしやることもシンプルなので気軽にプレイできるところなども好きなポイントです。


今回は最近の個人的なプレイ記として経験から感じたことをつらつら書いてみましたが、一番は楽しむことが目的なので特化なども含めて今後も色々試してみようと思います。
























↑このページのトップヘ