カテゴリ: さしすせそ


エネルギー企業を経営するラセルダ作「CO2 セカンドチャンス」で遊んだのでまとめてみました。

火力発電などによる大気汚染から地球を守るためクリーンなエネルギー発電所を作るというエコや近未来がテーマ。
協力と個人戦のどちらでも遊べる仕様。

初回推奨されていた協力ゲームは一度遊んでいるので、今回は初の個人戦ルールで。



IMG_4509


メインボードは地球になっていてアジア、ヨーロッパ、アフリカ、北アメリカ、南アメリカ、オセアニアの6つの地域に分かれている。

10年間が1ラウンドでそれを5回。
ただし、途中でCO2汚染レベルが500ppmを越えると全員敗北という協力ゲーム色も残しつつのプレイが要求されます。
テーマが地球の環境問題だけにそのゲーム感もなかなかマッチしていそう。


ラセルダらしく今回もルール量は多めながらやること自体はシンプルなので、覚えてしまえばスムーズに遊べると思います。(メインアクションは3つの中から一つ選択。サブアクションも3つ)


メインとなる主な得点源はクリーンな発電所を建てることと、インフラを整備して国連目標(共通目的)カードを獲得すること。

コストになるのはお金、技術キューブ、CO2排出権で、科学者による知識の獲得やサミット参加などの要素もあり相変わらずしっかり楽しめそうな世界観になってます。
(ロビー活動家カードもいい指針になってる)



IMG_4510


ゲームの方は序盤から苦しい展開。
というのも個人戦ルールにあるイベントフェイズにて、いきなりグローバル(全地域)タイルが1ラウンドめに登場。

遊んだことがない人は何のことかわからないと思いますが、本来どこかの1地域のみ指定されたタイルが来てそこの救援処理をします。
条件を満たしていないプレイヤーはコストなど支援するフェイズ。(できなければ勝利点失う)


結論から言うとこのグローバルだけはどうやら拡張要素だったみたい。
しかしこの時はまだ知らず「このタイルは抜くか一番最後に固定にしないと厳し過ぎてバランス悪い」と思いつつそのまま続行してしまう。(ルールを確認するも表記見当たらず)




IMG_4511


結局その後、皆で手分けして自分の得点を考えつつ地球も守っていこうと頑張るも4ラウンドめ最初の供給フェイズにてゲームオーバー。
全員敗北。
協力ルールの時と同じメンバーで連敗という結果に。

ただ、前回はほぼルール確認プレイだったし今回もあと少しで切り抜けられそうだったので次回こそはおそらく大丈夫。
(次はグローバルも抜くつもり)


CO2は2回目ということでプレイ時間もスムーズでいい感じだったし、発電所コマなどのコンポーネントも凝っていてとてもいい。
そして何よりまだゲームのポテンシャルを見れていない気がしてるので、また改めてリプレイしていきたいと思います。











CO2セカンドチャンスはもともと2012年ラセルダ作品を新版として2018年に発売されたもので、アートワークも新たにオトゥールが担当して美しく、コンポーネントも凝っていて満足度高め。

今年は「ブラックエンジェル」「パイプライン 」「エスケーププラン」と購入していて、すっかりオトゥールのファンになってます。
(他にも「オンマーズ」「クリニック」「ロココの仕立屋デラックス版」など来年もたくさん出そう)


さらにこのCO2やエスケーププランは自分にとって初ラセルダとなり、「リスボア」「ギャラリスト」「ヴィニョス」などこれまで気になっていたデザイナーだけに今後遊んでいくのが楽しみ。



FullSizeRender



14歳から
1〜4人用
120分


化石燃料による火力発電などの影響でCO2排出量が増えて大気が汚染されるという環境問題を解消すべく、再生可能なクリーンエネルギー発電を建てていくという素敵なテーマ。


