カテゴリ: リプレイ記


ニュートンが届いて初プレイしてからさらに3回ほど遊べたので、ここで少しリプレイ記にまとめてみました。




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リプレイ記その1
2回目となる今回は初期に配られる偉人カードをドラフトで選択。
主役のアイザックニュートンもいたので、とりあえず獲得してみる。

個人(研究)ボードもよく見るとそれぞれ左下の基本アクションシンボルが異なり、プレイヤーカラーによっても手札の特殊効果(本の色など)が少し変わってるよう。

なので個人ボードはランダムで引き(今回はコンパス)、色は前回の青から緑へ変更してさっそくスタート。



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序盤はお互い講義アクションでカードを色々入手してみる。

相手は特殊効果が勝利点系のカードを集めて毎ラウンド10点くらい快調に得点を積み重ねていく生点がっつり作戦のよう。
他にも収入タイル点など絡めたり、発明点に研究員を複数送り込むなど得点をごり押ししていく特化もあるのかも。

こちらは本棚で得点が入り出すのは中盤あたりからになりそうなので先制され気味な前半戦。



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中盤に入りこちらも勝利点系(同色本3つにつき4点)やコピーにワープなど楽しい特殊効果を絡めて応戦しながら本棚をいそいそと埋めていく。

この辺りの特殊効果はマルコポーロの能力キャラなどを彷彿させて展開にアクセントを与えてくれる。
ちなみにプレイ感としても各ラウンド前にダイスである程度計画を立てて進めるマルコポーロに似ていると思います。


ただニュートンの場合はダイスではなくカードになっていてダイス目が効果値だったところを手札回しでコントロールすることでモンバサやロココの仕立屋みたいな要素もプラスされてる感じ。


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結果は旅もしつつ本棚の右側を中心に埋めて90点くらい。
初プレイの時に全てをバランスよくやっていくゲームではないように感じたので、今回は業績(定規)を捨ててみました。
全体の流れもわかってきたし、次回は技術にももっと手を出していきたいところ。


(ちなみに相手の前半から特殊効果点をがっつり取っていく作戦も面白いと思いましたが、やはりこのゲームはメインの本棚もきちんと絡めていかないと少し厳しそう)




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リプレイ記その2
翌日も相手から再戦希望があり今度は基本アクションシンボル歯車でプレイヤーカラーは赤で。

序盤はお互いやはり手札増やしから。
前回のブログで競争要素は少ないと書きましたが丸いボーナスタイルにしろ新たなカード入手にしても結構重要に思えてきた。



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今回は研究ボードに合わせて効果値は技術(歯車)に特化しつつ、収入タイルや特殊効果などから収入源を作りお金持ちプレイ。

ゲーム中、つい忘れがちになりやすいけれどカウンシルオブフォーみたいにサブアクションも充実してるのでお金があると融通が利いて色々できるのもポイント。



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結局、再び本棚の右半分埋めををメインにしながら全体的にも上手くかみ合ってくれたおかげで124点となかなかの高得点。

内容としては業績は相変わらず捨てつつ旅はあまりしなくても意外と特殊効果やお金と薬品でも補うことができ、後半には高めた効果値から一気に技術も仕上げることができました。



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本棚を埋める過程で貰えるボーナスがあることで、より一層本棚が強くなっている印象。
世界観的にももう少し発明の方にスポットを当てても面白そうに感じます。




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リプレイ記その3
4回目にして129点と前回に続きほぼほぼやり切れてしまう結果に。
もちろんゲーム中とても面白いし後半にどんどんかみ合っていくのは気持ちいい。

しかしながら相手とは2回とも一周以上の得点差が生まれてしまい、状況などで人によっては一度遊んでもういいとなってしまうパターンもあるゲームなのかも。

(どこのアクションを絡めた特化をしても接戦になるような遊びやすいバランスではないことで経験値の差も生まれやすそう)


個人的にはもう少し本棚が埋めきれないで終わるくらいの苦しさとままならなさが欲しい気もしてしまいましたが、まだ2人プレイしかしてないというのもあるし今後も色々試していきたいと思います。


気になるところなども思うままに書きましたがニュートン面白いです。







ニュートン
CMON
2018-11-23
















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4

今回はコインブラのデザイナーコンビとルチアーニの人気作ロレンツォを先日久しぶりに遊んだのでそのリプレイ記です。


ロレンツォは2016年エッセンで発表されてから一度初プレイさせてもらい、翌年の日本語版が出た時に購入してこれまで通算10回近くリプレイできています。
ちなみに拡張は未プレイ。



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リプレイ記
2人プレイ。
基本に慣れた頃に投入する上級ルールでは指導者カード4枚を持ってスタート。
達成すれば永続効果など得られるものの、これまでの経験上このカードにあまりとらわれても上手くいかない印象。
スムーズに絡めれるものは狙っていきたい。
(今回ドラフトはせず)



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毎ゲームごとにランダムで変えれる破門タイルにより、教会への信仰が足りないとペナルティを受けるのもこのゲームのつらいところ。

