カテゴリ: 国別テーマ


国名地名のタイトルがつけられたボードゲームも数多くあり個人的にも好きなジャンルなのでこれまで色々遊んでいます。
中でもイタリアが舞台の作品は雰囲気が良かったり歴史も興味深いものがあり特によく遊んでる気がします。
いくつかピックアップしてみました。



ムラーノ島

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ベネチアの離島でベネチアングラスが有名な観光名所が舞台。
島の人になり観光客の要望に応えていくと得点がもらえます。
ガラス工房を建てたりしますが煙が上がるので名声点は少し下げられるとかなかなかリアルな世界観です。


優雅にゴンドラを動かしてアクションしていくというのがとても雰囲気よく魅力があり好きな作品の1つ。
デザイナーは村の人生と同じブラント夫妻です。






リアルト橋

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こちらもベネチアの観光名所が舞台。
ステファンフェルトの中量級くらいで楽しめる作品です。
ちなみにベネチア舞台でいうとサンマルコは未プレイなので機会あれば遊んでみたい。


ベネチアのマップ上で各エリアごとに議員コマを置いてマジョリティを競うので悩ましいです。
橋に異なる勝利点が付いているのでどこに橋を架けるのかもポイントになります。
パッケージも渋くていい。







ワイナリーの四季 トスカーナ

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トスカーナを舞台にイタリアワインを作る人気作品。
個人的にも拡張トスカーナで遊び始めてからはオールタイムベスト入りしています。


ワイナリー経営という魅力あるテーマや訪問者カードにより毎回変わる展開でずっと長く遊んでいける好作品です。
木コマなどコンポーネントが凝っていたり拡張要素が充実しているのもおすすめポイントになっています。



ちなみに最近トスカーナの日本語版がようやく発売されました。
テキストも多少あるのでこちらのバージョンがより遊びやすいと思います。



ワイナリーの四季 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2017-02-11











ロレンツォイルマニーフィコ

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ルネサンス期のフィレンツェで圧倒的な力を持っていたメディチ家最盛期の当主ロレンツォがテーマになっている作品。
他にもメディチテーマの作品は色々あります。ドーンのイルヴェッキオやメディチカードゲームなどいくつか遊んでいます。


ロレンツォは個人的に好みのデザイナー筆頭であるルチアーニ絡みの作品でやはり何度も遊びたくなるじっくりワーカープレイスメントです。
グランドオーストリアホテルにやや近いプレイ感で遊ぶほどに面白い。






メディチ カードゲーム
コザイク(cosaic)
2016-07-09






カッラーラの宮殿

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イタリアにある大理石の産地が舞台。
お金と勝利点をバランスよく獲得していくところがヘヴン&エールに少し近いですがデザイナーが同じキースリング絡みです。


大理石を切り出して建物を建築していくという雰囲気の良いテーマになっていてプレイ時間も長過ぎず程よくしっかり遊べます。
パッケージも白大理石をイメージしてありいい感じ。







コンコルディア イタリアマップ

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マックゲルツの人気作品コンコルディア。
基本版のボードはリバーシブルになっていて地中海マップの裏は主に少人数おすすめのイタリアマップです。


長靴のような形のイタリアが舞台でもコンコルディアを楽しめます。



コンコルディア 日本語版
ニューゲームズオーダー(New Games Order)






他にもローマ帝国時代なども含めてまだたくさんありますが今回はこの辺りで。



ではまた





ボードゲームは世界の国々が舞台になっている作品も多く、訪れたことのない異国の地や歴史などにロマンを感じながらその世界観に入って楽しめるのも大きな魅力の1つだと思います。


今回はピラミッドやミイラなど謎が多いことから神秘的な題材として映画やボードゲームでもよく舞台になっているエジプトにスポットライトを当ててみました。エジプトテーマはたくさんありますが個人的にプレイしている作品をいくつか思い返しながら紹介していきます。



イムホテップ


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古代エジプトを舞台に建築士となり切り出した石材を船で5つの現場まで運びながらピラミッドやオベリスクなど建造物を作るゲーム。デザイナーはクマ牧場、スシゴーパーティなどのハーディング でイムホテップはドイツ年間ゲーム賞にもノミネートされています。