ちなみに来年は「カンバン」新版としてEV(電気自動車)がテーマのラセルダ作品もオトゥールのアートワークで発売するそうで嬉しい。

ラセルダというデザイナーはエネルギーやエコにスポットを当てていたり、「エスケーププラン」では銀行強盗の脱出という映画をモチーフにしたような世界観を作っていたりとてもいい。

特に先ほどのEVだったり新作「オンマーズ  」では火星(開拓?)をテーマにしたりと現代の新しいことに目を向けているのがまた好みです。
(歴史的な題材も好きですが)


そしてオトゥールといつもタッグを組んでいるところも、このデザイナーとはおそらく好みの相性がとても良いと最近感じていてハマりそう。


つい前置きが長くなってしまいましたが、今回はCO2の初回推奨してあった協力ルールでのプレイ記になります。




IMG_4460


CO2は「コンコルディアヴィーナス」のように協力ゲームと個別戦どちらでも遊べる仕様になっているのも特徴。

面白いのは個別戦においてもCO2値が500ppmを越えると全員敗北するらしく、その辺はやはりテーマが地球規模の課題で納得。

となると、一見協力しつつも自分のエネルギー企業の発展を最優先で目指す感じになりそう。
株系のゲームでもそんな展開は見かけるけれどそれに近い感じでしょうか。国家企業で争う「バラージ」も水力発電がテーマなだけに少しそんなところがあるし。
個別戦の方もまた次回遊びたい。


今回は協力ルールを3人で初プレイ。
大筋としては3つあるアクション通りの流れ
①プロジェクトを提案する
②インフラを整備する
③クリーンエネルギー発電所を建てる

個別戦とも同じで他プレイヤーのプロジェクトやインフラに自分のインフラや発電所を作ることも出来ます。


プロジェクト提案やインフラ整備をすればボーナス効果が色々貰えるし、発電所を建てれば勝利点を獲得できる。


サブアクションも3つ。
①知識を集めたり世界サミットに出席するために科学者を移動させる
②二酸化炭素の排出権(紫の丸いコマ)を、変動する市場で売買する
③指針となるロビー活動家カードの使用や、ゲームクリアにも必要な国連目標カードを達成する


そして協力ゲームでのメイン課題ともなる環境目標タイルを皆で手分けして達成していき、さらにクリーンエネルギー発電所を建設していかないと化石燃料による発電所が増えて苦しくなる。(地球もプレイヤーも)




IMG_4448



再生可能なクリーンエネルギーは5種。

リサイクル
ダム
風車
太陽光
植林

植林は発電所ではないもののこの中で一番価値が高め。続いてソーラー発電といった具合。



肝心のゲームの方は20年(2ラウンド)経った時点でCO2値を抑えられずあえなくクリア失敗という結果に。
まあ今回はルール確認の意味合いもあったし、やってみないと分からなかったことも色々あったので次の個別戦が本番といったところ。


自分の好みだけでいうと協力ゲームはあまり率先して遊ばないタイプでじっくり系では地球温暖化がテーマの「南極救助隊」を遊んだことあるくらいですが、やはり個別戦を遊びたい気持ちが大きい。(ちなみに女子は協力ゲーム好きが多い印象)


CO2の個別戦ではボードの裏面を使い多少ルールも変わってくるようですが、ベースはだいたい同じなのでゲームは把握できたかな。


初見の感想は、ルール量が多くアートワークやコンポーネントにこだわりを強く感じるラセルダはゲームの世界観を特に大切にしている印象でとてもツボでした。

来年たくさん遊んでいきたい。








4

先日はゲーム会にてストーンエイジの冬(氷河期?)バージョンを初めて遊んできました。
暑い夏には涼しげで美しいアイスエイジ的なアートワークがちょうどいい感じ。

冬テーマに合った新たな要素やより良くなったと感じる微調整にアップグレードコマも加わり、素敵なアートワークも含めてとてもいい特別版になっていると思います。



FullSizeRender


「ストーンエイジ  記念版」

10歳から
2〜4人用
60-90分

雪が積もっていてさらに原始の暮らしぶりが過酷そうな冬パッケージ。
記念版らしくキラキラしてます。

ストーンエイジはオールタイムベストとまではいかないもののお気に入り作品の1つ。
テーマも魅力的だしダイスを振りながらわいわい楽しめるワーカープレイスメントとして何回かはプレイ済み。

