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チケットトゥライドの新拡張「日本マップ」を初プレイさせてもらったのでまとめてみました。

チケットトゥライドはこれまでもアメリカ、メルクリン、インド、スイス、イギリス、アジア、北欧、世界と色々な拡張マップを遊んでますが、その国ごとに特有の追加要素があるので日本もどんな感じに仕上がっているか楽しみです。



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ちなみに日本マップの裏面は「イタリア」になっていて嬉しい両面仕様。
単独拡張ではないので今回はチケットトゥライド「ドイツ」に組み合わせて遊ばせてもらいました。

この日はボードゲームにまだあまり慣れていない人も交えつつ、仕事終わりのまったり雰囲気で5人戦スタート。



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日本マップではそれぞれ列車コマが通常より少なく、20個しか使わないショートゲーム仕様。

そして一番の特徴は「新幹線」があること。
新幹線は誰でも使える便利な路線となる分、どれだけ配置できたかの貢献度によりゲーム終了後に高得点を貰えるかマイナス点を頂戴するかが決まる。

*新幹線の貢献順による得点
1位 25点
2位 15点
3位 5点
4位 −5点
5位 −10点


ただ通常の列車は配置点があるのに対し、新幹線は置いた時の得点はなしなのでなかなか悩ましい。
それでも新幹線コマは数に限りがあるのでわりと皆序盤から積極的に新幹線を引いていく。


自分も貢献度でトップ狙いを目論んでましたが5人戦では思った以上に新幹線コマの減りが早く、それに気づくと同時に皆が一斉に新幹線に走り一瞬でコマが無くなる。
ここら辺はなかなか熱いポイントでした。

結局自分は貢献度3位に。
もう1手番前から動けただけに少し残念。



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その後は誰でも使える新幹線の路線があることによってチケットをどんどん引く人が続出。
チケットを引くのが醍醐味でもあると思うので新幹線の要素はゲームにマッチしていて好印象。

そして列車の持ちコマ数が少ない調整のおかげで進行もスピーディーでありつつ、チケライの良い部分はしっかり楽しめるのもいい。


ただ新幹線の貢献順が決まってしまうと最下位の人の望みがほぼない状況にもなり、その人が早々に終了トリガーを引くことに。


結果は新幹線も1位だった女性プレイヤーが目的カードでも高得点を稼ぎ出してぶっちぎりの完全勝利。
列車コマの配置がまた見事で「東京」を起点にして新幹線を利用しまくり、効率よく列車数も少なめで多数のチケットを達成。

「日本」マップのポテンシャルを引き出す理想的な進め方でやり切った感ありそうでした。

ちなみに自分はかろうじて2位。
1位の人とは以前からたくさんのゲームで遊んでますが、この金曜会でも「ウイングスパン 」「イスタンブール」などいつもトップ争いになる刺激的な存在です。(今回は大差をつけられてしまいましたが)


「チケットトゥライド日本」は馴染みのある地名のおかげで遊びやすくプレイ時間も小一時間ほどなので、ボードゲームに慣れていない人にもおすすめかなと思います。
(しっかりボードゲーム感を味わえるという意味でも◎)


裏面の「イタリア」もまた遊びたい。







ティーフェンタールの酒場をモジュール3まで投入して遊んだのでまとめてみました。

モジュール3の特徴としてはお店の評判要素が加わり、お金(収入)とビール提供量のバランスが求められる仕様となってます。
なので評判を上げたければどちらもまんべんなく力を入れていくのが理想的。


ちなみにゲームではより上質なお客を増やすことで高収入に繋がりますが、それにはビール提供量が必要。
そのビール提供量をアップするにはスタッフなどを雇うために、お金を使わねばならないというジレンマがあります。

これまで遊んだ感触ではモジュール2までが導入的な感じで、今回の3がティーフェンタールの基本形かなという印象。(よりシンプルに遊びたければモジュール1でも十分ですが)



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プレイ記
4人戦。モジュール3。

お一人初めてだったのでルールを説明していざ酒場経営スタート。
特に作戦があるわけでもなかったので、ダイス目や酒場の状況に合わせて進行してみる。

今回は皆、モジュール3に合った経営方針でバランス良く評判をぐんぐん上げていて多い時には一度に9つもマーカーを進める人も。
ここを進めると1周にあたる10マスごとに貴族カードを獲得できたり、途中ボーナスを貰えたりする。(最後に勝利点にもなる)


しかしながら今回自分のみ経営方針が偏っていて後半までほとんど評判トラックは進められず。
ただお金を重視気味にしていたおかげで酒場のアップグレードは中盤で3つほど達成。

これまで2回の過去プレイでは最終ラウンドまでほとんどアップグレードできなかったので、この辺りは世界観的にも酒場の発展感あり楽しめました。



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そして最終ラウンド。
「クアックサルバー」もそうでしたが、やはりここが一番の山場になり熱がこもる。