今回はゲームの流れから3回とも信仰に手間をかけてられないと判断して自分は真ん中の紫カードの破門ペナルティをもらうことに。


この辺りの苦しさはグランドオーストリアホテルからもしっかり継承してます。
ルチアーニ絡みの作品はどれも面白い。

ツォルキン 
マルコポーロの旅路
カウンシルオブフォー
グランドオーストリアホテル
ロレンツォ 

新作のニュートンもまもなく日本語版が発売するようで嬉しい。
ルチアーニがインタビューで言っていた、
「良いゲームとはプレイ中楽しい感覚を味わえるもの」
というのは大賛成。
その感覚で自分もずっと判断してました。


ちなみにここ一年で初プレイした中ではアルティプラーノテオティワカンが個人的には特にその感覚がバッチリきてます。




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ゲームの方は今回、青(人物)カードを軸に緑(領土)で資源をまかないつつ黄色(建物)をなるべく生産アクションで発動コンボして得点を稼いでいく作戦。
紫はペナルティ受けてからは捨てました。


未プレイの人には何のことかピンとこないと思いますがロレンツォは4種類の発展カードをお買い物しながら効果をコンボしたりするカード主体のゲームです。(ルチアーニは抜けましたが次作のコインブラもロレンツォぽさはあり)

そこに信仰ペナルティやお金にダイス目などのままならない苦しさ(楽しさ)が加わりついついリプレイしたくなる魅力があります。



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結果は後半にカード効果も含めて生産アクションを何回か発動できたのと、信仰マックスまで上げたおかげで126点とまずまず得点も伸びてくれました。


最近のロレンツォでのマイブームは黄色で上手くカードコンボさせることですが、内容はまだまだといったところ。
だからこそまた遊びたくなります。


ちなみに指導者カードは今回1枚のみ達成して、あとは破棄して信仰ポイントに変えてます。
勝利点でも付いていればもう少し達成にも力を入れるとこですが、せっかく達成してもすでに後半とか微妙な時もあるのでその罠には注意してました。


今回もしっかり楽しめてよかった。




















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アルティプラーノは日本語版が届いてから連日のようにリプレイして楽しめているので少しまとめてみました。

前作オルレアンと比べても使用したチップは一度コンテナを経由してから袋に戻したりと色々と工夫されているところも好感触。
もちろん作品の好みはそれぞれですが。



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リプレイ記その1
通算では7回目。
相手はまだ2回目ということで試しに目標カードなしでスタート。
ランダムで配られた役割タイルは今回木こりだったので、木で作るボートや同じ森アクションのカカオがとりあえず相性良さそう。
ただカカオはある意味みんな欲しがり被りやすい資源でもあるし展開次第で進めていきたい。



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アルティプラーノには7種類の地形があり、自分のコマを移動させてアクションしていく流れ。



それぞれの地形から獲得できるのはこちら。
①農場→アルパカ、毛糸、織物
②鉱山→石、鉱石、銀
③森→木、カカオ
④港→魚、ボートカード
⑤道路→とうもろこし、(道路を作る)
⑥村落→荷車キューブ、家カード、(倉庫)
⑦市場→ガラス、注文カード、特技タイル



そして中央には市場アクションにてお金で買える特技タイルが並ぶ。
オルレアンで言うところの施設タイルのようなもので自分だけのアクションマスになり、このタイルをめぐる買い物もより楽しくなってます。



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結果はなんとか勝利こそできたものの、カカオ系の生産タイルは先取りされたり倉庫もスカスカで得点はあまり伸びず。
それでもお互いゲーム中は相当楽しめていて、感想戦も色々アルパカについて盛り上がりました。




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リプレイ記その2
翌日も2人プレイ。
目標カード入り、役割タイルは後手番プレイヤーから好きなのを選択。
相手は作戦を練ってきたようで鉱夫、自分はまだ使ったことなく気になっていた漁師。

とりあえず魚は手に入るので市場で港アクション用の交易(特技)タイルを買って絡めていきたい。
しかしそれにはお金もかかるので銀を入手したいなどやりたいこともたくさんですが、ここら辺を計画していくのも遊んでて楽しい。
ちなみに銀を採掘するにはまず鉱石がいります。

そんな中、相手の鉱夫は序盤から特性を遺憾なく発揮して銀を簡単に手に入れ市場での金満プレイを始める。
カカオ系タイルを中心に良さげな特技タイルを4金5金でもがしがし買われてしまう。

このゲーム、最後にお金は勝利点にならないのでお金でアクションできるタイルも用意しておくと便利かも。
結局カカオもガラスもほぼ全てコンプリートする作戦だったようで見事に遂行していました。


なのでこちらもなるべく1つの地形で効率よくたくさんアクションできるようにして対抗してみることに。



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結果はこれまでで一番倉庫も埋めることに成功して、171点まで得点も伸びてくれました。

終了トリガーのあるゲームだし2人プレイではカードもたくさん獲得できるので、単純に得点比較はできないものの以前の自分より高得点を出せて嬉しい。


ちなみに食料は今回3個でやりくり。
食料はとても必要なゲームですが唯一倉庫に保管など(圧縮)できず、いくつ獲得していくか状況に合わせた適切なバランスを見極めるのもポイントかと思います。