ただ冬バージョンルールは初めてなので持ち主さんのルール説明を聞いてさっそく4人でゲームスタート。


IMG_4109


よく見える写真がなかったけれどワーカーはプレイヤーごとにそれぞれ異なるアップグレードコマ。どれも特徴があり可愛い。
それと食料タイルもイラストに合わせて魚やキノコなどの形になっていました。


その他の追加要素はこちら
1.  文明カードに皆のダイス目を減らしてくる野生動物カードが4枚混ざる。
狩りや資源採集がより厳しくなる冬テーマにも合っていて、実際ゲーム中は地味に効いてました。


FullSizeRender


ただこのカードの撃退マスにワーカーを配置すると効果の高めなダイスボーナスを獲得できるので皆我先にと取りに行く人気ぶり。

これによりさらに選択肢の幅も増えるし苦しさもありで面白い要素でした。(ダイス運にも左右される)


2.  石と金のテコ入れ要素
文明カードを獲得する時に追加資源で金を払えば6点。あと建物タイルの中には追加で石を払えば5点貰えるものもあり。

これは個人的にも石や金の採集マスはほとんど使わないでもいけたりすると感じていたので、しっかり重要度が増していい調整に思いました。(実際ゲーム中もこの要素によりいい方向にプレイ感は変化してた)


3.  新たな建物
イグルーという日本のかまくらみたいな雪の家タイルは得点効率が良く通常のコスト資源点よりたしか2〜3点くらい多く貰える。

とはいえ建物の勝利点カードにはカウントできないので、そのカードを持ってる時はそれほど魅力を感じなかったかな。


以上が追加要素。
感想としてはミニ拡張くらいのちょっとした要素ながら、バランスもよくなり楽しさが増していて自分的にはとても好感触でした。

(ちなみにストーンエイジの本拡張は以前から気になっているものの、入手難でまだ未プレイ)



FullSizeRender

色々楽しい経過も書きたかったですが、結果はというと文明カードを誰よりもたくさん集めていた自分が182点となんとか勝利。
ワーカー数は皆の中で一番少ない6人でやり繰りしつつ文明点49、道具点72が主な得点源でした。(狩りには一度も行かず木やレンガを食べることもしばしば)


2位の持ち主さんのプレイも面白く序盤からワーカーを9人まで増やしつつ、家族へのご飯は無視して得点を稼ぎまくりその代償として毎ラウンドマイナス10点払うというもの。

結果的にわずか4点差だったので最終ラウンドにダイス目で事故ってくれたのに助けられた感じでした。
あと終了トリガー的には長引かずにほぼ最短だったように思います。


ストーンエイジはダイス運はもちろん席の並びや文明カードの出順など適度な運要素が散りばめられつつも、シンプルでいながらとても悩ましく楽しめる好作品だと再確認もできてよかった。

(ちなみに今回は自分がたくさん皆が貰えるボーナスカード獲得しまくっていたので、席の並び的に報酬差が色濃く出てしまった)


記念版はボードもリバーシブルになっており通常のストーンエイジも遊べるし、冬バージョンはとてもいい感じに調整されていると感じたのでおすすめです。(日本語版も出てほしい)





こちらは通常版↓




その他ランキング


少し前の週末に新しめの作品を2つほど遊んだので簡単にまとめてみました。




IMG_3821



「ソレニア」
10歳から
1〜4人用
30-45分

パールゲームズから発売されたトロワ作者の新作ということで初プレイ。
カードにぽっかりと丸い穴が空いているのがなかなか特徴的。
昼と夜に二分された惑星ソレニアが舞台になっていて、飛行船で移動しながらそれぞれに必要な資源を届けることがテーマ。