結果の方はある程度の下準備もしていたおかげで、ラストに貴族カード5枚(ビール18で3枚、アップグレード1、評判トラック1)取れたのも功を奏し130点で勝利。

得点の内訳は貴族カード11枚を含めたカード点で126、シュナップスで1、評判トラックから3という感じ。


わりと成り行きでやっていたわりには運良くいい得点に結びついてよかった。
2位の人は125点。評判トラックをぐるぐる回っての貴族カード獲得や報酬の恩恵を上手く活かしていたようす。


ティーフェンタールの酒場の3回目を遊んだ感想としては、ビールとお金にトークンがないことによって良し悪しがあるなとも感じました。

ないことによるゲームのテンポの良さや洗練さも感じる一方で、場合や人によっては逆にこんがらがってもたつく要因にもなりえたり。
感じのいいビールコマとかあればゲームの雰囲気にもグッと味が増すかもしれないし。

ゲーム中、トークンがないことや計画を変更してもいいということもあり、他プレイヤーのアクション中は自分の酒場のことを考えていることが多く結構ソロプレイ感もあると思います。


それでもテーマや雰囲気も良くアップグレード感も楽しいミドル級の好作品だと思うので、またモジュール4も遊んでいきたい。





ティーフェンタールの酒場 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2020-02-20






ティーフェンタールの酒場にモジュール2を投入して遊んでみたのでまとめてみました。


新たな要素としては「シュナップス」という強い酒と「芸人」タイルが加わり、共通の修道院ボードが裏面の冬になります。


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上の写真はゲーム中の個人ボード。
カウンターに置かれているのがシュナップスでホールにあるのは芸人タイル。

芸人タイルは獲得した時に両面どちらかの効果を選び配置して、その後シュナップスをコストに払えば利用可能。
(ちなみにシュナップスは手番終了時に3つ以内にする)

この新要素を上手く絡めつつお金とビール提供数をたくさんにしていきたい。
ビールがテーマで修道院とかあるので「ヘヴン&エール」も遊んでいて少し頭によぎる。



プレイ記
3人戦。モジュール2入り。
(通算2回目)

皆経験者だったのでサクサクとダイスをドラフト→計画を立てアクションと流れもスムーズに進行していく。

計画は後で変えてもよかったりお金やビールのトークンが用意されていないところからも、テンポ良く遊べるよう工夫洗練されているのが伺えます。


そして今回の展開はというと。
まず1人はテーブル増やしやカード圧縮に力を入れてラウンドによっては驚くほどたくさんのカードを酒場に配置していたり。

もう1人は積極的に効果の高いお客カードを買い込み、どちらかと言うとお金特化プレイでたくさんのアップグレードを目指す。


自分は2人とは逆にテーブルやお客カードをあまり買わなかったので、後半はお金がそれほどなくビール提供に集中した感じ。


どの作戦が正解とかはなくカード引きやダイス目など色々な要素に展開は左右されていくのが面白いゲームになってます。




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そして迎えた最終ラウンド。
シュナップスでダイス1つは好きな目にできたし、皿洗いのプラス1効果もありビール配達エリアにダイス4つまで配置は可能。

しかしアップグレード効果もあり、結局ダイス3つあればビール18に届き貴族カード3枚を獲得。
残りのダイスはお金に回したもののアップグレードには1金足りず、勝利点付きの酒場カードを購入するくらいでフィニッシュ。


結果は運良く107点取れて、前回と同じ得点での勝利。(残ったシュナップスは1つ1点)
獲得した貴族カードは計9枚。
内訳はビールから5、アップグレードから3、修道院トラックから1でした。


ティーフェンタールの酒場は相変わらずカード配置フェイズの時には悲痛なうめき声が聞こえたり、タイル効果でもう一度引き直そうかウンウン迷う場面があったりとわいわい楽しめました。


次のモジュール3も楽しみ









ティーフェンタールの酒場 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2020-02-20









中世フランスの都市を繁栄させていくのがテーマの作品「トロワ」を久しぶりに遊んだのでまとめてみました。

「グランドオーストリアホテル」や最近では「ティーフェンタールの酒場」のようにダイスを取ってやり繰りするダイスマネジメントが楽しめるゲームで、お金さえ払えば他プレイヤーのダイスも使える(奪える)のが特徴的。

その他にもそれぞれ秘密裏に所持している目的カードが、ゲーム終了後には全プレイヤーの共通目的になるなど色々な要素が散りばめられていて面白い。



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3人戦。拡張なし。
(通算4,5回目くらい)

メンバーは皆経験ありだったけれど、久しぶりなのでルールを軽くおさらいしてスタート。
まず準備段階として宗教(白)、軍事(赤)、経済(黄)の3エリアに「カタン 」の初期配置時の順で自分の一族コマを置いていく。