アルティプラーノ熱はまだまだ我が家では冷めなさそうです。








アルティプラーノ 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2018-11-15




プフィスターの要素てんこ盛り作品モンバサを週末久しぶりに遊びました。
通算では10回近くリプレイできてますが2人は初かも。

ランダムで会社トラックをセットしてさっそくスタート。



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ロココの仕立屋にも少し似ている手札管理やマルコポーロの契約みたいな帳簿の達成。
盤面にはワーカープレイスメントに陣取りもありと初めて遊んだ時は色々な作品も頭をよぎりました。
ただこれだけたくさんの要素なのにゲームはシンプルに進行できて遊びやすくまとまっているのがいいです。
その後のグレートウエスタントレイルでもその見事な手腕は健在に感じました。

ちなみにグレートウエスタントレイルは発売当時に周りも結構持っていたのもあり、うっかり放出。
(再販されるようなので拡張と共に購入しなおさねば…)


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モンバサはアフリカ大陸を舞台に投資家となり、変動する4つの会社の価値を見極めつつ株などで資産を高めていくゲーム。
ダイヤモンド鉱山もあり。

サンルイは地形的になのかいつももうひとつな気がするので今回もあまり手を出さずカイロあたりに力を入れてみる。
相手はケープタウンの会社株を伸ばしているのでこちらもなるべく乗っかりたいところ。


今回は2人プレイということもあってかダイヤモンドや帳簿、カード購入なども結構バランスよく進行できました。



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会社トラックの効果で他のトラックを進めることができるようなり後半もなかなか順調。
お金で買える便利タイルもあるけれどお金はゲーム中にも結構いるし最後は勝利点になるので使い方もポイントになります。



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結果はカイロの会社トラックをマックスまで上げれたおかげもあり最終決算してみると180点くらい。

4人プレイの時みたいな最終ラウンドのヒリヒリ感はなかったものの、2人モンバサもまったりと楽しめてなかなかよかった。



とはいえ個人的にはグレートウエスタントレイルの方がより好みなので再販が待ち遠しいです。




ブラスは2007年に発表されたマーティンワレス作品で、今年アートワークも新たにしたランカシャー版(黒ブラス)と新要素を加えたバーミンガム版(白ブラス)が発売されています。

バーミンガムの方は初プレイしてから短いスパンでさらに2回遊べているので、今回リプレイ記にまとめてみました。



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まずは個人的に感じたゲーム中に忘れやすかったりルールミスしてしまいそうな箇所をいくつか参考までに。


1.窯元(製陶所)タイルLv.1は鉄道時代に建設できる。
2.市場の石炭は貿易都市と繋がってない時は使用できない。


その他にもブラスは忘れやすく細かい制約が多いので、ボードゲームに慣れてない人や初見の人とプレイするのは質問が多くなりがちで大変そうな印象。

ただ新要素のビールが絡むとはいえ売却周りはむしろランカシャーよりバーミンガムの方が多少スッキリと遊びやすい感触もあり。
全体的なプレイ感でいうと自分はランカシャーと比べてそれほど大きな変化は感じませんでした。



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リプレイ記その1
前日に続いてバーミンガム2回目。
なんだかんだで初プレイとそれほど変わらないことをしていて相変わらず徳利(窯元)建設へ。

そして2つの鉄道をいっぺんに置けるアクションも効率よく感じたので、早めにバーミンガム周りの線路(輸送路)を連続確保。
一応、運河時代にある程度の下準備をしておいたので上手くいきました。



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結果的にはこれが功を奏し初プレイの140点より得点も伸びて今回は190点。(2人プレイ)
このゲーム、リンクタイル(船、鉄道)点もなかなか大きい。

建物(産業)タイルを配置していくことによっても鉄道点を伸ばす拠点を作れますが、やはりバーミンガム周りは便利に感じます。




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リプレイ記その2
後日、平日夜にまったり3戦目。
ゲームもわかってきて序盤はお互いほぼ同じ展開で進みやや単調さも感じる。
もちろん他の作戦がないわけではないし、2人プレイということもあるのかも。
今回は今までより早い段階から醸造所を積極的に作りビールをしっかり絡めたプレイを目指す。



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それでも結局、窯元を建てきり早めにバーミンガム周りを中心に鉄道も伸ばしてと前回と大体同じ内容。
ビールを頑張った分210点フィニッシュと得点はなかなかいい感じでしたが、相手や展開次第なところもあるので接戦の時はここまで伸びなさそう。


気になる点としてダウンタイムの長さはそれなりにあるので3,4人プレイを想像するとちょっと腰が引ける。
(初手番から後手番の時は2アクションづつを2巡待つハメになる)

かといってブラスの2人戦はしばらくいいかなというのが正直なところ。


決してつまらないわけではないですが個人的な好みとしては、もう少し洗練さを感じる近年めの作品の方が自分には合うみたいです。
(ちなみに好きな作品は2012年以降が多い)


とはいえブラス新版バーミンガムは産業革命期の世界観も素晴らしく、石炭やビールを輸送路で繋いで運搬するところなど面白くしっかり楽しめました。


遊べてよかったです。














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