タイトルのイムホテップは映画ハムナプトラにも悪役で登場しますが、実際は神官でありつつ階段ピラミッドなどを設計して建築士としても活躍していたそう。



発売後すぐ輸入版を購入してゲーム会などで何回かプレイ済み。1時間ほどでルールも難し過ぎずしっかり遊んだ感のある中量級の作品で、現在は日本語版もあり遊びやすくなっているのでおすすめです。




イムホテップ 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2017-03-25





呪いのミイラ


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ピラミッドに入った探検隊がミイラから逃げながら財宝を獲得していくゲームですが見た目からすでに楽しそう。磁石の仕掛けが特徴で子供から大人まで人気の作品です。徳重地区会館まつりのボードゲームブースを担当した時に一度遊ばせてもらいました。それに児童館やオープン会に持ち込まれていた時もとても楽しそうに遊ばれていたのが印象的です。


呪いのミイラは残念ながら現在入手が難しいのですが、近年キョンシー版にリメイクされていてこちらもゲーム内容にしっかりハマっているしアートワークも綺麗で魅力があります。






キョンシー 日本語版
ホビーベース(HOBBY BASE)
2017-12-06





キャメルアップ

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2014年ドイツ年間ゲーム賞を獲得しているラクダのレースを予想するゲーム。30分ほどで8人まで遊べるパーティゲーム的な要素もありラクダがどんどん他のラクダコマに乗っかっていくのが特徴です。各ラクダに対応したダイスがピラミッドの中に入っていてそこから1つづつランダムに取り出せる仕掛けがあります。



個人的には一番初めに遊んだエジプトテーマ作品でこれまでに何回か遊んでます。運要素が高めなので多人数でわいわいしたい時やファミリーゲームとしてもおすすめです。のちに発売された拡張スーパーカップとカード版は未プレイなので機会があれば遊んでみたい。



キャメルアップ 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2014-08-10




キャメルアップ:スーパーカップ 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2015-08-31




キャメルアップ:カードゲーム 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2016-12-05




ラー

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有名デザイナーのライナークニツィアによる古代エジプトを舞台にした作品でパッケージやボードからも雰囲気出ています。ラーとは太陽神のことでゲームは競りによって進行しつつ文明を発展させていく。プレイしたのは一度だけですが時間もそれほどかからず木コマやイラストなどエジプト感も味わえて楽しめました。


日本語版として復刻したおかげで現在入手もしやすくなっているのでエジプトテーマが好きな方におすすめです。




ラー (Ra) 日本語版 ボードゲーム
ニューゲームズオーダー(New Games Order)





ファラオーオー


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2015年にツォッホの過去作品をファミリーゲームで有名なHABA社がリメイク。一度遊ばせてもらいましたがこれはいずれ欲しいなと思ってるエジプトゲームです。キャンプ地から砂漠を通ってピラミッド内部へ入って行きファラオの棺を目指す。途中ミイラに追われたりスカラベを手に入れたり探検ロマンが溢れていて楽しめます。写真でもあるように棒倒しでゲームが進行するので子供の小さな手の方が有利だったりして良くできてる。


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ピラミッド内部はミイラが徘徊していてドキドキでした。ファミリーゲームとしてもとてもおすすめです。



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HABA社からはキャラバンレースというラクダをオアシスに連れて行く作品もありこちらもお手軽で楽しめます。




テーベ


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古代エジプトの都市で世界遺産にも登録されているテーベでは考古学者となり知識を集めて遺跡を発掘したり、学会を開いて名声を獲得していきます。チップを引いて一喜一憂しながら進行していくのも発掘感があり楽しめます。








その他、カタンの開拓者たちの古代エジプト版もナイル川などの要素があり面白かった。







未プレイで気になっている作品もいくつかあります。

エジツィア
クレオパトラと建築士たち
ルクソール
コンコルディア 拡張エジプトマップ


ここら辺はまた機会があれば是非遊んでみたいです。



ではまた















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