どのラウンドでも最初に一族コマのいる場所に対応した色のダイスを貰える。
自分は2番手でコマの配置的に白エリア重視の展開になりそう。


白エリアにある最初のアクションカードは「白ダイス1つを黄ダイス3つ分として使用できる」という効果だったので素直にそこへ。
その後、この効果を使うと黄色の経済エリアでお金をたくさん獲得できてほくほくに。


ただ今回の展開として自分以外の皆も序盤からお金をがっしり調達できていたので、ダイスは買われまくりすぐ無くなりラウンド終了が早い。(1手番にダイスは3個まで使える)
どのラウンドでも2,3手番したら終わっていたような。



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メインボード下のエリアには敵国からの襲撃などのイベントカードがあり、処理していかないとどんどん貯まっていくので簡単な「ドラゴンイヤー」をやっているようにもなる。
今回そんな状態だったおかげで皆のダイスも対応に削られ、ラウンドの終了が早まった要因の一つにもなっていた。



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というわけでスピーディーな展開のままゲームは進み、後半は一番高得点の取れる行動を見極めつつダイスをやり繰りし、他プレイヤーの持つ目的カードも予想する。

これだけユニークで面白い要素を詰め込んであるのに、経験者同士ならわりとサクッと遊べるのも嬉しい。
最近遊んだ「ハワイ」でも感じましたが近年のじっくり作品に比べると少し前のは場所もそれほど取らずプレイ感もやや軽めな印象。
リプレイ回数が単純に多いというのもあると思いますが。


ゲームの方は最終決算をすると52点で勝利。
自分と他プレイヤーの目的カード計3枚からはそれぞれ1点づつしか獲得出来なかったけれど、ゲーム中の得点を上手く積み重ねていけたのがよかった。

今回はゲーム終了までとにかく展開の早いトロワでしたが、久しぶりに遊んで思った以上に楽しめました。


また遊びたい




Troyes
アズモディー(Asmodee)





拡張「トロワ の淑女たち」のモジュールも2つほど入れたことあるけれど、その他は未プレイなので機会があればやってみたい






4

ドイツの小さな村にある酒場を経営する「ティーフェンタールの酒場」を購入したのでさっそく遊んでみました。

デザイナーは「クアックサルバー」「ガンシュンクレバー」のウォルーシュとなってます。




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ひっくり返してアップグレードできるようにハメこみ式になっている個人ボードがユニークで、アートワークも「村の人生」の人なので温かみがあっていい感じ。


ルール確認の時点から面白さは十分伝わってきていて、クアックサルバーとドミニオン的なゲーム感もありつつオルレアンやグランドオーストリアホテル要素も少しあるように感じました。(それでも遊びやすい中量級にまとまってます)

そしてところどころにプレイヤーが皆で楽しめるような配慮工夫や新しさもあるのでこのデザイナーの作品は好きです。



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初プレイ記
モジュール1の基本のみ3人戦。
(お一人は3回目とのこと)

まずはそれぞれ初期カードセットをお客でテーブルが埋まるまで引いて酒場に配置していける。
この時にテーブルが埋まるまでにウェイトレスやビール商人などのスタッフ系カードをたくさん引くほど優位に進めれる仕様。

これはクアックサルバーでいうところのタイル引きのようなドキドキ感覚を特に終盤に行くほど味わえる。

アクションで使用するダイスをドラフトするのも新鮮で、そのダイスを個人ボードに配置する計画フェイズも同時進行でスムーズ。

大筋はお客から得たお金で酒場スタッフを雇いビールをたくさん提供できる環境を作ること。
ビールの提供量によってより太客を得ることができて勝利点に繋がる。

モジュール1の基本では1枚10点の貴族カード集めがメインとなり「ドミニオン」の属州みたいな存在で分かりやすい。


ゲームの方は初めてでもサクサク進んでいき最終ラウンドへ。
ここまでは経験者の人が一番貴族を獲得していてやや有利な状況。
遊ぶ前はもっとゲーム中に酒場を色々アップグレードできるかと思っていたけれど、そこまで全然手が回らなかった。
モジュールを足していったらまたゲーム感が変わるかも。

そして最終ラウンドが勝負所でドラマが起こりやすそうなのはクアックサルバーを彷彿させ、これまで構築した自分のデッキからのカード配置フェイズに熱がこもる。
ここで悲鳴が起こったり、効果を使って引き直すかウンウン悩む人も出たりと盛り上がるポイントにしてる設計もさすが。
しり上がりなゲームは遊んでて面白い。


結局今回は思いのほか上手くいき、最終ラウンドだけで貴族カード6枚獲得。計107点で嬉しい初見勝利を飾る事ができました。
(最後の貴族獲得の内訳はビール18で3枚、アップグレード3ヶ所で3枚)

ティーフェンタールの酒場は適度な運要素が絡みつつ程よいプレイ時間で遊べるので、たくさんの人におすすめしやすい好作品だと思います。


ちなみに日本語版のアナウンスもあり、まもなく発売されるとのことです。





ティーフェンタールの酒場 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2020-02-20




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