パッケージの色味などはハンスのリフトオフみたいに少しくすんだレトロ感を出していて雰囲気あり。(個人的にはもっと明るくパキッとしてる方が好みだけど)



FullSizeRender


お皿などを使わなくてもボックス内で資源の管理ができる仕様で、木材、小麦、石材、水、勝利点に分かれている。
やや取りづらさはあったけれど、準備や片付けはなかなかスムーズでした。



IMG_3828


ゲームの方はトロワなどじっくり系に比べるとずいぶん軽くて遊びやすい印象。
それでも終盤にボードタイルの移動により逆転の可能性が生まれたりとちょっとした盛り上がりも感じることができました。


アートワークもクラゲみたいな夜の浮遊生産島などあり見た目にも綺麗なので、世界観が好みな人はより楽しめそうな作品だと思います。


我が家では2時間級くらいがお互い好みなのであまり回らなそうですが、オープン会などではプレイ時間的にもおすすめしやすそう。


(ちなみに今回ルール確認しながらのプレイでしたが船の向きが逆でした)







ソレニア 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2019-02-15








IMG_3833



「こねこばくはつ」
7歳から
2〜5人用
15分


ソレニアに続いては子供のリクエストで簡単カードゲーム。イラストが独特で面白い。

爆弾カードを引いて爆発したらゲームから抜けていき最後まで残った人の勝ち。
色々なカード効果を駆使して爆発を回避もできるので、多人数で遊んだらわいわいできてより楽しそうかな。






こねこばくはつ 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2019-02-18




文明発展系ボードゲームとして有名なシドマイヤーズシヴィライゼーションの新作を先日初プレイさせてもらいました。

個人的にこのジャンルはあまり遊ばないので詳しくは知りませんが、本家の方はプレイ時間がとても長いらしく大変とのこと。
しかし新作は簡易版になっているのでありがたいです。



FullSizeRender



前回のプラスに続いてパッケージは黒が基調でなかなか格好いい。
同じ文明系のネイションズやスルージエイジズを一度遊ばせてもらっていたので、またあんな感じかなと勝手にイメージしてましたが今回はだいぶ違うようす。


テキスト付きのカードを使ってアクションしていく流れで、読むのが面倒に感じる自分にとっては苦手なタイプ。
ただ目的を先に3つ達成すれば勝ちというスタイルはわりと好みでもあるし、カード内容をだいたい覚えてしまえばスムーズに遊べそう。

4人でいざスタート。



IMG_3019

ランダムに配られた初期能力はフランス人。
世界遺産を建てていくほどに支配地を作りやすくなります。
目的の一つに支配地系もあったので絡めていきたい。


ゲームの方は序盤から順調に世界遺産を二つ建てて目的の一つを達成。
もう一つの目的である科学力もマックスまで到達できるめどがついているので残り一つのみ。



IMG_3020

あとは素直に支配地を広げるだけでよかったものの、世界遺産をさらに二つという目的の方が早そうに思い軌道修正してしまう。

しかし世界遺産を建てるにはまず都市が必要なことをすっかり失念していてここから目的達成がずいぶん遅れてしまいました。
その間に他プレイヤーの人たちもぐいっと目的を達成して結果は持ち主さんが見事勝利。

ちなみにエリア向こうの方では侵略合戦もしてたけれど自分はゲーム中一度も攻撃を使わずでした。


シヴィライゼーションは普段あまり好んで遊ばないジャンルの作品ではありますが、パッケージの雰囲気が良さげな新作はやはり気になるのでプレイできてよかったです。



















ポチッとお願いします

にほんブログ村 ゲームブログ アナログボードゲームへ
にほんブログ村

 

↑このページのトップヘ